目次
- 1.材料と道具
- 2.作り方
- 3.まとめ
コレクターさんなら数百本、手帳やラッピングに活用されている方なら数十本、そうでない方も何本かは家に転がっているであろうマスキングテープ。
私にとってのマスキングテープとは、アートのクラス受講時、ペイントやインクで汚したくない部分を覆う(マスクする)ために必要で画材屋さんで求めた白い幅広の紙テープのことでした。夫の工具箱に入っていたブルーやイエローのものも、マスキングテープと呼んでいたと思います。
それが、2008年を境にまったく別ものになりました。私がカード作りやフォトスクラップを趣味にしていることを知っている友人が、「ペーパークラフトに使って」と綺麗な色の5本セットを誕生日プレゼントとして送ってくれたのです。
マスキングテープはいつのまにかそれ自体が装飾目的の可愛い文具や雑貨の扱いになり、私のコレクションもどんどん増えていきました。最初はガラス瓶に入れて飾っていたけれど、入りきらなくてチョコレートやコスメキットの空き箱に移動し、今ではクラフトデスクの引き出しにいっぱいです。
カードやアルバム作りに、封筒のシール代わりに、ラッピングにと大活躍のマスキングテープ。今日は幅広タイプのテープを使ったミニカードの作り方をご紹介いたします。
・2cm前後の幅広マスキングテープ
・カラーペーパー(9.5x14cm)
・白のペーパー(9x6.5cm)
・インクパッド
・フレーズのスタンプ
・アクリルブロック (クリアスタンプを使う場合)
・テープのり
・あればボーンフォルダー
・あればスコアリングボードとスタイラス
カラーペーパーを真ん中で2つ折りにします。
あればボーンフォルダーなどのヘラで、なければ指でしっかりと折り目を抑えます。
この時スコアリングボードとスタイラスがあれば、とても簡単に綺麗な折り目がつけられます。スコアリングボードは数ミリごとに溝が入った定規のようなもので、先がボール状のスタイラスと一緒に使います。
ペーパーをボードの角に合わせ、スタイラスで真ん中(7cmのところ)にラインを入れます。
くっきりと折り目がつきました。
切り口や角を合わせなくてもさっと折れるので、たくさん作るときなどはとても重宝します。
白のペーパーの裾にマスキングテープを貼り付けます。
はみ出した部分は切っても良いですが、見えないところなので裏側に回してもOKです。
フレーズのスタンプを入れます。クリアスタンプの使い方はこちらでご覧いただけます。
裏側にテープのりをつけます。水分があるとペーパーが歪んだり、湿気でインクが滲む可能性もあるので、カード作りでは液体やペースト状の接着剤よりテープのりが適しています。
2つ折りにしたカード本体の表紙の真ん中に貼り付けます。
4辺から見えるカラーペーパーの幅が均等になっています。カードはこれで出来上がりです。
カラーペーパーの色が濃い場合は、白のペーパーでインサートを作ると良いでしょう。これならメッセージを書き損じてもせっかく作ったカード本体が無駄にならないので、私はいつもインサートで仕上げています。
罫線のスタンプがあれば、さらに失敗防止に。
罫線があれば誰でも真っ直ぐに書けますね。
色違いのテープでも作りました。カード本体とインクの色もコーディネートしています。
茶系で大人可愛く。
フォークロアな刺繍の柄のマスキングテープには、雰囲気に合わせてクロスステッチ風のフォントのフレーズでスタンプしました。
普通幅のマスキングテープの場合は、縦長より横長のカードの方がバランスが良いようです。
カード本体は時間のある時にたくさん作ってストックしておくと便利です。
みんな大好きなマスキングテープ。ほんのちょっぴりで本格的なミニカードが作れます。
カード本体のペーパーやインクの色など、コーディネートするのも楽しい!同系色でまとめても、コントラストカラーでポップに仕上げても良いでしょう。
ぜひお気に入りのマステで試してみてください。