作品レシピ
2023年10月21日

ちょっとした下準備で気泡ほぼゼロに!ミニデイジーとくすみピンクのミルキーヘアクリップの作り方

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ふわっと咲いたお花とつぼみがかわいいミニデイジーを使った、秋の装いにふさわしいヘアクリップの作り方のご紹介です。普段は譲れないレジンの透明感も、この季節はちょっぴりお休みしてこっくりカラーに。ミルキー寄りのくすみピンクの着色レジンで作ったヘアクリップです。 

 

気泡を最小限に抑えるテクニックやミルキー寄りの着色レジンの作り方などを含め、詳しい作り方をご説明いたします。 

 

ジャンル:
レジンレジン

目次

  1. 1.材料と道具
  2. 2.作り方
  3. 3.まとめ

1.材料と道具

・作家のためのレジン

・ヘアクリップモールド

・作家のためのレジン 着色剤(ブラック、ホワイト、ブラウン、レッド)

・調色パレット

・竹串

・エンボスヒーター

・ミニデイジーのドライフラワー

・ピンセット(アクセサリー工具セット)

・はさみ

・パール

・ヤスリ

・ヘアクリップ

・接着剤

・クリップ

・コーティングレジン

・UV-LEDライト

2.作り方

3種類のヘアクリップが作れるシリコンモールドを使います。

daisy 01

本体の形成には、作家のためのレジンを使います。

daisy 03

作家のためのレジン着色剤で色を付けます。

daisy 02

調色パレットにレジン液を流し入れます。

daisy 04

パレットのレジン液にお好みの量のブラック、ホワイト、ブラウン、そしてレッドの着色剤を加えます。

daisy 05

調色スティックや竹串などで良く混ぜます。

daisy 06

必要あればエンボスヒーターで気泡を飛ばします(やり方はこちら)。

daisy 07

ミニデイジーのドライフラワーを使います。

daisy 08

別の容器に透明のレジン液を入れます。つぼみの茎をピンセットで持ち、レジン液に浸します。余分なレジン液を落とし、そのままライトに当てて硬化します。

daisy 09

茎以外の部分にレジン液を付け、こちらも同様に硬化します。

daisy 10

着色レジンをモールドに流し入れます。

daisy 11

竹串の先などで伸ばして全体に行き渡らせ、硬化します。

daisy 12

茎の部分をはさみでカットします。

daisy 13

お花を乗せたい箇所にレジンを流します。

daisy 14

流したレジンの上にお花を飾り付けます。

daisy 15

パールも飾りましょう。

daisy 16

お花とお花の隙間にパールを置き、硬化します。

daisy 17

お花の隙間を埋めるようにレジンを流します。

daisy 18

さらに隙間にサイズ違いのパールを乗せて硬化します。

daisy 19

お花全体をレジンで覆うように流します。

daisy 20

そのままモールドいっぱいになるようにレジンを流します。

daisy 21

全体に行き渡らせて硬化します。

daisy 22

モールドから取り外します。

daisy 23

ヘアクリップの本体パーツができました。

daisy 24

ヤスリでバリを削ってなめらかに整えます。

daisy 25

極端に飛び出ているお花も軽く削って整えましょう。

daisy 26

ヘアクリップ金具の裏側に接着剤を塗ります。

daisy 27

レジンパーツに貼り付け、丸1日乾かします。

daisy 28

裏面をレジンでコーティングします。

daisy 29

全体に行き渡らせて硬化します。

daisy 30

お花の部分の手触りがなめらかになるよう、何度かぷっくりとコーティングしては硬化を繰り返します。

daisy 31

表面全体をぷっくりコーティングします。

daisy 32

全体に行き渡らせ、硬化します。

daisy 33

コーティングレジンで表面、側面、裏面をすべてコーティングし、硬化します。

daisy 34

完成です。

daisy 35

3.まとめ

ファッションと実用性を兼ねる、オフィスでもお家でも大活躍のヘアクリップ。うつむいて行う作業時など、さっとサイドを留められるようなヘアアクセサリーが手元にあると便利ですよね。今回はそんなヘアクリップをレジンとドライフラワーで作るレシピをご紹介いたしました。

シンプルなデザインゆえに、ちょっと手を抜くと粗が目立ってしまいます。きれいに作るには、気泡対策がカギ!ここで使ったかわいいミニデイジーのお花とつぼみは、そのまま封入すると大きな気泡が入ってしまいます。封入前にお花をレジンでコーティングすることによって防止することができます。

さらに、お花を配置してから隙間をレジンで埋めます。これで気泡ほぼゼロで仕上げることができます。ちょっぴり遠回りでも、下準備が大切です。

レジンは透明感を活かした作品が素敵ですが、ここでは秋らしく、かわいいミルキー寄りのくすみピンクに着色してみました。ミニデイジーの清楚で可憐なホワイトにマッチして、ふんわりと女性的な印象に仕上がりました。

くすみカラーのレジン液を上手に作る際のコツは、多めにホワイトの着色剤を多めに入れること。より優しい色合いになります。レジンを主材料に作られた作家のためのレジン着色剤なら不透明でも未硬化を起こさず、白や黒を多めに入れても安心です。

普段使いにピッタリ、そしてちょっとした贈り物にも喜ばれる実用的なヘアアクセサリー。秋らしいこっくりミルキーカラーにかわいらしいお花をプラスして、ぜひ作ってみてはいかがでしょうか。

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もりもと まきこ
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