作品レシピ
2022年07月02日

3色のグラデーションが美しいレジンキーホルダーの作り方

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異例の早さで梅雨明けして、気温がグッと上がりましたね。とても暑く、過ごし難い毎日が続きます。せめて持ち物だけでも爽やかにとの願いを込め、涼しげな印象のレジンパーツを作ってキーホルダーにしてみました。夏のハンドメイドにぜひ取り入れていただきたいレシピです。 

 

3色の着色剤で色付けしたレジンを同量流し入れてグラデーションを付けた、大変美しいコイン型のパーツの作り方をご紹介いたします。 

ジャンル:
レジンレジン

目次

  1. 1.材料と道具
  2. 2.作り方
  3. 3.まとめ

1.材料と道具

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・作家のためのレジン

・スターフラワー

・カスピア

・モールド

・着色剤 宝石の雫 兆し 鶯色・秘色色・紅掛空色

・キーホルダー金具

・パール

・ブリオン

・オーロラホロ

・9ピン/ヒートン/丸カン

・接着剤

・ピンバイス

・竹串

・ピンセット/平ヤットコ/ニッパー

・ネイル用ブラシ

・手袋

・爪楊枝

・エンボスヒーター

・調色パレット

・調色スティック

2.作り方

調色パレットを3つ並べます。パレットそれぞれに、同量の透明のレジン液を流し込みます。

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レジン液を着色します。鶯色(グリーン系)、秘色色(シアン系)、紅掛空色(ラベンダー系)の3色の着色剤を使います。

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好みの濃さになるように量を調整しながら着色剤を加えます。この時、3色の濃さを揃えるようにします。

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丸いプレート型のモールドに着色したレジンのひとつめ(鶯色)を流し込みます。

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最初のレジン(鶯色)と同じ量の2色めのレジン(秘色色)を流し入れます。

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3色めの着色レジン(紅掛空色)も、同じ量流し込みます。

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カスピアのドライフラワーを封入します。カスピアの上にスターフラワーも乗せましょう。

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ドライフラワーを封入後、表と裏を硬化します。

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ホロを封入する位置に透明レジンを流し込みます。

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レジンの上にホロを乗せます。

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ブリオンとパールも乗せましょう。

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封入材をバランスよく並べたら、硬化します。

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モールドいっぱいまで透明レジンを流し込み、硬化します。

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鉱石型の別パーツを作ります。着色したレジンをそれぞれの鉱石型モールドの6割ぐらいまで流し入れます。

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透明レジンをモールドのふちいっぱいまで流し込みます。

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気泡が入っていたら取り除き、表と裏を硬化します。

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硬化できたパーツをモールドから取り出します。

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バリを削って整えます。

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鉱石型の小さい方の別パーツもモールドから取り出します。

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バリを削り整えます。

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ピンバイスで穴を開ける部分を平らに削ります。

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ピンバイスで穴を開けます。

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メインのパーツにも穴を開けます。

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竹串の先に接着剤を少量取り出します。

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穴に接着剤を馴染ませます。

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ヒートンを差し込み、丸一日乾かします。

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メインのパーツに開けた穴にも接着剤を馴染ませます。

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こちらのパーツには9ピンをカットしたものを差し込み、丸一日乾かします。

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透明レジンで側面をコーティングします。

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ヒートンを絡めながらコーティングします。そうすることにより、強度が上がります。コーティングを塗ったら硬化します。

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裏側をコーティングします。

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透明のレジン液を爪楊枝の先などで全体に伸ばし、硬化します。

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表面をコーティングします。

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全体に伸ばしてコーティングし、硬化します。

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鉱石型の小さい方のパーツは、薄めにコーティングします。薄めにしたい場合は、ネイル用ブラシを使うと上手くいきます。コーティングを薄く伸ばしたら、硬化します。

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ツヤツヤのパーツの出来上がりです。

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小さいパーツも完成しました。

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出来上がったパーツをキーホルダー金具にセットします。

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小さい方のパーツを繋げるのに、細めの丸カンを選んでいます。強度とデザイン性を上げるため、それぞれのパーツに2個ずつの丸カンを用意します。

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これで完成です。

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3.まとめ

3色の着色剤で色付けしたレジン液を丸いプレート型のコインのような形のモールドに流し入れ、グラデーションの美しいレジンパーツを作りました。着色をする際、3色の濃度を揃えるようにするとバランスの取れた品のよい仕上がりが望めます。

ここでは色味を抑えたグリーン系、シアン系、そしてラベンダー系の寒色の着色剤を組み合わせています。記録的な猛暑の中、キーホルダーなどの持ち物で気持ちだけでも清々しくいられるようにとの願いを込め、涼しげな印象に仕上がるように心がけてみました。いかがでしょうか。

メインのコイン型のパーツには3色のレジンを流し入れてグラデーションを付け、ドライフラワーやブリオン、パールなどの封入材で華やかに。逆に脇役の小さいパーツはあえて単色のシンプル仕上げにしているので、メリハリのあるデザインが魅力のキーホルダーとなっています。

留め金具を付けるためのヒートンを接着する穴は、ピンバイスで開けます。先の細いツールですので、取り扱う際は怪我などに十分気をつけて作業しましょう。穴を開けたい箇所を最初にやすりなどで平らに削っておくと安定し、ピンバイスが上手に使えます。

コーティングも、サラサラテクスチャーならレジン液でできます。薄く塗りたい場合は、ネイル用のブラシなどをアプリケーターにすると良いでしょう。ヒートンを絡めながらコーティングすると強度が増します。

梅雨が明け、グッと気温が上がって過ごし難い毎日が続きます。寒色系の着色剤でうっすら色付けたレジンの涼しげなキーホルダーは、持っているだけでちょっぴりさっぱりした気持ちになれそう!グラデーションの美しいレジンのパーツ作り、チャレンジしてみてはいかがでしょうか。

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