目次
- 1.材料と道具
- 2.作り方
- 3.まとめ
手持ちの材料と道具を使ってプチカスタマイズし、理想の形にかなり近づいてきた私の今年の手帳。ポケットフォルダー、ブックマークと手作りし、今日はタブを追加します。
タブとは、日本語で言うインデックスのこと。必要な時に見たいところがすぐに出せるよう、指でつまんでパッと開けるようにページの端っこに付ける出っ張りのことです。
文房具店に行けばシール式の手軽なものなどがたくさん売られていますが(日本では100円ショップでも買えますね)、手帳の表紙のデザインに雰囲気が似ているパターンペーパーで手作りします。
使うのは、ブックマークを作る時にも利用したタブパンチボード。ポイントさえ押さえれば、あっという間に大量生産も可能です。
・パターンペーパー
・タブパンチボード
・ペーパートリマー
・スコアリングボード
・スタイラス(またはボーンフォルダー)
・ハサミ
・ラベルライター(ラベルをつける場合)
・テープのり
ポケットフォルダー(作り方はこちら)、ブックマーク(作り方はこちら)と追加してきた私の今年の手帳。今月のカレンダーと今週のページほど開く頻度は高くないけれど、仕事関連のログイン情報や輸出入の書類に必要なコードなど、電話をしながら、またはオンライン作業をしながら、すぐに確認したい事項も手帳に書き入れています。それらのページがパッと開けるよう、タブ(インデックス)を作ってサイドに付けます。
使うのは、タブパンチボード。プランナーブックマーク作りでも登場したペーパークラフトツールです。
ペーパーをカットします。幅は、希望のタブの高さ(深さ)の2倍必要です。ここでは1インチのタブを作りますので、2インチ幅の細長いサイズにカットします。
スコアリングボードとスタイラス(またはボーンフォルダー)を用い、真ん中に折り線をつけます。2インチ幅にしましたので、1インチのところに筋を入れます。
真ん中で折り、指またはボーンフォルダーでしっかり折り目をつけます。
輪(折り目)を上側にしてボードに乗せます。ブックマークを作る時に角を合わせるためにはめ込んだペーパーガイドのペグは1.5インチ以下の用紙には長さが足りず、ストッパーの役目を果たしません。ペーパーが自由に左右をスライドします。
角が欠けないよう、また、はみ出して無駄が出ないよう、パンチの刃ちょうどのところか少し余るくらいのところにペーパーをセットして押さえ、パンチします。
左肩がタブの形にカットされました。
大、中、小のいずれかのサイズガイドに合わせ、反対側もパンチします。私はいちばん小さいサイズを選択しています。
タブの形になりました。
複数必要な場合は、続けてパンチしていきます。
連続でパンチし、4つのタブがつながった状態になりました。
それぞれをハサミでカットします。
ラベルをつける場合は、ここで接着。
はみ出した部分はハサミかパンチボードでカットできます。シール式の場合は、パウダーツールでぺたぺたをなくすとパンチしやすくなります。
タブの完成です。
ページの端を挟むようにしてつけます。内側にテープのりをつけて…
折らずにそのまま、最初は表側だけ貼ります。
角度や位置を確定してから、折ってピッタリ挟みます。こうすると曲がったりずれたりしにくく、途中でやり直しもしやすくなります。
タブの高さ(深さ)を0.75インチにする場合はもっとかんたん。ペーパーの幅を、2倍の1.5インチにしてカットします。
真ん中の0.75インチのところにスコアラインを入れます。
真ん中で2つ折りにしたら、折り目を上にしてセットし、端からパンチします。
サイズガイドに合わせて左側をパンチすれば…
タブの完成!パンチの刃の高さがちょうど0.75インチなので、繋がらずにカットされるのです。
これならあっという間に必要な数が作れるし、楽しくて思わず大量生産してしまいます。
ラベルを貼り、手帳の端に4つのタブを並べました。
数年前から仕事とプライベートの手帳を1冊にまとめたので、販売スケジュールや提出物の締め切り日などの予定に紛れて家計簿あり、献立あり、レシピメモありのカオスですが、タブのおかげでスッキリです。
ペーパーの端をカットしてタブ付きページを作るためのパンチボード。ブックマークやダッシュボードを作るために購入しましたが、1インチ前後にカットすれば単独のタブとしても使えることを発見。
事務用品店で買った蛍光カラーのシール式の市販のタブも持っていますが、手帳の雰囲気に合わせて手持ちのパターンペーパーで自作しました。
1年間、毎日付き合う手帳。ぜひお好みの材料でカスタマイズして、愛着の沸くような1冊にしてみてください。