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スプリットステッチのストライプかごバッグの作り方
2021年06月27日

スプリットステッチのストライプかごバッグの作り方

夏のバッグが欲しくて検索してみたら、近年の流行りなのでしょうか、天然素材で編んだかごのようなものが目に付きました。 

 

かごバッグといえば通気性のよい網袋や口の広いフレンチバスケットなど、ファーマーズマーケットやピクニックに持って行くような大きくて素朴なデザインのものを思い浮かべますが、検索に出てくるのは小さめでややカッチリとしたおしゃれバッグばかり。でも中にはシンプルで私の世代でも使えそうなものもあり、見ていたら欲しくなってしまいました。 

 

しかし、実際どれを買おうかなと詳細を読んでみると、これだ!と思えるものはなかなか見つかりません。形や素材、サイズが気に入っても、ボディにどーんとブランドのロゴが入っていたり、パーツが派手だったり、ハンドルが短すぎたり長すぎたり。 

 

ふと魔が差して、「how to make」を入れて検索し直してみると…出てくる出てくる、かごバッグの作り方!さすがハンドメイド女子のみなさま、欲しいものは自分で作る!さっそく私もコットンラフィアをオーダーして、はじめてのかごバッグ作りに挑戦いたしました。はじめてとは言え、かぎ針を使って編むので作業自体はおなじみです。細編みさえできればどなたでも作れます。 

 

理想の色、形、サイズ、底の広さ、そしてハンドルの長さで夏のバッグを作りましょう。 

編む、縫う、刺す、切る、貼る…ハンドメイドはどのジャンルも子どもの頃から大好きで、海外に移住した現在も身近な素材と簡単な方法を用いた手作りのある生活を楽しんでいます。長らくペーパークラフト一辺倒だったので、ただ今少しずつリハビリ中。毛糸や布に囲まれる暮らしの心地よさを改めて満喫しています。

1.材料と道具

bag supplies

・コットンラフィア(ストライプにする場合は2色)
・バッグ用底板
・バッグ用ハンドル
・かぎ針
・はさみ
・とじ針

2.作り方

コットンラフィアで10cmほどくさり編みをします。

bag 02

バッグの底板に沿わせ、ひとつの穴に作り目をいくつずつ入れるかを決めます。私の場合、それぞれの穴に2つずつ編み目を入れるとちょうど良さそうです。ひとつずつ、2つずつ、3つずつ、またはひとつおきに入れる目数を変えるなど、コットンラフィアの太さや穴の間隔によってちょうどよい数を割り出すと良いでしょう。

bag 03

底鋲が付いているタイプなら、反対側からコットンラフィアを通して…

bag 04

結びます。

bag 05

結んだ糸先を進行方向に向けて、底板といっしょに押さえます。

bag 06

底板の下(底鋲のある方)からかぎ針を入れて時計と反対周りに糸をぐるりとかけて…

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底板の穴から引き出します。

bag 08

引き出したループをぐっと持ち上げ、底板の側面の高さまで引き出します。

bag 09

もういちど糸を時計と反対周りにぐるりとかけて…

bag 10

かぎ針に掛かっているループから引き出します。ここから細編みとして数えます。

bag 11

同じ穴に、細編みを2つ入れます。

bag 12

ひとつの穴に、2つの編み目が入りました。

bag 13

隣の穴にも2つ細編みを入れます。

bag 14

細編みが合計4つ入ったところです。

bag 15

進行方向に倒して押さえていた糸端が細編みの中に包まれていくので、処理の手間が省けます。

bag 16

ぐるりと1周、それぞれの穴に2つずつ細編みをします。私の底板は60穴で、それぞれに2つずつ細編みを入れるので、合計120目になります。

bag 17

スタート地点に戻ったら…

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最初の細編みの頭にかぎ針を入れて…

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糸をかけて…

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かぎ針にかかっている3つすべてのループから一気に引き出します(引き抜き編み)。

bag 21

ここから1段めを編みます。

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引き抜き編みをした編み目に、ひとつめの細編みを入れます。

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戻ってきたときに混乱しないよう、あればステッチマーカーでしるしを付けます(なければ毛糸などを挟んでもOK)。

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120目編んでスタート地点に戻ってきたら…

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引き抜き編みの目を飛ばして…

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ステッチマーカーをつけたひとつ目の細編みに引き抜き編みをしてつなげます。

