サボテンのピンクッションの作り方
久しぶりのかぎ編みで作ったスワッチをエコたわしとして食器洗いに使ってみたら、小回りが効くのでスポンジでは届きにくいところもきれいになるし、評判通り、軽く擦るだけで茶渋もよく落ちる!
でももう少し厚みがあって、がっしりとつかめる感じだともっといいかも?
そこで思い出したのが、凸凹がしっかりと出て編地に厚みと弾力を与える編み方、バックループステッチ。
日本語ではうね(畝)編みと呼ぶようです。
うねとは、言い得て妙!
等間隔で土を盛り上げた畑のような印象になるのです。
1段ごとに色を変えて濃い緑と薄い緑でしましまに編んでいるのを見た夫に「スイカみたい」と言われ、冗談のつもりで丸くとじて綿を詰めてみたら、今度は「サボテン?」。
さっそくミニ鉢に入れてみたら、ピンクッションにぴったりではないですか!
ここではうね編みの方法の説明に集中するため1色バージョンで作ってみましたが、縦に入ったすじがリアルで、十分にサボテンです。
編む、縫う、刺す、切る、貼る…ハンドメイドはどのジャンルも子どもの頃から大好きで、海外に移住した現在も身近な素材と簡単な方法を用いた手作りのある生活を楽しんでいます。長らくペーパークラフト一辺倒だったので、ただ今少しずつリハビリ中。毛糸や布に囲まれる暮らしの心地よさを改めて満喫しています。