目次
- 1.材料と道具
- 2.作り方
- 3.まとめ
本来の目的以外にもヘアゴムや缶バッチのボディとしていろんなアレンジができるくるみボタンキット。100円均一のお店でも簡単に手に入るこのくるみボタンを、可愛い女の子のモチーフにしてみました。
肌に見立てる生地や髪の毛の色を自由に選んで組み合わせ、いろんな雰囲気の女の子を作ることができます。「どんな子にしましょうか?やんちゃな子?おしとやかな子?」とお子さんと相談しながら一緒に作ってみるのも楽しそうですね。
縫い付けるだけなので、初心者さんでもチャレンジしやすいレシピです。お読みになりながら「どんな女の子にしようかな?」と構想が始まるかもしれません。
詳しい作り方をご紹介いたします。
・くるみボタンキット 22mm
・生地(お肌の色になります)
・キルト芯又はフェルト
・羊毛フェルト(髪の毛に使います)
・お好みでビーズやスパンコール
・刺繍糸
・縫い針、糸
くるみボタンキットに付属している型紙で型を取ります。
キルト芯はくるみボタンのサイズに型を取ります。
型を取ったらカットします。
生地とくるみボタンの間にキルト芯を挟みます。
くるみボタンキットのカップにはめ込みます。
底部品を入れて均等に力を入れながら押します。
ベースとなるくるみボタンの本体が完成しました。
くるみボタンの下半分にお顔を下書きします。上半分は髪の毛の部分になりますので、ブランクにしておきます。お顔のデザインはお好みで描きましょう。
目となる部分にビーズを縫い付けます。ノットなどの刺繍でも、またはペンで描くだけでもよいでしょう。いずれの方法でも可愛くなります。
髪の毛で隠れますので、玉止めはくるみボタンの上半分の位置であれば見えていても構いません。
ビーズでお目々、刺繍糸でお口を刺繍しました。
羊毛フェルトを少しだけ取ります。人差し指の第一関節ぐらいあれば十分です。
くるみボタンの上半分の位置に、バランスを見ながら針で整え縫い付けます。
お団子は、羊毛フェルトを丸くして上に乗せて縫い付けます。
バランスを整えます。
お好みでビーズやスパンコールを付け、ヘアアクセサリーに見立てましょう。
玉止めは、羊毛フェルトの中に隠します。
色鉛筆でチークを付けます。ぐっと可愛いくなりますよ。
お好みで必要なパーツを付け足し、ゴムやクリップなどのヘアアクセサリーに仕上げます。マグネットにするのもいいですね。
キッズにも喜ばれました。
手芸店でも比較的安価で、今では100円ショップでも大入りのものが気軽に買えるくるみボタンキット。衣類の合わせ目に縫い付ける本来の目的にはオーバーサイズと思える、大判のくるみボタンキットも目立ちます。
ハンドメイド好きさんたちにとっては、端切れの活用や刺繍、パンチニードル、刺し子などの小さなサンプル作品にちょうどいいキャンバスサイズなのがこの大判タイプ。これをベースにヘアアクセサリー、ブローチ、ウッドクリップのワンポイントなど、さまざまなアレンジが楽しまれている様子です。
ここでは、ビーズ刺繍(目)、フランス刺繍(口)、そして羊毛フェルト(髪)を組み合わせた女の子のお顔の作り方をご紹介いたしました。お顔は手書きをするので、2つと同じものは作れないのも面白さのひとつでしょうか。
色白のしっとり美人にしようか、それともこんがり小麦色に日焼けしたアウトドア派の元気な女の子にしようか。黒髪でキリッとさせようか、栗毛でほんわか系にしようか、それとも赤毛もいいかしら?想像しながらお友だちをたくさん増やすのも楽しいですね。
お家に眠っているくるみボタンがあれば、是非チャレンジしてみてはいかがでしょうか。お子さんとの共同作業にもぴったりです。きっと会話が弾みます!