2つ折りカードとマットの作り方(ペーパークラフト基本の道具、切る&折る)
作品レシピ
2020年11月04日

2つ折りカードとマットの作り方(ペーパークラフト基本の道具、切る&折る)

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アメリカで人気のペーパークラフトのひとつ、カードメイキング。何度か記事を書いていますが、今日は基本中の基本である、2つ折りカード本体の作り方をご紹介いたします。 

 

カードの大きさやタテヨコ比率に特に決まりはありませんが、いくつかのスタンダードサイズはあります。そのうちのひとつが、私がいつも作っているA2サイズというものです。大きすぎず、小さすぎず、スタンプやダイ、ステッカーなどで飾りやすい台紙サイズです。 

 

カードメイキング向けのスタンプやダイのメーカーもこのサイズを基準にしていて、商品紹介のためのサンプルもA2で作られていることがほとんどです。売る側にも買う側にもA2が基準、という暗黙の了解があるため、インターネットでオーダーしたものが届いて使ってみたら思っていたサイズではなかった、というような経験はまずありません。 

 

ほんのたまに、単発的に必要なカードを作るというのであれば、その都度自由なサイズで作っても良いと思いますが、本格的に趣味として始めたい、と言う方にはA2に慣れておく利点がたくさんあります。カード向けのツールや材料がそのサイズにちょうどよくできているだけでなく、作り置きのカード本体やパーツ、封筒などの使い回しが利きます。 

 

今日は、私が常に用意しているカード本体とマットの作り方をお見せしたいと思います。 

 

ジャンル:
ペーパー
クラフトペーパー クラフト

目次

  1. 1.材料と道具
  2. 2.作り方
  3. 3.まとめ

1.材料と道具

folded cards supplies

・ハガキくらいの厚さのペーパー(私は8.5x11インチを使用)
・カッティングマット
・カッター
・定規
・ボーンフォルダーまたはスタイラス

あると便利なもの

tools supplies

・ペーパートリマー
・スコアリングボード

2.作り方

もっともスタンダードなグリーティングカードのサイズは、2つに折った状態で4.25x5.5インチ(約108x140mm)。

folded cards dimensions 01 edit

ですので、長い辺がつながったカードを作る場合は8.5x5.5インチのペーパーが必要です。

folded cards dimensions 02 edit

アメリカの一般的なカードストックのサイズは8.5x11インチなので、これを2等分したサイズになります。

folded card 01

ペーパーの短い方の一辺をカッティングマットの目盛りの0のところに合わせて置きます。

folded cards 02

11インチの半分の5.5インチにしたいので、カット線は人さし指で示したところ。カッティングマットは机やテーブルに刃物の傷をつけるのを防ぐだけでなく、定規の代わりになるので印つけの手間も省けます。

folded cards 03

定規とカッターで切ります。長さを測る必要はないので、プラスチックやメタルのシートなど、カッターを沿わせてまっすぐに切れるものであれば定規である必要はありません。

folded cards 04

カッティングマットの5.5インチの位置に定規を当て、カッターで切ります。

folded cards 05

5.5x8.5インチのカード台紙が2枚取れました。

folded cards 06

日本の色画用紙などを使う場合は、このサイズになるように測る必要があります。A4サイズは8.25x11.75インチなので、1枚からカードを2つ取るには幅が足りません。画用紙の8つ切りサイズというのが392mmx271mm(約10.7x15.4インチ)のようですので、これですと2つカードが作れます。

大きなサイズのペーパーのカットには、トリマーがあると非常に便利です。

tools 01

目盛りが入っているので、計測とカットが同時にできます。ペーパーの端を5.5インチの位置に合わせて…

tools 02

刃をスライドさせれば…

tools 03

まっすぐきれいにカットできます。

tools 04

ロータリー型、ギロチン型など、様々なペーパートリマーがあります。サイズも6インチのミニサイズから12インチ以上の大型のものまであり、用途によって使い分けされるクラフターさんが多いです。

