目次
- 1.材料・道具
- 2.作り方
- 3.まとめ
- 4.参考になる投稿
ちっちゃくて可愛いミニチュアフード。見ているだけでもワクワクします。小さくて、作るのが難しそうなイメージもありますが、思った以上に簡単にできる作品も多く、作っていくととどんどんその世界観に引き込まれていきますよ。
中でもパンや卵料理などが初めての方にも作りやすい印象ですが、今回ご紹介する「おにぎり」もコツさえつかめば簡単にリアルなものを作ることができます。ちょっぴり手間と根気も必要ですが、出来上がったときの感動はその苦労に勝ること間違いなし!ぜひ、挑戦してほしいミニチュアフードのひとつです。今回は、梅干しと海苔の2種類をご紹介します。
・アクリル絵の具
・ボンド
・クッキングシート
・筆
・歯ブラシ
・ウッドクリップ
・樹脂粘土(モデナ)
樹脂粘土で小さな米粒を作ります。
指先(つめ先)を使って1~2mm程度の大きさに粘土をちぎり、小さな小さな米粒状に丸めます。
根気がいる作業ですが、これを繰り返し、たくさん作っていきます。
これくらいあると、1~1.5cm程度の大きさのおにぎり1~2個分作ることができます。
乾燥させます。
次におにぎりになる土台を作ります。樹脂粘土で1~1.5㎝程度の三角を作ります。大きさや厚みは、お好みで調節してください。
後程穴をあけて具を詰めるので、ここでは乾燥させません。
できたおにぎりの土台となる粘土の周囲にボンドを塗ります。
米粒の上にのせて、コロコロさせ、周囲に米粒を付けていきます。
今回のようにクリップにつけたりする場合は、裏面はほとんど見えないので、表は丁寧に米粒を付け、裏面は粗めでも大丈夫です。
このような感じで、米粒が周りについてくるので、軽く指先でギュッと押しながら整えていきます。
粒感が出て、おにぎりらしくなりました。
次に海苔を作ります。
クッキングシートに黒のアクリル絵の具を塗って伸ばします。
この作業は、おにぎりを作る前にしておくとスムーズです。
絵の具が乾燥したら、おにぎりの大きさに合わせて細長い海苔の形にカットします。
ボンドで海苔をおにぎりに貼り付けます。
海苔おにぎりの完成です。
今度は、梅おにぎりを作っていきます。
おにぎりが柔らかい間に、筆の裏側を使って中心あたりにくぼみを作ります。貫通はさせません。
樹脂粘土を少量用意し、赤のアクリル絵の具をよく混ぜます。
くぼみにはいる大きさに丸めたら、歯ブラシでたたくように表面にしわや凹凸を付けていきます。
小さな梅干しが完成しました。
できた梅干しをくぼみに入れます。
安定しないときは、くぼみにボンドをいれてから、梅干しを入れてください。
海苔のおにぎりも梅干しのおにぎりも、できたら乾燥させてください。
乾燥したら、ニスを塗り、更に乾かします。
おにぎりの完成です。
今回は、できたおにぎりをボンドでウッドクリップに貼り付けました。
いかがでしたか?ちょっと手間のかかる作品ですが、はじめて完成したときは本当に感動しました。粒作りは面倒かもしれませんが、テレビを観ながら、音楽を聴きながら・・・など、ながら作業ができるので、時間のある時に作りだめしておくといいですね。
クッキングシートに絵の具を塗っただけの海苔も思った以上にリアルに仕上がります。材料も粘土と絵の具とニスがあれば、あとは身近にある材料で作ることができ、今回加工したウッドクリップ以外にもアクセサリーやマグネット、キーホルダーなどにもおすすめです。
こちらの記事も参考にどうぞ!