目次
- 1.レジン
- 2.樹脂粘土
- 3.パーツアクセサリー
- 4.布小物
- 5.毛糸小物
- 6.紙小物
- 7.その他のDIY
- まとめ
クロッチャより「作家のためのレジン」がついに新発売!販売できる品質を追求し、人気作家さんのご協力を仰ぎながら試行錯誤の末にようやく実現したレジン液です。
これまでにない透明度、限りなくゼロに近い収縮率など、レジン作家さんの求めるクオリティをとことんフィーチャーした自慢の商品。販売をメインに活動されている作家さんからの太鼓判はもちろんのこと、さらりとしたテクスチャーが扱いやすく気泡もできにくいと、初心者さんからも好評をいただいています。
棚に置いておくだけでテンションアップ!全部揃えて飾りたい!と、パッケージのデザインの評判も上々です。ただいま販売中の初回リリース分は、愛らしいさくらんぼと爽やかなレモンのパターン。今後定期的にパッケージラベルが変わる予定です。
作家のためのレジンの発売にちなみ、色とりどりの旬のフルーツを取り入れた手作りアイデアを集めてみました。カラフルでみずみずしいフルーツは夏のハンドメイドのモチーフにピッタリ!スイカにピーチ、キウイにレモン。レジンに粘土、布に毛糸にペーパーに…テーマにするだけでなく、実際にフルーツを取り入れたホームメイドアイデアもご紹介いたします。
透明でツヤツヤの仕上がりが涼しげなレジンは、フルーツのみずみずしさを表現するのに最適のマテリアル。夏の装いにぴったりなフルーツデザインのピアスやイヤリングに、遊び心のあるレジンのチャームが素敵です。
夏のフルーツの代表選手と言えば、スイカ。セミの鳴き声が聞こえる暑いキッチンで、よーく冷えたスイカに包丁を入れるあの瞬間!そんな爽快な気持ちをレジンで表現してみるのはいかがでしょうか。レッド、ホワイト、そしてグリーンにそれぞれ着色したレジン液を順に重ね、ピラミッド型のモールドに。赤のレジン液に黒のブリオンなどを封入すれば、スイカの種が可愛らしく再現できます。これも透明なレジン液だからこそ。この上なく夏向きなアクセサリーです。
https://web.croccha.com/magazines/resin_watermelon_acce
チェリーは色も形もラブリーなのでハンドメイドモチーフには年中大歓迎ですが、季節で言うと初夏のフルーツ。果実自体はまん丸なので、ごく一般的な球体モールドで作れるのがレジンのチェリーの魅力でしょうか。着色する、モールドに流して固める、コーティングする、というレジンの基本テクニックで仕上げるシンプルなピアスのレシピです。
https://shop.croccha.com/magazines/fruitu-2022.05
基本作業で作ったまん丸のチェリーが、目からウロコの手法でいちごに大変身!レジンは硬化させない限り液体です。そのレジンにすでに出来ている球体の一部をディッピングして液が垂れて先が尖ったような状態のところを硬化させる、いわば重力を味方にしたテクニックです。ブリオンの種も可愛い!
