目次
- 1.材料・道具
- 2.作り方
- 3.まとめ
- 4.参考になる投稿
流行し始めてから、年齢層問わず人気の続くレジン。一年を通していろんな楽しみ方ができるので、私も飽きずに楽しんでいます。中でも、これから秋~冬に向けておすすめなのが、レジンを着色して作る『べっ甲柄(色)』の作品です。
この『べっ甲』、「タイマイ」というウミガメの甲羅がモチーフになっており、装飾品によく使われています。落ち着いた半透明の黄色~茶色が、秋冬のファッションに合わせやすく、これからの季節よく見かけるようにもなるのではないでしょうか。
レジンで作るには難しそうにも感じますが、いろんな柄があるからこそ、思い思いに作ることができる作品のひとつです。今回使う色は、たった3色。ちょっとしたコツをつかめば、本当に簡単に作ることができますよ。
・UV/LEDレジン液
・紙コップ(今回は紙コップを使用しましたが、調色カップやビニール上でもOK)
・調色シリコンスティック(割りばしやマドラーで代用可能)
・シリコンモールド
・レジン用着色料『ブラック』『ブラウン』『イエロー』
・ブローチピン(お好みのアイテムに加工してください)
・UV/LEDライト
レジン液に色を付けていきます。
今回は、レジン液と着色料を混ぜるために紙コップを使用しました。
長さが使いにくい場合は、紙コップをカットして使用してください。
今回は『ブラック』『ブラウン』『イエロー』の3色を用意しました。
そのまま一色ずつ色を作っても良いですが、今回は
・イエローのみ
・イエロー+ブラウン
・ブラウン+ブラック
の色をそれぞれレジン液に混ぜて色を作ります。
レジン液とそれぞれの色をよく混ぜます。
気泡が出来たら、竹串等ですくいあげるか、エンボスヒーターをあてて取り除いてください。
お好みのモールドに、それぞれの色を少しずつ流していきます。
まず、1色目。
まだ、ここでは硬化しないでください。
ほとんどのモールドは、底側が表面になります。
そのため、底面に薄い色を多めに入れていきます。
濃い色を最初にたくさん入れてしまうと、薄い色が見えなくなるためです。
2色目、3色目とどんどんランダムに色を入れていきます。
型の3分の1くらいのところで一度止め、モールドを傾けてゆっくり動かし、色がほんの少し混じるようにします。
竹串で軽く回すように混ぜてもOK。色を混ぜすぎないようにしてください。
ここで一度UVライトにあてて硬化します。
ライトから出したら、モールドの3分の2くらいまで同じ工程を繰り返します。
ここでもう一度硬化します。
最後も同じように3色ランダムに入れていきますが、ここは濃い色の割合が多くなるイメージで入れていきます。
(表面は薄い色の割合が多めになるように、裏面は濃い色の割合が多めになるように、色を入れていきます。)
同じように軽く傾けながらモールドを回して、色が少し混じるようにします。
UVライトにあてて、しっかり硬化します。
上下返して、モールドの底側にもしっかりライトをあててください。
1~2分置いて、モールドが冷めたら型からはずします。
簡単にべっ甲風のパーツが完成しました。
今回は、ブローチに加工します。
できたパーツ裏にレジン液を流し、ブローチピンをのせます。
硬化したら完成です。
色の割合を変えるだけで、べっ甲のイメージもかわるので、お好みの割合を見つけてみてください。
今回は、べっ甲風柄の基本的な作り方をご紹介していますが、色の割合や濃さなどはお好みで調節してみてください。もちろん、型も自由に選んで、思い思いに楽しむことができます。型から出したとき、理想のべっ甲柄に仕上がっているととてもテンションが上がりますよ。
べっ甲は、ゴールドとの相性もとても良いので、金箔を埋めたり、ゴールドのチャームやアクセサリーパーツとつなげても良いですね。今回は、わかりやすく大きめのモールドを使用し、ブローチに加工していますが、ヘアアクセサリーやキーホルダー、小さめのモールドでイヤリングやピアス等、アクセサリーにもおすすめです。これから、秋冬に向けて、ぜひ挑戦してみてください。