目次
- 1.材料と道具
- 2.作り方
- 3.まとめ
レザーラップブレスレットが流行ったのは7、8年前くらいになりますでしょうか。ファッション雑誌や通信販売のカタログで目にしては、ひとつ欲しいなあ、買ってみようかしら、でも自分でも作れそう、なんて軽く迷っていました。
月日は流れ、ちょうど良い太さの革ひもが手元にある今、初めてチャレンジ。とっても簡単に、しかもあっという間にできるのに、何百ドルもするカタログのものと変わらない出来栄えに大満足!それに何より作業が楽しいのです。
ここでは手頃な価格のハウライトターコイズを使い、ちょっぴりヒッピー風のボヘミアンなシングルラップブレスレットに仕上げていますが、もちろんお好みの色や形のビーズで作れます。
・ビーズ(直径8mmのハウライトを使用)
・革ひも(直径3mmのダークブラウンを使用)
・ボタン
・ナイロンコード
・ビーズニードル
・ハサミ
・ビーズマット(あれば)
・クリップボード(あれば)
・マスキングテープ
革ひもをカットします。最低限必要な革ひもの目安は、手首の太さに2cm足した長さの3倍です。私の場合は(16+2)x3で54cmですが、仕上げの際にカットできるので、念のため余裕を持たせて60cmにカットします。
ボタン穴に通します。
革ひものちょうど真ん中までずらし、束ねた2本の革ひもの長さが同じになるようにします。
ボタン部分を固定します。ビーズマットを敷いたクリップボードが大変便利ですが、マスキングテープなどで机に直接貼り付けたり、箱のふたに挟んだりと、工夫されると良いと思います。
革ひもを下ろし…
クリップやマスキングテープなどで固定します。
セットアップができました。革ひもの幅は、お使いになるビーズの直径に合わせます(私の場合、8mm)。
シルクやナイロンなど、丈夫なジュエリーメイキング向けの糸を用意します。私は革ひもの色に合わせましたが…
わざと目立つ色を選んでデザイン性を持たせても素敵です。
ビーズニードルにナイロン糸を通します。
コードの反対の先を右側の革ひもの下にくぐらせて…
2回結びます。
最後に糸処理ができるくらいの長さを残します。
ひとつめのビーズを通します。
革ひもと革ひもの間に来るように置いて指で押さえ、糸を左側に引きます。
針の先を右の革ひもの下にくぐらせ…
糸を引きます。
針の先をビーズの左の穴から通します。
糸を右側へ完全に引きます。
次に、針の先を右の革ひもの下にくぐらせて…
2つめのビーズを通します。
ビーズを指で押さえ、糸を左側に引きます。
針先を左の革ひもの下にくぐらせ…
ビーズの左の穴に通し…
右側へ糸を引きます。
これを繰り返します。
好みの長さまでビーズを通したら、針先を右の革ひもの下にくぐらせて…
ぎゅっと引いて締めます。
出来た輪に針を差し込んで絞ると、糸が結べます。
結び目にもう一度針を差し込み…
出来た輪に針先を入れて絞り、もう1回結びます。
右側のビーズ穴から左へ通し…
左のビーズ穴から右へ戻し…
もう一度左へ渡して糸をカットします。
反対側も同様に糸処理をします。
仕上げです。革ひもを束ね…
ノットを結びます。
ノットからボタンの直径の距離にもうひとつ結びます。
この隙間にボタンをかけてブレスレットを固定するのです。
やり直しがきくので、試しに着けてみます。
長さを決めたら、余分をカットします。プレゼントの場合は受け取り主がサイズ調節できるよう、そのまま贈ると良いでしょう。
シングルラップブレスレットの出来上がりです。
以前から興味のあったラップブレスレット。ダークブラウンの革ひもとターコイズ色に染められたハウライトを使い、チャレンジしてみました。これを作った日の夜、ドアーズのカバーバンドのライブに着けて行きました。ちょっぴりヒッピー風で音楽にマッチし、ひとりでほくそ笑んでしまいました。
ここでは3mmの革ひもと8mmのビーズを使いましたが、サイズを変えると違った雰囲気が楽しめます。私は革とターコイズ(色)のクラシックな組み合わせが好きですが、ピンクやブルーなどの透明感のあるキレイ色の石を合わせるのも涼しげで良いと思います。
お好みのサイズや色でぜひ作ってみてください。