目次
- 1.材料と道具
- 2.作り方
- 3.まとめ
なめらかさを欠いたひじやひざ、かかとのケアに効果てきめんなのが、ボディスクラブ。古くなった角質を取り除き、保湿剤が浸透しやすい肌状態にしてくれるので、ざらつきやごわつきを感じた時はこれに限ります。
ボディスクラブは毎日使うものではないはずなのに、なぜか大容量で高価なものが多いことにお気づきでしょうか。私は使い切った試しがなく、バスルームのシンク下に収納したまま次の夏を迎え、必要な時に新しいものを買い直す、というもったいないことを繰り返していました。
しかしお塩とオイルで簡単に作れると知ってからは、もっぱらホームメイド!気分や用途に合わせてエッセンシャルオイルを選び、短期間で使い切れる分だけ作って毎回フレッシュなスクラブでボディケアをしています。
サロンのような香りで優雅な気分になれる配合と頑固なセルライトをやっつける配合の2バージョンのボディスクラブの作り方です。
・エプソムソルト
・シーソルト
(どちらかひとつだけでもOK)
・ホホバオイル(または他のキャリアオイル)
・計量カップ
・計量スプーン
・エッセンシャルオイル各種
私がボディスクラブに使うのは、エプソムソルト。
大粒のクリスタルですが、角が丸いので肌の弱い方にも向いています。温感作用と血行促進効果があるので、太ももやお尻との境目のマッサージにも最適なのです。
1/2カップを容器に入れます(エプソムソルトのみの場合は、1カップ)。
ざらついて硬くなったところをガシガシ擦りたい時は、角の尖ったシーソルトを。私は半々にしたいので、1/2カップを量って…
エプソムソルトに混ぜ合わせます。
今日はホホバオイルを選びましたが、キャリアオイルはなんでもOK。ソルト1カップに対して1/4カップのオイルを混ぜ込むと、とても扱いやすいスクラブになります。
大さじ4で1/4カップと同量になります。
ソルトとオイルのみで完成しますが、あればエッセンシャルオイルを追加します。まるでサロンに入店した時のような優雅な香りを再現するのが、ユーカリ、ラベンダー、ペパーミントの組み合わせ(切らしているのでスペアミントで代用しました)。
それぞれ3~4滴ずつ、合計10滴くらいになるようにします。
スプーンなどでよくかき混ぜればボディスクラブの出来上がり。作ってすぐに使えます。
ボディスクラブは少量で摩擦を感じながら肌に擦り付けるより、使い切ってしまうくらいの勢いでたっぷり手に取って肌と肌の間で転がすようにマッサージするのが効果的。部分的に使って残りを保管する場合は、ふた付きの容器に移します。
必要な量を取って螺旋を描くように優しく2~3分間マッサージし、洗い流します。私はバスタブの中で使うので、そのまんまお湯に溶けて入浴剤にもなります。
セルライトマッサージも兼ねたココナッツオイルバージョンも作りましょう。エプソムソルトとシーソルトをそれぞれ1/2カップずつ量ったところにオイルを1/4カップ(大さじ4)。
ここに、セルライトをやっつけるローズマリー、スウィートオレンジ、そしてジュニパーベリーオイルを合計10滴前後追加します。
よく混ぜれば出来上がりです。
指の関節の黒ずみなどにも効果的です。
なぜか使い切れないくらいの大きさの容器で売られていることが多いボディスクラブ。手作りすれば、使う量だけその都度用意できるので経済的なだけでなく、いつでも新鮮なオイルでのトリートメントが可能です。
ここでは角が丸く肌に優しいエプソムソルトとザクザクとしたシーソルトを半々に混ぜていますが、どちらか一方のみのソルトでも作れます。ホホバオイルは万能ですが、アプリコット、アボカド、アーモンド、ココナッツなど、お手持ちのキャリアオイルをお使いいただけます。
しばらくスクラブしていないなぁ、という方にはぜひ試していただきたいレシピです。手のひらにたっぷりとってお尻と太ももの境目のあたりをマッサージすると、すべすべ・ふわふわになって「これ、本当に自分?」と驚かれるかもしれません。
お塩で出来ているので、新しい切り傷やかすり傷がある時は沁みます。カミソリの後も沁みるので、ムダ毛処理をする場合はスクラブを先にされると良いでしょう。