目次
- 1.材料と道具
- 2.作り方
- 3.まとめ
梅雨の季節の風物詩といえば、紫陽花。その色彩と神秘的な魅力に惹かれるみなさまも多いのではないでしょうか。ピンクやパープルのニュアンスが美しい、アクセサリーのモチーフとしても大変人気のあるお花です。そんな紫陽花をレジンで表現し、ピアスに仕上げてみました。
鮮やかな花びらの重なりや繊細な葉脈のデザインを取り入れ、自分だけのオリジナルアクセサリーを作り上げる喜びを味わってみませんか?ここでご紹介するのは、レジンで作った本体をオーロラガラスやブリオンなどで自由に飾って作る紫陽花モチーフのピアスのレシピです。
手に取ってみたくなるような魅力的な紫陽花のピアスの作り方を、グラデーションをきれいに作るコツや透明感を高める方法を交えて分かりやすくご説明いたします。
・作家のためのレジン 着色剤
・作家のためのレジン
・crocchaオリジナル UV-LEDライト mini 36W
・作家のためのレジン UV/LEDコーティング液
・調色パレット
・シリコンブラシ
・ピンセット(アクセサリー工具セット)
・ブリオン 1㎜
・オーロラガラス粒(100円ショップ)
・シリコンモールド(セリア)
・耐震ジェルマット(ダイソー)
・ボンド
・ピアスポスト
紫陽花の花びらの形のシリコンモールドに透明のレジン液を入れます。
ピンクとパープルの着色剤で色を付けます。
シリコンマットなどの上に着色剤をそれぞれ1滴ずつ出します。
花びらの下半分にパープルの着色剤を混ぜます。
上半分には、ピンクの着色剤を混ぜます。境目をシリコンブラシで少しぼかすときれいに仕上がります。
裏表60秒ずつ硬化し、モールドから取り出します。
同じ手順で合計8枚の花びらを作ります。
ピンセットなどを用い、ジェルマットの上に花びらを1枚置きます。
2枚めを最初の花びらと向かい合わせになるように置きます。
花びらと花びらの繋ぎ目に少量のレジン液を付け、60秒硬化して接着します。
接続部分にさらにレジン液を付け、その上にもう2枚の花びらを配置します。
形を整えて60秒硬化します。4枚の花びらが繋がり、紫陽花の形になりました。
レジン液を少量パレットに出し、オーロラガラスを3粒入れます。
ブリオンも少量入れます。
レジン液に浸したオーロラガラスとブリオンをお花の真ん中に乗せます。
配置を決めたら60秒硬化します。
裏面を強化するためにコーティングします。裏面全体にコーティング剤を塗り、60秒硬化します。
表に返します。
このままでもきれいですが、表側もコーティングをして透明感を出します。
紫陽花の裏側の中央に少量のボンドを付けます。付けたところが目立ちにくいクリアタイプのボンドがおすすめです。
ピアスパーツを付け、固まるまで時間を置いたら完成です。
表面のコーティングにより、透明感溢れる涼しげな紫陽花モチーフが出来上がりました。
夏の訪れを告げるような、透明感のある紫陽花モチーフのピアスの作り方をご紹介いたしました。透き通った花びらや繊細な模様に、お花の魅力が溢れます。まるで水面に浮かぶような清らかさが、身に纏った瞬間心地よい涼しさを与えてくれることでしょう。
紫陽花の形成には、花びらのシリコンモールドを使いました。最初に透明のレジン液を流し入れ、そこにピンクとパープルの2色の着色剤を追加。境目をぼかしてグラデーションにすることで、紫陽花の神秘的な魅力をより際立たせることが出来ました。
個別に作った4枚の花びらを接着剤代わりのレジン液で固めて繋ぎ、立体的な紫陽花にしています。さらに繋ぎ目部分をオーロラガラスとブリオンで飾り、より豪華で美しく仕上げました。
コーティング剤は、裏表両面に施しています。裏側のコーティングは、主に補強のために行います。表面はお好みで、塗っても塗らなくてもどちらでも良いでしょう。ここでは表面も全体にコーティングし、ツヤと透明感をアップさせています。
ピアス金具の接着には、ボンドを使用します。紫陽花の透明感を損なわないよう、ボンドはクリアに乾くタイプのものを選ぶと良いでしょう。
さわやかな夏の風を感じながら、自分自身や周りの人々を魅了する涼しげな紫陽花アクセサリーを作ってみてはいかがでしょうか。この夏の日差しに輝く透明感と清涼感を持つ、紫陽花モチーフアクセサリーの魅力に触れてみませんか?