目次
- 1.材料と道具
- 2.作り方
- 3.まとめ
ビーズにワイヤーを通してループを作る、メガネ留め。ループ同士をつないで長いビーズのストランドにしたり、留め金具を通したりと、かなりの頻度で必要になるジュエリーメイキングの基本中の基本のテクニックです。
しずく形をした横穴のビーズを使って詳しくご説明いたします。
・ビーズ
・ワイヤー
・ペンチ
・丸やっとこ
・平やっとこ
・ビーズマット(あれば)
細い革ひもなどを通してそのままペンダントトップにもなる(作り方はこちら)、ティアドロップ形の天然石ビーズ。ここでは丸カンを使ってつなぎたいので、メガネ留めをします。
穴はティアドロップのトップに、左右に走っています。このようなタイプのビーズも多いので、覚えておきたいテクニック。ドロップ留めとも呼ばれます。
ワイヤーを8〜10cmくらいの長さにカットします。
ビーズ穴に通します。
片側から2cmくらい出します。
ビーズのカーブに沿わせるようにワイヤーを折り上げます。
反対側から軽く引いて隙間ができないようにして…
長い方のワイヤーも同様にビーズのカーブに沿わせて折り上げます。
ワイヤーが交差したところの少し上を、平やっとこで挟みます。
ビーズを2、3回ねじります。
ワイヤーを留めたら…
短い方のワイヤーを根元から切り落とします。
長い方のワイヤーを軸に対して90度の角度で曲げます。
丸やっとこの先で角のすぐ上を挟みます。
丸やっとこのカーブにワイヤーを巻き付けるように丸めます。
反対に来たら…
いったん丸やっとこを外します。
丸やっとこの反対の先(画像では左側)を出来たループに差し込みます。
ワイヤーの先を掴み、さらに巻き付けるように丸めて360度回転させます。
完全なループになりました。パーツをつけたい場合は、ここで通します。
平やっとこでループを押さえます。
指または他のやっとこでワイヤーの先を掴み…
ループの根元に2、3回きつく巻きつけます。ワイヤーの間にギャップができないよう、また、ワイヤーが重ならないよう、きっちり巻きます。
余分のワイヤーをカットします。
必要あれば、カットした先を平やっとこの先で均します。
必要あれば、丸やっとこの先をループに差し込んで起こし、形を整えれば…
出来上がりです。
ジュエリーメイキングのベーシックなテクニックのひとつ、メガネ留めの基本をご紹介いたしました。これさえ覚えれば大抵のアクセサリーが作れます。
必要なツールは、丸やっとこと平やっとこ。丸やっとこの先の丸みを利用すれば、歪みの少ないきれいな輪っかを作ることができます。
ループの根元にワイヤーを巻き付ける前に通せば、留め金具や他のパーツを直接つなぐことができます。メガネ留めのループ同士をどんどんつなげれば、ネックレスやブレスレットに。
メガネ留めでつないで長くしたアクセサリーにはループ状にしたワイヤーのおかげでビーズとビーズの間に距離ができるので、ワイヤーやテグスを直接通したものとはまた違った雰囲気が楽しめます。ぜひ作ってみてください。