パジコ『陶器風アクセサリーキット』で作る簡単ブローチ

1.キット内容

今回使用するのはこちら

箱にはキットに入っているものが書かれています。

中をあけるとひとつひとつ袋に入った状態で、以下のものが入っていました。（袋から出して撮影しています。）

・石塑粘土『LaDoll(ラ・ドール)プレミックス』

・水性ニス

・粘土ベラ

・のし棒

・紙やすり

・ブローチピン

・ピアス金具

・クリアファイル

・レシピ本

基本の材料が揃っていて、ブローチピンやピアス金具までついています。

2.その他の道具・材料

今回は、付属のキットに追加して、以下の道具や材料を用意しました。
作品によっては使用しないものもあります。

・アクリル絵の具

・筆

・紙コップまたは筆洗など

・彫刻等

・割りばし

・はさみ

・竹串

・油性ペン

・ボンド

※開封した粘土を保管する場合…

・ラップ

・チャック付きポリ袋

開封したものが一度に使い切れなかった場合は、ラップでしっかりと包み、チャック付きポリ袋に入れて保管してください。

3.作り方

まず、付属の粘土を開封してみました。120gの粘土が付属されており、思った以上にたっぷり！だいたいの大きさはメモリを参考にしてください。

レシピ本には可愛いデザイン画がたっぷり掲載されています。今回は、このデザイン集を参考にした作品と、オリジナルの作品を付属の粘土で作れる限り作ってみました。

まず、付属のクリアファイルをお好みの絵の上にのせ、輪郭を油性ペンでなぞります。今回は、イメージを掴むために中のイラストも書いていますが、周囲のみでOKです！

オリジナルのイラストやフリーイラストなども同じ要領で輪郭をなぞってください。なぞれたら、クリアファイルをその形に添ってカットしておきます。

粘土を薄く伸ばします。厚みを均一にしたい場合は、粘土の両端に割りばしをおき、のし棒で薄く伸ばしてください。

カットしたクリアファイルをのせ、ヘラや竹串、カッターなどを使って周囲をカットします。

水をつけた指先を使い、周囲を整えます。

型がとれました。

この作品の模様は、乾燥→着色してから彫刻刀で彫るので、このままの状態で乾燥させてください。

同じ要領で他の作品も型どりし、乾燥前に模様をつけたいものは、ヘラや竹串を使って模様を彫っておきます。

自由に捏ねて形をつくるのもおすすめです。

今回キット付属の粘土で、これだけの作品を作ることが出来ました。

成形できたら、表裏ひっくり返しながら、1～3日乾燥させます。

乾燥したら、やすりで整えます。細かなところは棒やすり、表面など広い部分は付属の紙やすりを使いました。紙やすりを使う場合は、粗目→中目→細目の順に使うと、なめらかに仕上がります。

魚型の作品は、着色後に彫刻刀で模様を削りたいので、先に色を付けます。
アクリル絵の具を使いました。

横もしっかり塗っておきます。

絵の具が乾いたら彫刻刀で模様を彫ります。

彫れたら、ニスを塗り、乾燥させます。

ニスがしっかり乾いたら、お好みでブローチピンなどをボンドでつけて、完成です。

他の作品も同じようで色を付けたり、作品によっては模様を彫ったりしました。

キット付属の粘土だけで、こんなにたくさん作品を作ることが出来ました。

アクセサリーにしたり、マグネットにしたり、ブローチにしたり、どんなものに加工しようか考える時間もとっても楽しかったです。

4.まとめ

ついているレシピ本のおかげで、基本から学び、作品作りを楽しむことが出来ました。とてもわかりやすく解説されているので、はじめての方にも安心です。陶器風にみせるためのコツものっているので、簡単にアレンジすることができます。

また、粘土が軽いので、ブローチやアクセサリーにしても重みを感じず付け心地も抜群です。基本的な道具も揃っているので、次からは粘土を買い足せばOK！これから、粘土制作をはじめてみたい方や陶器風の作品を作ってみたい方にもおすすめのキットです。