私は主にスクラップブッキングやカードメイキング用に12インチのロータリー式トリマーを、写真のカット用に6インチのギロチン式トリマーを使っています。

台紙を必要な寸法にカットしたら、次は真ん中で折ってカードにします。長い辺を2つに曲げて、角と角を合わせて…

folded cards 07

指や爪の面、あればヘラやボーンフォルダーでしっかりと折り目をつけます。

folded cards 08

薄手のペーパーであれば問題ないのですが、厚みがあってパリッとしたペーパーだと、折るときにヒビのような余計な線が入ってしまうことがあります。目盛りごとに溝がついた、スコアリングボードというツールがあれば解消できます。

tools 05

ペーパーの角を左上の目盛り0のところに合わせます。

tools 06

折り目をつけたいところ(ここでは5.5インチ)の溝に沿ってスタイラスでスコアラインを入れます。

tools 10

スタイラスは、先がボール型になったツールです。

tools 09

丸みがしっかりとスコアリングボードの溝にはまってくっきりとしたラインが入るので、私はスタイラスを好んで使っています。

tools 08

スコアリングボードの付属品として本体購入時にパッケージに入っているのは、ボーンフォルダーであることが多いです。尖った先を利用して筋をつけます。

tools 07

スコアリングボードを使うとしっかりと跡がつくので…

tools 11

簡単に真ん中で折ることができます。

tools 12

カードキットを作ったりワークショップの準備をする時は数百枚のカードが必要になるので、スコアリングボードは私のマストアイテムのひとつです。

普段からブラック、クラフト、グレー、クリスマス時期には赤などでカード本体を何枚か作り置きしています。スタンプやダイ、ステンシルなどでデザイン面を作ったら裏にテープのりをつけてこれの表紙に貼り、すぐにカードを完成させることができます。

tools 13

カード作りを本格的に始めるまでは、市販の2つ折りカードを利用していました。きれいな色が豊富なので、ペーパーを切り折りするツールがすっかり揃った今でも、たまに購入しています。

folded cards packaged

デザインを2つ折りのカードの表紙に直接入れることはほとんどありません。白のカードストックからスタートしたいというのもあるし、スタンプや色ぬりを失敗してもカラーのカード本体が無駄にならないという利点もあります。

2つに折ったカード本体と同じ4.25x5.5インチのペーパーで作ることも稀にありますが、大抵の場合はひとまわり小さくカットした台紙にデザインしています。

8.5x11インチのホワイトカードストックから、4枚のマットが取れます。1辺は、5.25インチに。

mat 01

もう1辺は、4インチにカット。

mat 02

マットを4x5.25インチにカットすると、4.25x5.5インチのカードの真ん中に乗せた時にとてもバランスの良いフレームになるのです。

mat 03

カードの試作やマーカー、絵の具などの試し塗り、買ったばかりのスタンプの試し押しなどにも使うので、4x5.25インチのホワイトのカードストックで作ったマットは常に100枚くらい用意して、クラフトルームのカートの出しやすいところに収納しています。

mat 04

3.まとめ

2つ折りのカード数色と白のマットの用意が手元にあると、カード作りがとても気軽に感じられます。必要な時にすぐに作ってすぐにメッセージを書いてすぐに投函できるよう、封筒と切手も近くに置いています。

メールやラインですぐに連絡がつくような環境にいる今の時代だからこそ、手作りカードにメッセージを乗せて郵便で送る習慣を大切にしたいな、と思っています。

何度かカード作りをしてみて、もっと本格的に取り組んでみたいと思っていらっしゃる方々に購入をご検討いただきたい基本のツールを2つご紹介いたしました。

ペーパートリマーは、「なんでもっと早く買わなかったのかしら」と思われることでしょう。スコアリングボードには折り目をつけるだけでなく、飾りのラインを入れたり収納箱の仕切りを作ったりと他の使い道も盛り沢山。またご紹介したいと思います。

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編む、縫う、刺す、切る、貼る…ハンドメイドはどのジャンルも子どもの頃から大好きで、海外に移住した現在...
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