目次
- 1.材料と道具
- 2.作り方
- 3.まとめ
ビーズや天然石を通したワイヤーの先をくるっと丸めて輪を作るという作業は、アクセサリー作りの基本のテクニックのひとつ。単純なようだけれど、輪の大きさや形を揃えてたくさん作ろうとするとなかなかの骨折りですよね。
次回長めのネックレスを作る際に入手しようとウィッシュリストに入れておいたツールを、この度ついに購入いたしました。もっと早く買っていればよかった!とても簡単に、失敗なく、同じサイズの輪が毎回きれいに作れます。
アイピン(9ピン、Qピン)を作ってワンステップルーパーの使い方をご説明いたします。
・ワンステップルーパー
・ワイヤー(ゲージ22を使用)
・ペンチ
・(チャームを作る場合)ビーズ
ワンステップルーパーは、先が複雑なやっとこのようなツールです。
スプリングがついており、デフォルトは開いた状態です。
ワイヤーをカットします。市販のアイピンには決まった色やサイズしかありませんが、手作りするなら素材も長さも自由に決められます。ここでは6cmくらいにカットしています。
ルーパーにワイヤーの先を差し込みます。
ハンドルを握ります。
握ると、余分なワイヤーがカットされ、先が丸まります。
止まるところまで握ります。
この基本作業で輪が出来ます。輪から軸を垂直に下ろしたい場合は、外す前にもうひと手間。
ハンドルが止まるところまで握ったら…
ワイヤーを少し戻します。
完璧なアイピン(9ピン)になりました。
ビーズを通した反対の先を丸めることも可能です。
ワイヤーが長い場合は、先をルーパーの穴に通します。
隙間ができないよう、指で軽く押してセットします。
指で押さえたままハンドルを握ります。
余分なワイヤーがカットされ…
くるりと丸まります。
ほぼ一瞬でループができました。20個、30個と、同じものがたくさん必要な長いアクセサリーを作るときには大変便利なツールです。
ワイヤーの先を丸める作業は、単純なようでいて実は難しいアクセサリー作りの基本テクニック。毎回同じにできればいいけれど、いびつになったり、意図したよりも大きくなったり小さくなったり…丸めるプロセスそのものより、丸めた後にやっとこの先で微調整している時間のほうが長い、なんていう経験をお持ちの方もいらっしゃることでしょう。
手早くきれいに仕上げたい時は、ツール頼み!ワンステップルーパーは、ワイヤーをカットして丸める作業がハンドルひと握りでできるので、大変スピーディー。しかも毎回同じサイズの輪に仕上がります。
ここでは輪が一番小さくなるルーパーを使っていますが、他にもサイズがありますので、作りたいものに合わせて選べます。
ちょっぴり高価ですが、作業の早さと仕上がりのきれいさに納得できるツールです。初心者さんも上級者さんも、ぜひ試してみてください。