樹脂粘土で作る♪ミニチュアパン3種の作り方

1.材料・道具

・樹脂粘土（モデナ）

・アクリル絵の具

・タミヤ『焼き色の達人』（うす茶・茶・こげ茶）

・筆

・歯ブラシ

・粘土ベラや竹串、粘土ローラーなど

・ニス

・ウッドクリップ

・粘土板またはクッキングシート

・ボンド

・デザインナイフやカッターナイフ

2.作り方

パンになる粘土に、薄く色を付けておきます。

黄土色の絵の具を粘土に少量出し、よく混ぜておきます。

これくらい色を付けておきます。

乾燥するので、すぐに使わない分はラップにくるんで密閉容器や袋などに入れておいてください。

ここから、3種類のパンを作っていきます。
まずは、クロワッサンを作ります。

先ほど色を混ぜた粘土を、薄くのばします。

2等辺三角形にカットします。

大きさはお好みですが、三角形を細長くするとほっそりとしたクロワッサンになります。

今回は2辺が約3.5㎝、残り1辺は2㎝弱の三角にして作っていますが、左右同じにするアクセサリーとかでなければ、細かく計測しなくても大丈夫です。

だいたい2辺が等しく、長めの三角形になっていればOK!

上からくるくる手前に巻きます。

このような形になります。

ナイフや竹串で筋を付けていきます。

パンを横にして置き、縦に筋を付けていくイメージです。

ここは、こだわればいろんな筋のつけ方ができますが、はじめはとにかく縦にたくさん筋をつけるだけでもクロワッサンぽっくなります。

このような感じになります。

こちらは、ちょっとこだわって本物のクロワッサンを見ながら筋を入れたものです。

ランダムに筋を入れたものと少しイメージは違いますが、どちらもわりとリアルに近くなると思います。

ここまでできたら、一度乾燥させます。

乾燥して硬くなったら、色を付けます。
（※この焼き色を付ける工程は、3つのパン全てほぼ同じです。）

今回は、タミヤの『焼き色の達人』を使用します。
まずは、「うす茶」を全体に軽くたたくように塗ります。

次に表面全体に「茶」を塗ります。

最後に「こげ茶」を表面の真ん中（濃い焼き色を付けたい部分）を重点的に塗ります。

優しい焼き色のクロワッサンになりました。

ニスを塗ります。

ニスが乾いたら、完成です。

左側が、ちょっとこだわりながら筋をいれたクロワッサン、右はランダムに筋を入れたクロワッサンです。

どちらも個人的には好きですが、慣れてきたら本物やモデルとなる作品を見ながら筋を付けていくもの楽しいかもしれませんね。

次は、プレッツェルを作っていきます。

はじめに作っておいた色のついた粘土を細くのばします。

伸ばしたものを今回は6～7㎝程度にカットしました。
こちらも大きさはお好みです。
写真を参考に形を作ってください。

「U」のような形にしたら、片方の端を「のの字」になるように折り曲げ、反対側も同じようにします。

このような形にしてください。

歯ブラシでたたいたり、竹串で軽くさして型をつけるような感じで、ちょっとした凸凹感を出していきます。

乾燥させたら、クロワッサンを同じ要領で色をつけ、ニスを塗って乾燥させます。

プレッツェルの完成です。

最後にクリームパンを作ります。
同じく色を付けておいた粘土を写真のような楕円形にします。

今回は、1.5～2㎝ほどの大きさにしています。

竹串や粘土ベラ、筆の先などを使って、3か所くぼみをつけます。

乾燥させます。

こちらも同じ要領で色を付け、ニスを塗ります。

今回、焼き色は中心部と周囲にも濃いめに付けてみました。

全部のパンのニスが乾燥したら、ウッドクリップにつけていきます。
ボンドを出し、ウッドクリップにパンをのせます。

ボンドが乾燥したら、完成です。

3.まとめ

いかがでしたか？初めてできたときは、作品を眺めているだけでも幸せでした(笑)小さくて、作りにくく感じるところもあるかもしれませんが、本物のパンにもそれぞれしわや形に個体差があるので、思いきって作ってみてください。

また、今回着色に使用した『焼き色の達人』以外にも、絵の具や水性ペン、アイシャドウなどで着色することもできますが、パンの焼き色をつけるのに『焼き色の達人』はとてもいい仕事をしてくれます。絵の具に比べると優しい焼き色になるので、濃い焼き色にしたい場合は絵の具を重ねるなどお好みで調節してくださいね。