目次
- 1.材料と道具
- 2.作り方
- 3.まとめ
ピースの組み合わせや選ぶインクの色次第で四季折々のお花や葉っぱのカードが何通りも作れる、とっても楽しそうなスタンプセットを購入しました。グリーンのグラデーションでさわやかな初夏の雰囲気に、深みのある赤や黄色で秋の紅葉に、ひいらぎの実に見立ててクリスマスカードに…と、1年中どんなふうに使おうかとワクワクさせられます。
春らしいカードを作りたかったので、優しい色合いのインクを使ってライラックにしてみました。奥行きを出すために水筆ぺんで色を追加する方法もご紹介いたします。
・Seasonal Branches(スタンプセット)
・インクパッド
・アクリルブロック
・水筆ぺん
・バタフライのパンチ
・テープのり
・ペーパー
・2つ折りカード
大きな枝ひとつに、数種類のお花、葉っぱ、実がセットになった、シーズナルブランチ(Seasonal Branches)というスタンプセット。組み合わせやインクの色次第で年中楽しめるデザインです。
いろんなお花に見立てられそうなこのピースを使って、ライラックを表現してみることにしました。
最初に枝をスタンプします。自然な仕上がりになるよう、枝にはインクを2色使います。
お花に覆われて埋もれる部分はライラック色(Soft Lilac)で
葉っぱの部分は茶色(Gathered Twigs)のインクでスタンプします。
1インチ(約2.5cm)ほどの小さなインクキューブだと、こんなふうに色の塗り分けができるのであると便利です。
枝にライラックのお花をスタンプします。先の方から始めるとまとまりやすいです。
少しずつ重ねてずらしながら埋めていきます。あとで筆を入れるので、多少隙間ができても大丈夫です。
真ん中あたりに来たら、大きい方のピースに持ち替えて続けます。
次に、葉っぱをスタンプします。これがライラックの葉っぱに似ているかな。
グリーンのインク(Olive)でスタンプします。
葉脈のスタンプはすぐに重ねると溶け込んでしまって見えにくくなるので、少し時間が経ってから入れます。
お花がちょっぴりフラットな印象なので、ひとつシェードの濃いバイオレット(Candy Violet)で色を足します。アクリルブロックをパレット代わりにして水筆ぺんを使うと手軽です。
アクリルブロックにインクを擦ります。
少量のお水を混ぜて水筆ぺんのブラシの先で拾って
スタンプしたお花の上にちょいちょいと乗せていきます。
葉っぱに使ったグリーンよりワンシェード濃いグリーン(Evergreen)で葉脈を入れます。
葉っぱに重ねます。真上から見ながらスタンプすると、ずれません。
フレーズのスタンプを入れます。
パンチやダイをお持ちなら、バタフライを飛ばせてもっと春らしい雰囲気にしましょう。
黄色のバタフライにします。ぴったりの色のカードストックが見つからなければ、インクパッドで作ります。
白のカードストックに直接擦ってインクをつけます。
パンチします。
バタフライをバランスよく配置します。
裏側にテープのりをつけて
2つ折りカードの表紙に貼り付ければ、ライラックとバタフライの春色カードの出来上がりです。
組み合わせや選ぶインク次第で春夏秋冬のカードが作れる楽しいスタンプセット、Seasonal Branchesを使って、ライラックのカードを作りました。ちいさなバタフライを飛ばせたらますます春らしい雰囲気になり、大変満足です。
枝の向きに決まりはなく、自由形で遊べるのがこのセットのいいところ。枝を逆さまにしてインクの色を変えれば、ウィステリア(藤)のカードも作れそう!グリーンのグラデーションで葉っぱの生い茂る夏の雰囲気にしても良いし、色を変えて紅葉のカードも美しいでしょうね。そして12月には実を赤のインクで押してクリスマスカードと、この1年のカード作りが楽しみです。