https://shop.croccha.com/magazines/resin_strawberry_earrings
同じ手法で球体の両側の先を尖らせたのが、こちらのレモンのチャームです。レモンこそ、暑い季節に爽やかさと涼しさを運んでくれるようなフルーツモチーフ。鮮やかなイエローと葉っぱのグリーンに癒されます。
https://shop.croccha.com/magazines/resin_lemon_earrings
チョコレートに乗った愛らしいフルーツのスライスたちは、なんとカットして使う粘土!金太郎飴のようにハサミやカッターで好きな厚さの輪切りにできるという、何とも楽しそうな素材です。これらをチョコレートのようなビーズの上にアレンジして、レジン液のチョコレートソースとともに接着して作るのがこのイヤリング。いちごやキウイの乗ったホワイトチョコレートバージョンが夏っぽくて涼しげです。
マテリアル自体は不透明なものの、エポキシ接着剤やニスなどで仕上げればツヤツヤ感が楽しめるのが粘土クラフト。リアルなフルーツでお馴染みのスイーツデコなど、すでにチャレンジされたことのある方も多いのではないでしょうか。樹脂粘土もまた、夏のアクセサリー作りに応用できる素材です。
りんごはどちらかというと秋の収穫物のイメージですが、りんご飴と言ったら夏祭り!浴衣に合わせたいアクセサリーモチーフです。真っ赤なりんごとツヤツヤな飴がまるで本物のようで美味しそう!大きめに作ってキーホルダーにするのも楽しいですね。
https://web.croccha.com/magazines/ringoame_acce
キウイもまたその色や姿から夏を思わせるフルーツです。ここではキウイそのものではなく、キウイを象ったアイシングクッキーに。ハードルが高そうに見えますが、市販のデコソースを使えば気軽に作れるそうですよ。
https://web.croccha.com/magazines/kiwi_cookie
スイカやチェリーとは反対に、出回る次期に季節感がないフルーツの代表はバナナ。でもそれは供給が安定しているからであって、バナナ自体はトロピカルフルーツですよね。黄色の皮は夏っぽい感じですが、ここでは輪切りにしたパーツの作り方をご紹介しています。本物みたいで美味しそう!
レジンや粘土でのパーツ作りをしない方も、市販のビーズや天然石を果実に見立てればフルーツモチーフのアクセサリーメイキングが楽しめます。ローズクウォーツに葉っぱの形のガラスビーズを合わせた簡単ピアス。丸カンの開閉の仕方など、アクセサリー作りの基本中の基本のテクニックがステップバイステップで詳しく説明されていますので、初めてさんでも安心してチャレンジできます。
バッグやポーチなど、こまごまとしたものの収納や持ち運びにいくつあってもうれしいソーイング小物。比較的少ない材料で、しかも簡単に手作りできるので、季節に合わせた色柄の布地で揃えたいところです。この季節なら、カラフルなフルーツ柄!縦シルエットの巾着ポーチでおでかけも軽やかです。
https://web.croccha.com/magazines/kinchakubukuro_0222
パイナップルこそトロピカルフルーツの代名詞!その色と形の可愛さから、あらゆるハンドメイドジャンルの人気モチーフになっています。ランダムに並んだパイナップル柄のコットン生地で巾着やジッパーポーチを作り、ちょっぴり余った端切れからモチーフを切り取ってくるみボタンに。ゴムを通せば簡単ヘアアクセサリーの完成です。
毛糸は冬のクラフトかもしれませんが、アクリル毛糸で編んだエコたわしは年中大活躍の実用品。こればかりは実際に使ってみないと疑問に思われるかもしれませんね。よほどギトギトの油汚れでない限り洗剤なしでも本当によく落ちるんです。オーブン皿に焼き付いたチーズや卵も、ざっくりした編み目のおかげですんなり洗えます。
どうせまん丸く編むなら、部分的に色を変えたりフックをヘタに見立てたりしてフルーツデザインに。こんなカラフルで遊び心のあるエコたわしなら、フルーツの詰め合わせ風にしてカジュアルなギフトにもなりそうです。キッチンが明るく夏仕様になること間違いなし!
