目次
- 1.材料・道具
- 2.作り方
- 3.まとめ
枯れない加工のされたプリザーブドフラワーやドライフラワーなどのお花を瓶に入れ、オイルを注いで楽しむハーバリウム。数年前からよく目にするようになり、同じようにボールペンの中に素材とオイルを入れたハーバリウムボールペンも話題になりました。
材料を揃えるにもお花やペンがやや高いイメージでしたが、少し前から100均でもオリジナルボールペンやブリザーブドフラワー等のお花が手に入るようになり、身近に作れるハンドメイドになってきています。今回は、そんなハーバリウムボールペンに、琉球ガラスやお魚のフィルムを入れた夏向きの爽やかなボールペンを作ってみました。
オイルとガラスがキラキラしてとても綺麗なので、プレゼントにも最適です。また、このデザインはお魚が泳いでるようにも見え、お子さまにも人気なので、自由研究にもおすすめですよ。
・ハーバリウムボールペン(100均では『オリジナルボールペン』として販売されています)
・ハーバリウムオイル(ベビーオイルで代用可能)
・モス
・琉球ガラスカレット
・お魚フィルム ※ハーバリウム用のフィルムまたはレジンの封入フィルム
・竹串
・ティッシュ
・ボンド
ボールペンを分解します。
中栓と、リングをはずして、なくさないように置いておきます。
ガラスカレットを4分の1くらいのところまで入れます。
今回は、ブルー系と透明のものを選んで入れています。
ここで一度、素材を入れたところあたりまでオイルを注ぎます。
目立つ気泡は、この時点でガラスを上下させたり、すくいあげたりして取り除いておきます。
同じように、少しガラスを入れてはオイルを少しづつ注ぎ、気泡をすくいあげる工程を繰り返します。
半分くらいまで来たら、お魚フィルムをガラスカレットと壁面のすき間に入るように押し入れます。
ペンの8~9割くらいまで同じ工程を続けます。
フィルムはお好みの位置に追加していってください。
モスをギリギリまで入れます。
ぎゅうぎゅうに入れると中栓が入れにくくなるので、気を付けてください。
オイルが垂れてくるので、周囲をティッシュなどで覆って、利き手と逆の手で握るようにして持ちます。表面がぷっくりするくらいまで、オイルを追加します。
中栓をのせたら、親指で押さえます。すき間から竹串を入れて、気泡を抜きながら親指で中栓を押しこみます。
この時、液が漏れてきますが、完成してからふき取れば大丈夫なので、気にせず続けてください。
もしうまく入らなかった場合は、中栓を外し、液をぷっくりさせるところからやり直してください。
最初は難しく感じるかもしれませんが、慣れればスムーズに入れられるようになります。
リングをここで取り付けておきます。
中栓の上にボンドを流し、外れないようにします。
ボールペンの下の部分にセットしたら、完成です。
いかがでしたか?色のついた琉球ガラスカレットを入れているので、オイルに色をつけなくても、爽やかな夏らしいボールペンに仕上がりました。
今回は、水色・青色・透明のカレットを使っていますが、割合を変えるだけでもイメージはがらりと変わります。水色が多めの場合はより爽やかに、青色が多めの場合は深海のようなイメージになるので、お好みで入れてみてください。お魚や藻のフィルムもさまざまな種類があるので、魚選びもワクワクしますよ。
また、ハーバリウムボールペンと言えば、気泡を取り除くのが難しいイメージもありますが、この作品なら気泡が残っていても海の雰囲気にマッチして、いい味を出してくれます。多少の気泡は気にせずに、お好みの海の世界を作ってみてください。