目次
- 1.材料と道具
- 2.作り方
- 3.まとめ
ダイエットでちょっぴり体重を落としたら、太ももの脂肪のぼこぼこが以前より目立つようになってしまいました。いわゆるセルライトです。ちょうどお風呂上がり用のボディローションがなくなったので、少しでもセルライトに効く成分の入ったものはないかと検索していたところ、ココナッツオイルが良いとの情報を目にしました。
学術論文によると、残念ながら直接的な効果があるかどうかを結論付けるまでにはまだ研究が至っていないとのこと。しかしココナッツオイルの優れた保湿効果には定評があります。それなら使って損はない!ということで、ココナッツオイルをキャリア(ベース)に体内の過剰な水分を排出する役目のあるエッセンシャルオイルをブレンドして、「あわよくばセルライト除去」ボディマッサージオイルを作ってみました。
混ぜるだけの簡単レシピ。むくみに効くとされるエッセンシャルオイルのご紹介を兼ねて作り方をご説明いたします。
・ココナッツオイル
・エッセンシャルオイル 合計18滴
・ドロッパー(スポイト)付きボトル
・計量カップ
・じょうご(あれば)
ココナッツオイルはお料理やお菓子作りにもよく使うので、常備しています。ココナッツオイルには大きく分けて2種類あります。アンリファイン、またはバージンと呼ばれる未精製のオイルは、ココナッツそのまんまの味と香りが楽しめます。私は肌につけるものにココナッツの香りがするのはあまり好きではないので、ここでは精製されたリファインドココナッツオイルを使用します。
精製されたココナッツオイルはほとんど無味無臭なのです。
むくみに効果のあるエッセンシャルオイルの代表格は、ジュニパーベリーオイル。セルライトに効くと謳われる天然系のボディケアには大抵これが使われています。
オレンジも、体から余計な水分を排出するのを助けてくれるオイルです。
レモンもそう。
ローズマリーもセルライトを目立たなくしてくれるそうです。
お好みのサイズのボトルを用意します。これは1オンス(30ml)。
マッサージオイルはスプーン1杯くらい使いたいので、スプレーよりもドロッパー(スポイト)式のボトルの方が向いています。
キャリアオイル(ここではココナッツオイル)に対してエッセンシャルオイルが3%の濃度になるように計算します。1オンスのキャリアオイルにエッセンシャルオイルを6滴入れると1%になる、と覚えておくと良いでしょう。3%濃度にするには、合計18滴。4種類のオイルそれぞれを4、5滴ずつ入れ、全部で18滴になるようにします。
エッセンシャルオイルを直接ボトルに入れるときは、勢いをつけて振り入れず、逆さまに傾けて雫が落ちてくるのを静かに待って数えます。オイルによっては粘度が高く、なかなか1滴めが落ちて来ないこともありますが、気長に待ちましょう。
ココナッツオイルは23℃前後以下になると液体から個体になります。私の住むサンディエゴは年中温暖なのでいつも液体か少し固まりが浮く程度ですが、お住まいの地域の気候や季節によっては、湯煎などで温めて溶かす必要があるかもしれません。または、固形のままオイルとブレンドして、ボトルではなく蓋付きの容器に保存するのも良いでしょう。
注ぎ口があれば直接、なければ計量カップなどに移してからボトルに入れます。
じょうごがあればこぼさずに注げます。
エッセンシャルオイルの入ったボトルにココナッツオイルを注ぎ入れます。
ボトルのふたを閉めて…
上下を返しながらブレンドします。
使う時は、手のひらに適量取って…
温めながらなじませ、太ももや二の腕などセルライトの気になるところにつけてマッサージします。固形のままブレンドした場合も、手のひらで温めればふわっと液体状になります。
あればリンパの流れに沿ってボディブラシで優しく擦るとより効果的だそうです。
ココナッツオイルは肌に浸透するので、洗い流す必要はありません。私は以前愛用していたクラランスのアンティオーの使い方と同様に、お風呂で濡れた手でマッサージして最後に軽く流すのが気に入っています。
セルライトに効くとされるココナッツオイルをキャリアにむくみ取りのエッセンシャルオイルをブレンドした、ボディマッサージオイルを作りました。ちょっぴり体重が落ちて目立つようになった太もものセルライト、いくらかマシになるかな?
ココナッツオイルは体に良く、ケーキのフロスティングやアイシングのバター代わりにしたり、タイ料理などの炒め物にも使うので、食用のものを常に用意しています。ここでは甘い香りのしない精製されたココナッツオイルを使っていますが、お好きな方はぜひ精製されていないタイプをお選びください。
体内の過剰な水分を排出する役目のあるエッセンシャルオイルは、ここで使用したもの以外にもたくさんあります。ラベンダー、パイン、ネロリ、ゼラニウムなど、お手持ちのオイルをブレンド、または単独で使うのも良いでしょう。もちろんエッセンシャルオイルを省略して、ココナッツオイルのみでもしっとり肌が実現します。
ココナッツオイルはコメドジェニックスケールが4と高めなので、毛穴をふさいでニキビの原因を作ってしまう恐れがあります。ですので、フェイシャル用に使うのは避けた方が良いかもしれません。腕や脚に使用する場合も、肌反応を起こしやすい方は少量でパッチテストをしてみてからの方が良いでしょう。
使用感は抜群!あとは効果が出るのを楽しみに待つのみです。