目次
- 1.材料
- 2.作り方
- 3.まとめ
気合を入れてプレゼントのラッピングをするときだけでなく、おすそ分けやお土産など、ちょっと何かを手渡したい時にあるとうれしいのがギフトタグ。
お祝いやお礼には丁寧にメッセージを書いたカードを添えるのが理想ですが、手作りのお菓子や旅先で買った小物など、そこまで気張らずカジュアルにお渡ししたい場面には小さなギフトタグが最適です。
無造作に包んだだけの自家製クッキーやケーキも、タグを付ければ見栄えアップ!
買ったお店の紙袋に入ったままのハンカチやストラップだって、タグを添えることでちょっぴりだけれど自分らしさを加えることができます。
タグに名前を書いておけば、相手によって中身が違う場合のお渡し間違いが防げるし、たくさん用意した時のお渡し忘れも一目瞭然。
賞味期限のあるものや要冷蔵の場合も、タグにちょこっと書いておけば念押しできます。
ギフトタグは見た目を可愛くするだけでなく、機能も兼ね備えた便利な実用アイテムなのです。
そんなタグが必要な場面というのは、たいてい急にやって来るものです。
欲しい時にぱっと選べるよう、お手持ちのスタンプで時間のある時にたくさん作り置きしておくとよいでしょう。
・ペーパー(ハガキの厚さくらいのカードストックが理想)
・タグ型パンチ(なければハサミまたはペーパートリマー)
・穴あけパンチ
・スタンプ
・クリアスタンプを使う場合は、アクリルブロック
・インクパッド
・2枚を貼り合わせる場合は、テープのり
・コットントワインやその他のひも類
ペーパーをタグの形にカットします。
パンチはテーブルに置いて上から押すタイプのものが多いですが、下側になる面を手前に向けて刃を見ながらカットすると失敗がなく、ペーパーの無駄も防げます。
パンチがあれば簡単にたくさんの台紙を作ることができますが、なければペーパートリマーやハサミで長方形にカットします。
直径の小さい丸型パンチでひもを通す穴を開けます。
クラフト用のサークルパンチもありますが、事務用の穴あけパンチでも同じにできます。
スタンプします。
木製の持ち手のついた通常のゴム製のスタンプの場合はそのまま使えますが、クリアスタンプの場合は準備が必要です。
今日はこの犬のピースを使います。
クリアスタンプはプリントの入った薄いプラスチックのシートに並んでいます。
フレキシブルな樹脂でできており、耐久性もありますが、無理に剥がそうとすると千切れてしまうこともあります。
ピースの端っこや細い部分をつまんで引っ張らず、シートから起こすような感覚でやさしく剥がします。
シートから剥がしたクリアスタンプを、アクリルブロックに貼り付けます。
クリアスタンプは触るとペタペタしていて、接着剤などを使わなくてもプラスチックや金属など平らな表面にぴったりと貼り付きます。
アクリルブロックのサイズは、スタンプのデザイン面より小さくてはみ出してしまうと押しにくいですし、大きすぎてもぐらついて均一に押せません。
スタンプのデザインよりひとまわりかふたまわりくらい大きいサイズのものが適しています。
準備ができました。
これで普通のウッドマウントのラバースタンプと同じように使えます。
スタンプのデザイン面にインクをつけます。
新品のクリアスタンプはインクを弾く傾向にあるので、要らない紙に何度か試し押しすると良いでしょう。
タグの台紙にスタンプを入れます。
スタンプがタグの台紙より大きくても大丈夫。
部分的に使うのも素敵でしょう?
目的が決まっている場合は、フレーズを入れます。
ワンポイントのタグに仕上げても、台紙いっぱいにスタンプを入れてもOK。
出来ました!
タグ穴にコットントワインを通して、紙の包みに結びました。
サイズやフレーズを変えてたくさん作り置きしておけば、必要な時にさっと選んでさっと添えられます。
裏側にもスタンプ。
「To: From:」のスタンプがあると、いっそうギフトタグらしく仕上がります。
裏側にインクが色抜けしている場合は、同じタグを作って裏同士をテープのりで貼り合わせます。
装飾性も実用性もある、小さなギフトタグ。
需要も高いようで、ママクラフターさんたちによると幼稚園のバザーなどでも人気があるのだそうです。
何より作っていて楽しいのがタグの魅力!
キャンバスが小さいので気負わずいろんな配色や構図にトライできて、何度作っても思わぬ発見があったりします。
ペーパーギフトタグ作りは、スタンプはじめてさんへのおすすめクラフト。
お手持ちのスタンプで始めてみませんか?
きっとペーパークラフトの楽しさが伝わります!