目次
- 1.材料と道具
- 2.作り方
- 3.まとめ
3月4月はセレモニーシーズン。お子さまの卒園式や卒業式、そして桜の咲く頃には入園式や入学式が控えています。いくつものハレの日が待っている、なんていう方もいらっしゃるのではないでしょうか。そんな日の装いを手作りの小物で華やかにするアイデアのご紹介です。布で作るコサージュのレシピです。
近年はハンドメイドブームもあり、お子さまのワンピースを手作りされる方もいらっしゃることと思います。でも大人服の手作りはなかなか難しいですよね。でもコサージュなら手軽に作れます。ワンピース作りの余りの生地を活用すれば、お子さまのお洋服とママのコサージュのリンクコーデが可能です。
丸くカットした布地を折って、並べて、重ねて、手縫いで合わせるだけ!の簡単で可愛いコサージュの作り方です。
・生地2種類
・チャコペン
・裁ちばさみ
・仮止めクリップ
・ミシン糸または手縫い糸
・手縫い針
モチーフやピースなど
・糸切りばさみ
コサージュピン
フェルト
布用ボンド
布を丸く裁断します。2種類の生地のうちのひとつを9.5cmの円形に6枚カットします。もおうひと種類の生地は同じサイズで3枚カットします。ここでは無地を6枚、そして花柄を3枚用意しました。
円形にカットした生地を真ん中で半分に折ります。
それをさらに半分に折りたたみます。すべての生地を同様に4つ折りにします。
曲線の弧の部分の中央をクリップで止め、固定します。
6枚用意した方の生地(ここでは無地)2枚を、クリップとクリップの間隔が3cmになるように2枚並べます。
その上にもうひと種類の生地で作ったもの(ここでは花柄)を乗せます。
太線で印を付けたところをぐし縫いします。
端までぐし縫いしたら糸をぎゅっと絞り、玉留めをします。
これを繰り返し、同じものをもう2つ作ります。
3つできたらそれぞれの縫い目を中心に向けて環状に並べます。
糸で中心を縫い合わせます。
中心の隙間がなくなるまでしっかりと縫い付けます。
縫い目の上にビーズやオーガンジーリボンなどお好きなモチーフを縫い付けます。
コサージュを裏返してサイズを確認し、縫い目が隠れる程度の大きさのフェルトを用意します。
縫い目が隠れるサイズに丸くカットします。
丸くカットしたフェルトに手縫いでコサージュピンを縫い付けます。
フェルトの中心にボンド塗ります。
縫い目を隠すようにコサージュの裏の中央に置きます。
まつり縫いでフェルトとコサージュを合わせます。
完成です。
ワンピースを手作りした際の余りの生地で作りました。お子さまのお洋服とママのコサージュのリンクコーデが簡単に実現します。
バッグやお帽子の飾りなどに人気のブローチやコサージュ。卒業式や入学式シーズンには、シンプルなスーツやワンピースの胸元を華やかに飾るのにも最適です。今回はそんなフォーマルなシーンにも映える布のコサージュの作り方をご紹介いたしました。
丸くカットした布地を折りたたみ、規則的に並べて重ねて組み合わせれば、可愛い布製コサージュに。出来上がりだけを見ると複雑かなと感じられるかもしれませんが、折り方と並べ方と順番さえ守ればどなたにもきれいなお花の形が作れます。
ここでは無地と花柄の普通のコットン生地を選んでいますが、オーガンジーやサテン生地などで作ればパーティーにもふさわしいゴージャスな仕上がりが望めます。
真ん中に配置するモチーフの素材によっても表情が変わります。メタリックにすればフォーマルな印象に。カラフルなプラスチックや素朴なウッドボタンなども普段使いには良いですね。
ミシン要らずで手縫いだけで簡単に作れるのもポイントです。縫い目は見えなくなるので、ぶきっちょさんでも気軽にチャレンジできるのもいいところ。お洋服など大物を作った後に余った生地でも作れます。この機会にぜひ!