作品レシピ
2024年12月25日

ぜーんぶ正方形だから裁断カンタン!ハギレでも十分!ファスナーポケット付きのミニミニスクエアポーチの作り方

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余っているハギレを可愛く活用できる、四角いミニポーチの作り方をご紹介いたします。キャンディーなどちょっとしたものが入るくらいのサイズ感。スクエアデザインなので見た目も可愛く、ファスナーポケット付きなので意外と収納力もあるのが魅力です。完成サイズに対してのファスナーの割合が大きいので、色合わせから楽しめるのもこのレシピの良いところです。 

 

そして何が楽って、生地の裁断!表布、裏布。ポケット布ともに、用意する生地はすべて正方形。しかもサイズもすべて12×12cmと同サイズ!半端な形や大きさに残ったハギレをささっと正方形にカットしてすぐに取り掛かれます。 

 

お好みでタブやボタンを付ければさらに可愛く、そして実用的に。タブを付けてリングなどを通せば、ボールチェーンに繋ぐことも可能です。バッグの持ち手につけられるミニポーチは便利ですよね。 

 

必要な材料や道具のご紹介とともに、詳しい作り方をご説明いたします。 

 

ジャンル:
ソーイングソーイング

目次

  1. 1.材料と道具
  2. 2.作り方
  3. 3.まとめ

1.材料と道具

お好きな布

接着芯

断ちばさみ

仮止めクリップ

10cmファスナー

スナップボタン

まち針

ミシン

2.作り方

布を裁断します。表布を2枚とポケット布を1枚用意します。サイズはすべて12x12cmの正方形です。

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表布の裏面に接着芯を貼ります。表布は全面に、ポケット布は半分だけ貼ります。柄に向きがある布をお使いの場合は、表側に来る側に貼りましょう。

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裏布のサイズも12x12cm。2枚用意します。

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タブとボタンはオプショナルです。付ける場合のタブ用の布の寸法は、8x6cm。1枚用意します。ボタンは縫い付けるタイプなど、お好みのものを用意しましょう。ここでは直径13mmの打ち付けるタイプのものを使います。

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10cmのファスナーも1つ用意します。

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付ける場合は、最初にタブを作ります。タブ布を中心に向けて両端から折り込み、更に半分に折って4つ折りの紐状にします。

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サイドを縫い代2mmで縫います。

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ファスナーポケットを作ります。ポケット布を半分に折り、接着芯を貼った面を上にします。

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折ったポケット布とファスナーを重ねます。ファスナー端から5mmくらいのところにポケット布の輪が来るように重ねて待ち針で留めます。

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ファスナー端から2〜3mmのところを縫います。金具とミシン押さえが当たらないように注意しましょう。

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表布の下から6.5cmのところにファスナーのスライダーを向かい合わせにして重ねて固定します。

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ファスナーの端から2〜3mmのところを縫います。

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布端を合わせて縫い代5mmで仮縫いします。

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タブをファスナーから1.5cmくらいのところに固定し、縫い代5mmで仮縫いします。

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裏布を中表に重ね、袋口を縫い代1cmで縫います。

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縫い代の角を斜めにカットします。

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もう1枚の表布と裏布を中表に重ね、袋口を縫い代1cmで縫います。縫い代は斜めに切り落とします。

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布を中表に重ね、縫い目を合わせて固定します。袋口の縫い代は表布側に倒します。

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裏布に返し口を残し、全体を縫い代1cmで縫います。

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四隅の縫い代を斜めにカットします。

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ポケットの底の縫い代をカットします。

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返し口から表に返し、ミシンで閉じます。

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裏布を表布の中に入れ、アイロンまたは爪で袋口を整えます。

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袋口を縫い押さえます。

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お好きな位置にボタンを付ければ完成です。

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3.まとめ

小さく余ったハギレを活用できるミニポーチの作り方をご紹介いたしました。キャンディーなどちょっとしたものを入れるのに最適のサイズ感。正方形に仕上がるので見た目も可愛く、ファスナーポケット付きなので意外と収納性もあります。お好みでタブとボタンも付けられるレシピです。

何が楽かって、布の裁断!表布も裏布もポケット布も正方形、しかも12x12インチと同じサイズなので、カットがとっても簡単です。ただし接着芯の貼り方にはちょっぴりご注意が必要です。表布には全面、ポケット布には表側になる半分だけに貼っています。

タブとボタンはお好みで、付けても付けなくても良いでしょう。ここでは両方付けるデザインに仕上げています。タブがあるとあとでリングなどを通すことができるので、大変便利です。ボタンは手軽なスナップボタンを。縫い付けるタイプでも良いでしょう。ここではプライヤーで打ち付けました。

苦手という方も多いファスナー付け。このレシピだと重ねる位置や布端から縫い目の距離などが分かりやすいので、ソーイング初心者さんでも安心です。ファスナーを縫い付ける時はいつもそうですが、ミシンの押さえが金具に当たらないように気をつけましょう。途中でファスナーを開けて動かすと上手くいきます。

シンプルな作品こそ、角がきちっと出ているなどのディテールの仕上がりがものを言います。角をきれいに出すには、余分な縫い代のカットが効果的です。縫い代の重なった四隅をよく切れるハサミで切り落としてから裏表を返せば、ごろつきを防いですっきりとしたコーナーに仕上がります。

ポケット布の底も生地が重なって分厚くなりがちなので、余分な縫い代をカットすると良いでしょう。縫い目まで切らないよう十分に注意し、縫い線と並行に切り落としてすっきりさせます。

タブを付けてボールチェーンなどで繋いで使うのも便利なミニミニサイズのポケット付きのスクエアポーチ。ほんの小さなハギレで作れるのが魅力です。お好みの色柄の生地を選んでぜひ試していただきたいレシピです。

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