作品レシピ
2024年08月10日

ファッション先取り!秋冬の定番!オトナ女子が着けたくなる、レジンのべっ甲デザインのアクセサリー

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まだまだ猛暑は続くけれど、ファッションは先取りしたい!そんな思いから、秋冬に身に着けたくなるべっ甲デザインのレジンアクセサリーを作ってみました。こっくりとした色味のべっ甲柄、ハートモチーフ、そしてゴールドとパールのアクセント。私たちの好きなものを組み合わせたら、オトナ女子向けのキーホルダーとチャームに仕上がりました。 

 

暗くて重い印象になってしまうというべっ甲レジンにありがちな失敗を回避すべく、層を増やしながら完成させる方法を用いています。軽やかな透明感を損なわないように仕上げる重要ポイントは、クリアな部分を作ること!べっ甲の奥行きをより豊かに表現するための方法もお伝えいたします。 

 

秋の装いが楽しめる涼しい季節が待ち遠しくなる、べっ甲デザインのレジンアクセサリーの作り方です。 

ジャンル:
レジンレジン

目次

  1. 1.材料と道具
  2. 2.作り方
  3. 3.まとめ

1.材料と道具

・作家のためのレジン

・作家のためのレジン ぷっくりタイプ

・ハート型のモールド(パーツクラブ)

・調色パレット

・作家のためのレジン 着色剤(オレンジ、ブラウン、ブラック)

・竹串

・エンボスヒーター

・英字シール

・ピンセット、平ヤットコ、丸ヤットコ(アクセサリー工具セット)

・クリアファイル

・耐震マット

・ヤスリ

・ピンバイス

・ヒートン

・コーティング液

・クリップ

・洗濯ばさみ

・パール

・ブリオン

・Tピン

・丸カン

・カニカン

・ゴールドビーズ

・鈴丸ビーズ

・キーホルダーパーツ

・UV-LEDライト

2.作り方

ハートのデザインのシリコンモールドで本体を作ります。

heart 01

作家のためのレジンを使います。

heart 02

調色パレットを3つ用意し、それぞれにレジン液を流し入れます。

heart 03

作家のためのレジンの着色剤で色を付けます。

heart 04

パレットのレジン液にお好みの量のオレンジ、ブラウン、そしてブラックの着色剤を加えます。

heart 05

調色スティックまたは竹串などでよく混ぜます。

heart 06

必要あればエンボスヒーターで気泡を飛ばします(やり方はこちら)。

heart 07

左下の大きなハートにはモールドいっぱいまで、左中央のハートには少量の透明レジン液を流し入れます。

heart 08

レジンを左右に竹串で伸ばします。

heart 09

表側を下に向けて英字シールを乗せ、硬化します。

heart 10

モールドいっぱいになるようにレジンを流し入れたら硬化します。

heart 11

モールドから取り出します。

heart 12

透明のハートにゴールドの英字の入った本体パーツができました。

heart 13

膨らみのある表側を下に向けて耐震マットに固定します。

heart 15

上を向いている平らな面に一番明るいべっ甲カラーのレジン液をランダムに乗せます。

heart 16

次に中間のべっ甲カラーのレジン液をランダムに乗せます。

heart 17

最後に一番濃いべっ甲カラーのレジン液をランダムに乗せ、軽く竹串で混ぜたら硬化します。

heart 18

2層目を作ります。まず、べっ甲カラーの中間色のレジン液をランダムに乗せます。

heart 19

さらに一番濃いべっ甲カラーを重ね、軽く混ぜて硬化します。

heart 20

ヤスリでバリを削り整えます。

heart 21

ハートのパーツの上下を返し、クリア部分を上にして耐震マットに固定します。

heart 22

英字シールを貼ります。

heart 23

作家のためのレジン ぷっくりタイプを使います。

heart 24

ぷっくり盛ります。

heart 25

竹串で全体に行き渡らせたら硬化します。

heart 26

ピンバイスで穴を開けます。

heart 27

穴にレジンを付けます。

heart 28

竹串で穴にレジンを馴染ませます。

heart 29

ヒートンを挿し込みます。

heart 30

ヒートンの根元にレジンを絡めて硬化し、がっちりと固めます。

heart 31

パールやブリオンで飾ります。パーツの表側を上に向けて耐震マットに乗せて固定します。少量のレジンを付けたパールやブリオンを配置します。

heart 32

パールやブリオンをバランスよく乗せたら硬化します。

heart 33

仕上げのコーティングをします。

heart 34

全体にまんべんなくコーティング液を塗り、硬化します。

heart 35

キーホルダーパーツに繋げれば(丸カンの付け方はこちら)完成です。

heart 36

3.まとめ

レジンで作るべっ甲模様のアクセサリーは、品の良さと大人可愛さが特徴の人気デザイン。作るのも身に着けるのも楽しい、みんな大好きなレジンテクニックです。年中活躍の場のあるべっ甲ですが、そのこっくりとした色味から特に秋の装いに合わせやすいデザインと言えるでしょう。

そんなレジンのべっ甲には、作る上での失敗例がいくつかあります。中でもよく見かけるのが、印象の重いべっ甲パーツ。着色レジン液が必要以上に濃くなってしまい、コントラストと程よい軽さが損なわれてしまうのです。

今回はそんな失敗が回避できる方法を用いたべっ甲レジンの作り方をお伝えいたしました。重くて暗いべっ甲柄にならないようにするために大切なのは、クリアな部分を多めに作ること。モールドを着色レジンだけで埋めるのではなく、本体はあくまでも透明レジンで形成してべっ甲カラーを重ねるのです。

先に作ったクリアのハートパーツの裏側にべっ甲模様を入れる感覚で層を増やせば、必然的に透明感のある軽やかな仕上がりに。透明パーツから透けて見えるべっ甲柄は、大変美しいものです。2層にするので、べっ甲の奥行き感も抜群です。

それだけでも十分秋のアクセサリーとして映えるべっ甲ですが、今回は英字シール、パール、そしてブリオンも加えました。深みのあるべっ甲カラーは、ゴールドやパールとの相性がとても良いのです。上品さと大人っぽさもプラスされます。

まだまだ暑い日が続きますが、ファッションは先取りしたいもの。涼しい季節になったらすぐに秋物が楽しめるよう、今からべっ甲レジンの練習なんていうのもいいかもしれませんね。ハート形のべっ甲チャームはぜひお試しいただきたいレシピです。

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