ハートのダイで一気に作る「3-in-1」バレンタインカード

1．材料と道具

・中のパーツが抜けるタイプの大きめダイ
・ダイカットマシン
・ペーパー3色
・テープのり

2．作り方

3色のカードサイズのペーパーそれぞれの真ん中に、ハートのダイカットを入れます。

ハートをカットアウトした「抜け殻」の台紙そのものがカード本体になりますので、バランスよく配置してマシンに通します（ダイカットマシンの使い方はこちら）。

1枚のペーパーから、ハートの形が抜けたカード台紙、ハート形、L、O、V、Eと、Oの真ん中の楕円のパーツが出来ます。すべて使いますので紛失しないように寄せておきます。

他の2枚のペーパーも同様にダイカットし、3組のパーツのセットになりました。

台紙を並べ、ハートや文字を入れ替えて3枚のカードをデザインします。

ハートのダイがちょうど入るくらいのサイズにペーパーをカットします。

全体にテープのりをつけます。

隙間が出来ないよう、しっかりとのり付けします。

ハート型の窓を覆うように、ペーパー台紙に貼り付けます。

ぺたぺた面のハートになりました。

ここに、ハートのパーツをはめ込みます。

文字のパーツも埋めて行きます。

「O」の中の楕円のパーツもお忘れなく。

1枚めの表紙の完成です。

他の2枚も同様に作ります。

2つ折りカードを3枚用意します（作り方はこちら）。

ハートのカード表紙の裏にテープのりをつけて…

2つ折りカードに貼り付ければ完成です。

パーツの無駄なし、ダイカットのゴミも出さず、バレンタインカードが一気に3枚出来ました。

3．まとめ

この度は3色のペーパーで3枚のカードを作りましたが、ダイのデザインによっては4枚、5枚と、色違いのカードができるのがパーツはめ込み式の良いところ。配置やパーツの重なり具合に悩まなくて良いので、最初にデザインを決めたら一気に複数のカードが完成させれらる満足のいくクラフトです。

小さなパーツでカードを埋めていく作業はとても新鮮で、ご紹介すると、ペーパークラフトを長く楽しんでいらっしゃるベテランカードメーカーさんたちにも「ダイの新しい楽しみ方」と喜んでいただけます。

カードメイキング初心者さんも上級者さんも、ぜひトライしてみてください。