目次
- 1.注意点
- 2.材料・道具
- 3.作り方
- 4.まとめ
結婚式で使うアイテムを手作りすることで、良い思い出にもなり、結婚式にかかる高い費用を抑えることもできます。中でもリングピローは、大切な指輪を置くためのアイテムなので、思い入れも深いのではないでしょうか。
そんなリングピローを針や糸を使わずにレジン液(樹脂)で簡単に作ることができます。
レジン液で作ると、中に入れるものや色を変えるだけでイメージも変わるので、自分だけのリングピローも作りやすいです。今回は、市販の容器を使い、簡単にできるリングピローをご紹介します。
はじめに、ウエディングアイテムをレジン液を使って手作りする際の注意点です。
ウエディング関連のアイテムを作る際、ガラス製品が使用されることも多いですが、レジンとガラスは膨張率が違うため、相性があまりよくありません。ガラスの中にレジンを入れると、その膨張率の違いからひび割れする可能性があります。蓋のあるものや口の小さなガラスは避け、できるだけ大きく開いたガラスやプラスチック、シェルなどを使ってください。また、UVレジンを固める時の熱で割れることもあるので、耐熱のものを選ぶことをおすすめします。
・小さなお皿やトレイなどの容器
・シリコンモールド(円錐または角錐)
・UV-LEDレジン液
・レジン用着色料
・ラメやホログラムなど封入したいもの
・リボン
・シリコン調色カップ
・シリコンスティックなど
・UV、LEDライト(自然光でもOK)
・ゴム手袋
※あれば便利なもの
・エンボスヒーター
●まずは、リングをかける部分を作ります。
角錐や円錐型のシリコンにレジン液を流します。
ホロやラメを混ぜます。
大きな気泡などが見えたら、竹串ですくいあげてつぶします。
エンボスヒーターがあれば、温風をあてることで、気泡が取り除きやすくなります。
ライトで照射して固めます。
時間はかかりますが、自然光でも可能です。
これを2つ作ります。
●土台部分を作ります。
シリコンカップにレジン液を流します。
お好みで着色料を混ぜて色の付いたレジン液を作ります。
今回は、ピンクとホワイトを混ぜています。
よく混ぜたら、容器に流します。
勢いよく混ぜると気泡ができやすいので要注意!
ライトまたは自然光に当てて固めます。
固まったら、今度は色を付けていないレジン液を全体を覆うように流します。
お好みでラメやホロを入れて、混ぜます。
上にリングをひっかけるパーツをのせます。
ふたつとものせたら、ライトまたは自然光に当てて固めます。
リングをひっかけるところにお好みでリボンを付けて完成です。
レジンの透明感やアレンジの豊富さかから、ウエディング向きの綺麗な作品も作りやすかったです。男性でも取り組みやすいハンドメイドなので、カップルで一緒に作るのもいいですね。
季節や結婚式のテーマによって、色を変えたり、ドライフラワーやパールなどを封入して、オリジナルのリングピローを作ってみてください。