目次
- 1.材料
- 2.作り方
- 3.まとめ
- 4.参考になるアイテム
100円ショップでも購入できるようになり、以前よりもうんと身近になった樹脂粘土。
ツヤツヤで美味しそうな本物そっくりのスイーツデコや、布のように薄く伸ばされた花びらや葉っぱをデリケートに重ねたクレイフラワー、繊細なデザインの豆粒サイズのアクセサリパーツなど、さまざまなクラフトの主材となっています。
手作り大好きと言ってもあくまでも実用性が最優先の私の場合は、樹脂粘土で作るのも生活雑貨ばかり。
特別な道具も使わず、カラフルにペイントしたりツヤ出しで仕上げたりもしないけれど、ちょっぴり自分らしさを加えるためにスタンプを取り入れるのが私流の樹脂粘土クラフトです。
インクのつく部分とそうでない部分を分けるために存在するスタンプの印面の凹凸は、柔らかい粘土の表面に押し付けて模様を入れるのにもってこい!
昆虫や葉っぱのスタンプで化石のような効果を楽しんだり、アルファベットを並べて収納ラベルやお名前タグも作れます。
引越しの際に紛失して以来、また作りたいなと思っていたインセンスホルダー(お香立て)。以前使ったものと同じ素焼き風に仕上がるテラコッタ色の樹脂粘土を見つけたので、さっそくお気に入りのスタンプを使って作りたいと思います。
・樹脂粘土
・インセンススティック(お香)
・スタンプ
・焼くタイプの樹脂粘土を使う場合は、オーブン
樹脂粘土を練って柔らかくします。
柔らかくなったら、手のひらで丸めます。
球状になった樹脂粘土を平らな台に置きます。
手のひらで軽くつぶします。
スタンプを押します。
位置がずれたり線が二重になったりした場合は、手のひらで丸めるところからやり直します。
硬化する前であれば、満足できるまで何度も繰り返しやり直せるのも樹脂粘土の利点です。
お香を刺して穴を開けます。
樹脂粘土は固まると若干収縮する性質があるので、少しゆったりめにすると良いでしょう。
全体の形が歪まないよう気をつけながら、お香を抜きます。
自然乾燥で固まるタイプの樹脂粘土を使った場合は、固まるまで数日間待って出来上がり。
焼いて仕上げるタイプの樹脂粘土を使った場合は、オーブン皿などに乗せて加熱します。
私が使った粘土の説明書には、6㎜の厚さにつき130℃で15分と書いてありました。
いちばん厚いところが14㎜でしたので、35分焼きました。
収縮によってお香が穴に入らなくなっている可能性もあるので、オーブンから出してまだ温かいうちにもう一度刺して確認すると良いでしょう。
冷めたら出来上がり。
私はキッチンやバスルームのシンクにかざすようにお香を焚きたいので、この角度にしています。
受け皿に灰を落としたい場合は、垂直に近い角度でお香を刺して穴を開けます。
簡単に作れて、出来上がったものは毎日使える実用品。
まさに私の求める理想のクラフトです。
香りの贈り物は難しいと言われますが、好みを把握している相手ならお香と手作りホルダーをセットにしたギフトなんていうのも喜ばれるかもしれませんね。