型紙要らずのフェルトのフリンジフラワーの作り方

１．材料と道具

・フェルト（小は約5x12cm、大は約6.5x24cmですが、お好みで）
・はさみ
・グルーガンまたはボンド
・あればピンセット

２．作り方

フェルトの長い辺の片方の端っこにグルーを付けます。

2つに折って切り口を揃え、貼り合わせます。

ホットグルーは乾くとくっつきにくくなるので私は3回に分けましたが、慣れたら一気に接着してもOK。

最後まで貼り付けて、しっかり押さえます。

グルーガンを使った場合はすぐに次の作業に入ることができますが、ボンドの場合はクリップで挟むか何か重いものを乗せるかしてお待ちになった方が良いかもしれません。
　
グルーがくっついたら、輪の方をハサミでカットしてフリンジ状にしていきます。

端から端までカットします。

カットの入っていない方の端っこにグルーをつけて…

巻いていきます。

この時、ピンセットなどがあると作業がしやすくなります。
熱いグルーによる火傷も防げます。

少しずつグルーをつけてさらに巻いていきます。

ぐるぐる、ぐるぐる…

最後はしっかりめに接着して巻き終えます。

フェルトのお花ができました！

そのままでも、花びらを開いて形をお好きな整えてもよいでしょう。

カットを入れる深さとフリンジの幅によって、まったく同じ寸法のフェルトから違った表情のお花ができます。

どれがお好みでしょうか？　

ヘアクリップにする場合は、グルーをつけて…

接着します。

フェルトのお花のヘアクリップ、完成！

ヘアゴムやブローチにしたい場は、底の直径を測ります。

フェルトを底と同じサイズの丸型にカットします。

ふたのように接着すれば、ブローチなどのベースになります。

ゴムをつける場合は、たっぷりとグルーをつけて…

ふたとの間にゴムを挟み込む形で接着します。

完成！
大人の低めのポニーテールによく合うシックなヘアアクセサリーになりました。

３．まとめ

テンプレートのクラフトダイどころか型紙のトレースの必要もなく、文字通り目分量で作っても可愛くできるのがフリンジフラワー。
同じ寸法の素材でも、カットの深さやフリンジの幅によって雰囲気が変わるところも魅力です。

今回作ったものは、ブローチにして毛糸で編んだカゴのアクセントにしました。
夏の麦わら帽子につけても可愛いかも！
小さく作ったものは、カードのメインモチーフやスクラップブッキングのエンベリッシュメントなどにするとペーパープロジェクトに奥行きとテクスチャが加わります。

とにかく簡単！
ぜひトライしてみてください。