3色使いの簡単グラデーションでフェイクスイーツ!レジンでくまちゃんグミを作ってみよう!
作品レシピ
2022年08月18日

3色使いの簡単グラデーションでフェイクスイーツ!レジンでくまちゃんグミを作ってみよう!

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「作家のためのレジン」を使ってくまちゃんのグミを作りました。本物のお菓子のような風合いにするため、グラデーションにしています。上手に作るコツは、着色剤の3色使い。自然なグラデーションを表現するための色選びとコツを、動画を交えてご紹介いたします。 

 

レジンのグラデーションと聞くと難しそうに感じられるかもしれませんが、工程そのものは至ってシンプル。道具さえ揃っていれば、どなたにもチャレンジしていただけるレシピです。ポイントさえ押さえれば初心者さんでも安心!作り方をご説明いたします。 

 

ジャンル:
レジンレジン

目次

  1. 1.材料と道具
  2. 2.作り方
  3. 3.まとめ

1.材料と道具

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・作家のためのレジン液

・シリコンモールド(くまちゃん)

・シリコンカップ3つ(色の調合のための色々な調剤カップがありますが、シリコンタイプがおすすめです。カップに残ったレジン液を最後は硬化して取り出すだけで片付け完了です)

・宝石の雫(実り)

・UV/LEDライト

・ピアス、もしくはイヤリングパーツ

・竹串(または爪楊枝)

・極薄のゴム手袋

2.作り方

調剤カップにゆっくりとレジン液を流し入れます。

https://static.croccha.com/contentful/60Lutewk5pLqPJpKi1SjwG.jpg

レジン液に着色剤を入れます。使用するのはパジコさんの宝石の雫「実り」の深緋色、桜色、そして琥珀色の3色です。ラベルを並べるだけでもグラデーションになっていることが分かります。

https://static.croccha.com/contentful/75tjLF1bE3api2YKVJWBVJ.jpg

レジン液に着色剤を入れたら調色スティックでゆっくりと混ぜます。作家のためのレジンは気泡が入りにくく、また仮に気泡が入っても抜けやすい特性があります。しかし速くかき混ぜてしまうとやはり物理的に気泡がたくさん入りますので、注意しましょう。

レジン液を着色しました。左から桜色、深緋色、琥珀色の順に並べています。

https://static.croccha.com/contentful/Awt0WEa5GxGW38iOTIyJR.jpg

くまちゃんのグミのシリコンモールドを使用します。表面が凸凹したモールドなので、ザラザラの砂糖菓子のような仕上がりになります。

https://static.croccha.com/contentful/2pbjcpzha8Cf0Q9qMGJan6.jpg

3色を少しずつ流し込み、UV/LEDライトで硬化します。

モールドから取り出します。

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本当に可愛い!そして本物のグミみたいです!

https://static.croccha.com/contentful/6sl027S8ghTBV4OwyPOtHl.jpg

くまちゃんモチーフの裏面に少量のレジン液を付け、ピアスポストと硬化接着します。

https://static.croccha.com/contentful/6Y3h0KeGkqF93vgwkqWhvH.jpg

完成です!

https://static.croccha.com/contentful/iPZgioYBm5ybBJgBfYZdN.jpg
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3.まとめ

さりげないグラデーションカラーを組み合わせ、違和感のないフェイクスイーツのグミを作りました。表面が凸凹したモールドを使うことで、まるで砂糖をまぶしたようなザラザラ感のある美味しそうな仕上がりになりました。

着色レジンでグラデーションを作る際は、3色の使用がおすすめです。レジンクラフトだけでなく、水彩画などを描く際も3色使いにすると上手くいきます。A色とB色をつなげるように中間色のC色を合わせると、とても自然に仕上がります。

同系色でまとめると、統一感を出すことができます。ここでは暖色系の赤を基調に組み合わせることで自然なまとまりと統一感を表現しています。

着色料の濃さは、メーカーによってかなり違います。ここで使用した宝石の雫「実り」は、薄い色づきです。お使いになるメーカーによってはもっと濃い場合もあります。色相のバランスの他、色の濃淡の違いによっても作品の印象がガラリと変わります。ご自分の作風やブランドのイメージカラーを決めると作品展開がしやすくなると思います。

「作家のためのレジン」はサラサラ系のレジン液なのでザラザラのシリコンモールドでも気泡が入りにくく、容易に扱うことができました。粘度の高いドロドロタイプはぷっくりと盛ることができるなどのメリットもありますが、効果中に気泡が出るため修復しにくいというデメリットも。ここでご紹介した作品のように表面の凸凹したモールドを使用する場合には、サラサラ系のレジン液がおすすめです。

本物みたいで美味しそうな可愛いレジンのくまちゃんグミ、ぜひお試しを!

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