カードメイキングやスクラップブッキングなど、ペーパークラフト向けのスタンプやパンチ、ダイなどにもフルーツをモチーフにしたものが数多く揃っています。フレッシュないちごが可愛らしいウッドスタンプで作った簡単なしおりは、配置が決め手。バランスよく等間隔にスタンプしてパターンを作るための秘密兵器、スタンプポジショナーの使い方と共にレシピが紹介されています。
https://web.croccha.com/magazines/bookmark_stamp_positioner
レモンのデザインのしおりは、わさわさと鈴なりに実った様子がいかにも旬!スタンプのデザイン自体は、レモンが2つ並んだもの。それをこんなふうに重なり合ったデザインにするには、マスキングというスタンプのテクニックを使います。鮮やかな着彩は、便利な固形絵の具と水筆ぺんのコンビです。筆洗いのための水バケツ要らず!シンクにすら行かずに水彩絵の具が楽しめる優れものです。
https://web.croccha.com/magazines/masking_technique
いちごとレモンはアウトラインのスタンプを押してカラーメディアで色を塗って仕上げていますが、レイヤースタンプを使えばインクパッドのみでフルーツのペーパーパーツが作れます。このチェリーはその代表。複数のスタンプを重ねて影や葉脈などのディテールを表現します。アートのセンスがなくても簡単に写実的なイメージを作り出すことができる、人気のスタンプです。
続いては番外編。フルーツをモチーフにしたハンドメイドではなく、実際にフルーツを使ったホームメイドレシピのご紹介です。
肌のごわつきの解消には、スクラブが近道。肘や膝と違って顔やデコルテなどデリケートなエリアには、粒が小さくしっとりしているブラウンシュガーをベースにしたスクラブが向いています。オイル等も配合してマッサージしやすいテクスチャーにしたスクラブに、夏はレモン果汁を搾り入れてビタミンCの美白効果も期待しましょう。
https://web.croccha.com/magazines/sugar_facial_scrub
オレンジはそのままの丸い姿も輪切りの断面も可愛いフルーツ。そして香りも素晴らしいのが特徴です。薄くスライスしたオレンジをオーブンで焼く、というよりは低温で乾燥させてドライオレンジに。刻んでケーキの生地に混ぜ込んだり紅茶に浮かべてフルーツティーを楽しんだりと食用にもなりますが、お部屋の飾りにするのもグッドアイデアです。
夏のハンドメイドに選びたい、フルーツをモチーフにした作品をご紹介いたしました。スイカにパイナップルにチェリーにレモン!カラフルでジューシーなフルーツデザインは、ジャンルに関係なく暑い季節に爽やかな風を吹き込んでくれることでしょう。
透明の液体がメインボディになるレジンは、フルーツのみずみずしさを表現するのに最適です。小さなフルーツのモチーフを作ってイヤリングやピアスにすれば、夏のファッションのアクセントに。複数のフルーツを繋いでブレスレットやネックレスにするのもカラフルで素敵です。
樹脂粘土はそれ自体は透明ではないものの最後にニスなどでピカピカ仕上げにできるので、こちらもまたフルーツを作るのに適したマテリアルです。フルーツそのものではなく、アイシングクッキーのモチーフにしたり、飴がけにしたり。特にりんご飴は夏祭りと大いに関係しているので、今の季節向き。浴衣にも合うアクセサリーのチャームになります。
季節に関係なく作って使って楽しめるのが、バッグやポーチなどの布小物。手芸店では季節ごとにテーマに沿った色柄の生地が美しくディスプレイされるので、夏ならカラフルなフルーツ柄を選んでソーイングを楽しみたいもの。小さくて軽い巾着ポーチなら、夏のお出かけも楽しくなります。
一度使ったら手放せないエコたわしも、ちょっぴりの応用でフルーツデザインに!ぐるぐると丸く編むだけで作れますが、一部毛糸の色を変えたりフックの部分をヘタに見立てたりと工夫します。オレンジにキウイにスイカにとカラフルに作れば、キッチンがうんと明るくなりそうです。
フルーツモチーフはペーパークラフトでも人気です。スタンプやパンチなど、いろんなフルーツのデザインのものが出回っています。スタンプポジショナーキットやマスキングなど、ちょっとしたツールやテクニックがあればいくらでも応用可能。簡単なしおり作りあたりから始めてみると良いでしょう。
番外編で、実際にフルーツを使うレシピもご紹介いたしました。シトラスの果汁を搾り入れたスクラブは、天然素材で肌に優しく美白効果もあり。薄くスライスして乾燥させたドライオレンジは、食用にもお部屋のデコレーションにもなります。
みんな大好きなフルーツモチーフ。夏のハンドメイドに取り入れてみてはいかがでしょうか。