フェルトの多肉植物の寄せ植えの作り方
作品レシピ
2021年06月18日

フェルトの多肉植物の寄せ植えの作り方

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見た目も可愛く、育てて増やすのも楽しい多肉植物。私はカードのデザインにするのも大好きで、スタンプやダイを何種類も持っています。新しく入手したダイは、帯状にカットしたペーパーや布地をくるくる巻いて立体作品に仕上げるタイプのもの。グリーンのシェードのフェルトでさっそく作り、寄せ植え風にしてみました。 

ジャンル:
フェルトフェルト

目次

  1. 1.材料と道具
  2. 2.作り方
  3. 3.まとめ

1.材料と道具

succulent supplies

・多肉植物のダイ
・フェルト(グリーン系)
・ダイカットマシン
・ピンセット(あれば)
・ボンド
・ミニサイズのテラコッタ鉢
・布の端切れ
・ポリエステル綿
・輪ゴム
・シルクピン(虫ピン)

2.作り方

ダイソーのフェルトは7x7インチと小さめだけれど、同系色が5枚コーディネートされていてお得で便利です。

succulent 01

フェルトを、ダイが収まるサイズにカットします。

succulent 02

カッティングパッドの上にフェルトを乗せ、その上から刃を下に向けて伏せるようにダイを置きます。

succulent 03

カッティングパッドに傷がついているとフェルトの繊維が引っかかって外した時に毛羽立つので、その場合はパッドとフェルトの間にハガキくらいの厚さのペーパーを挟むと上手くいきます。

succulent 04

ダイカットマシン(使い方はこちらまたはこちら)にかけます。

succulent 05

ペーパーと一緒にカットされ、スムーズに外せます。

succulent 06

もしも繋がっている部分があれば、無理に引っ張らずにハサミで切り離します。

succulent 07 a

ピンセットの先で外側の端をつまみ、くるくると巻きます。

succulent 08

ある程度巻けたら、手で持って本体を回すようにするとずれません。

succulent 09

最後まで巻いたら、底の部分にボンドをつけて...

succulent 10

ふたをします。

succulent 11

小さな多肉植物になりました。

succulent 12

他のダイや違う色のフェルトで、いくつか作ります。

succulent 13

同じダイでサイズの違う多肉植物を作ることもできます(作り方はこちら)。

succulent 14

茶色の端切れを鉢の土に見立てます。布地のサイズは、鉢の直径の3倍あれば十分です。

succulent 15

布地の真ん中にポリエステル綿を置きます。

succulent 16

てるてる坊主を作るように包んで、輪ゴムで留めます。

succulent 17

絞り口を下にして、テラコッタ鉢に押し込みます。

succulent 18

フェルトの多肉植物を植えます。私はシルクピンを使いましたが、頭の小さなまち針や縫針、刺繍針などでも代用できると思います。

succulent 19

シルクピンは釘のような形をした小さく細いピンで、アメリカ英語ではドレスメーカーピンと呼ばれます。

succulent 20

多肉植物の中心に、上から刺します。

succulent 21

反対から抜けることはありません。針を使う場合は、抜けないように調整します。

succulent 22

使うボンドによっては乾燥後に硬化し、刺しにくい場合もあるかもしれません。尖った方を上に向けて滑らない台(私はシリコンマットを使用)に置き、両親指で多肉植物の底をグッと押し下げるようにするとピンが通ります。くれぐれも指を刺さないように気をつけます。

succulent 23

テラコッタ鉢にアレンジします。先に真ん中にひとつ植えて

succulent 24

まわりを埋めていくと良いでしょう。

succulent 25

全部アレンジしたら、バランスを見ながら位置や角度を調整します。

succulent 26

枯れない多肉植物の寄せ植えができました!

succulent 27

3.まとめ

ここで使ったダイ3つのうち、2つは商品名が「succulent」(多肉植物)となっていましたが、実はもうひとつはダリアなんです。グリーンやパープル系のフェルトでカットすれば、ほとんどのお花のダイは多肉植物に見えると思います!お持ちのダイで試してみてはいかがでしょうか。

サイズのバリエーションが欲しい場合は、同じダイで2枚のフェルトをカットして途中で繋ぐ方法で2倍、3倍と大きくすることができます。また、隙間埋めに小さいものが必要な場合は、途中でカットしてボンドでくっつけてしまえばOK。裏側は見えないので、仕上げが自由なところも気軽なクラフトです。

お水も肥料もいらない、日当たりや水はけにも左右されないフェルトの多肉植物の寄せ植えは、オフィスのデスクや窓のない一角のインテリアにぴったり。植物枯らしさんへのプレゼントにもいいかも?ぜひチャレンジしてみてください。

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編む、縫う、刺す、切る、貼る…ハンドメイドはどのジャンルも子どもの頃から大好きで、海外に移住した現在...
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