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ここから2段めを編みます。

bag 31

細編みで仕上げても良いですが、ここではスプリットステッチ(split stitch)という方法を使います。普通の細編みの場合は、かぎ針の頭を差し込むのは矢印のところ。

bag 32 sc

スプリットステッチの場合は、矢印のところに差し込みます。スプリットとは、縦に割る、縦に裂く、という意味。ニュアンスが伝わる名称ですね。

bag 32 ss

最初はここです。

bag 35 arrow

1段めは、かなりきついかも。どうしても入らないようなら、ひとつ下の号数のかぎ針に持ち替えても良いと思います。

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かぎ針を差し込む目の位置が違うだけで、編み方自体は細編みと一緒です。時計と反対周りに糸をぐるりとかけて引き出し…

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もう一度ぐるりと糸をかけてループから一気に引き出します。

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ステッチマーカーでしるしをつけて…

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スプリットステッチで編み進めます。

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迷ったときに数えやすいよう、30目ずつ4カ所にステッチマーカーをつけました。

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ぐるりと1周したら…

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最初の目に引き抜き編みをしてつなげます。ストライプにする場合は…

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ここで次の糸を引き入れます。最初の糸(ブラック)は、切らずにそのままにしておきます。

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3段めからは、メリヤス編みのような「V」の形になっているのがよく分かります。かぎ針の頭を差し込むのは、「V」の谷の部分です。

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2色めの糸端は、進行方向に倒して巻き込みます。

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「V」の字がかなり顕著になっています。メリヤス編みによく似ているため、ニットステッチ(knit stitch)という別名もあります。

bag 48 b

1周して戻ってきたら…

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次の段も同じ色でスプリットステッチをします。

bag 50

2色めで2段編んだら…

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最初の色(ブラック)を引き戻します。切っていないので、そのまま続けられます。

bag 52

ここまでくると、かぎ針を入れる位置への迷いは消えていると思います。メリヤス編みのような「V」字を縦に割るように差し込みます。

bag 53

ストライプにする場合は、2段ずつ(またはお好きな幅)編んで色を変えます。

bag 54

好みの高さになるまで気長に編みます。スプリットステッチはあまり高さが出ないので、進行がスローに感じるかもしれません。また、素材によっては編みにくく、毛糸のようにスイスイとは行かないこともあるかもしれません。私が購入したコットンラフィアは、ブラウンの方はしなやかで編みやすかったのですが、ブラックはコーティングがしっかりされているためかバリッと硬く、苦戦しました。手を傷めないよう休み休み編んだので、実は何日もかかってしまいました。

bag 55

ようやく希望のサイズに到達!

bag 56

ある程度の長さを残してカットして…

bag 57

とじ針で糸端を処理します。

bag 58

ハンドルをつける位置を決めます。定規で測っても、目数を数えても、どちらでも良いでしょう。

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位置を決めたらしるしをつけます。

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ハンドルはちょっぴり角度をつけて、付け根が「ハ」の字になるように接続すると、腕や肩にかけたときに自然に下がります。

bag 61

とじ針で縫いつけます。ランニングステッチをしました。内側から針を入れ、端から2つめの穴から針先を出し…

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完全に引き出したらひとつ目の穴に刺します。

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ひとつ空けて3つめの穴から針先を出して…

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端から2つめの穴に刺します。

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これを繰り返し、最後まで縫いつけます。

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4カ所縫いつけ、両方のハンドルを付けたら念願のかごバッグの完成です。

bag 67

3.まとめ

夏のバッグ作りに初挑戦!スプリットステッチという、棒針のメリヤス編みのような編地になる方法でかぎ針バッグを作りました。最初はちょっと混乱するかもしれませんが、かぎ針の頭を差し入れる位置にさえ慣れれば細編みと一緒です。

コットンラフィアにはウールやアクリルの毛糸以上に個体差がありそうです。同じメーカーの2色を買ったものの、ブラックの方はコーティングがしっかり効いているからか、バリバリとした手触りで硬く、大変編みにくい素材でした。

私のように苦戦を強いられる素材に出会ってしまった場合は、腱鞘炎など起こさないよう、くれぐれも休憩を入れて気長に取り組んでみてください。希望と好みの詰まったバッグの出来栄えに、疲労も報われることでしょう。

marikobrown

編む、縫う、刺す、切る、貼る…ハンドメイドはどのジャンルも子どもの頃から大好きで、海外に移住した現在も身近な素材と簡単な方法を用いた手作りのある生活を楽しんでいます。長らくペーパークラフト一辺倒だったので、ただ今少しずつリハビリ中。毛糸や布に囲まれる暮らしの心地よさを改めて満喫しています。

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