夏休みの自由工作にも最適!粘土の重ねドーナツのペン立ての作り方
作品レシピ
2024年07月24日

夏休みの自由工作にも最適!粘土の重ねドーナツのペン立ての作り方

お気に入りに追加

ふかふかの美味しそうなドーナツは、大人も子どもも、そしていつの時代もみんな大好きな定番おやつです。カラフルなグレイズやスプリンクルのかかった輪っかの形をしたドーナツはその姿も可愛らしいので、雑貨や小物のデザインとしても人気です。 

 

そんなドーナツを粘土で大きめに作ると、まるで本物のような仕上がりに。今回はフレーバーの違う3個の粘土のドーナツを重ね、穴の部分に収納できるペン立てに仕立ててみました。実用的でありながら、見た目もとてもキュートです。鉛筆やボールペンを取るたびに楽しい気分になりそうですね。 

 

粘土をこねたり、絵の具を混ぜたり、ソースに見立てた着色ボンドを塗ったりと、お子さまでもできる楽しい工程が多いのが魅力のこのレシピ。加熱の必要や鋭利な刃物の登場もありませんので安全です。夏休みの自由工作にもぴったりです。 

 

大きさや形を揃えることにこだわりましたが、特別な道具は要りません。ごく身近にあるもので代用していますので、どなたでも気軽にチャレンジできます。 

 

インテリア性もある実用的なオフィス雑貨!ドーナツのペン立ての作り方を詳しくご紹介いたします。 

ジャンル:
粘土粘土

目次

  1. 1.材料と道具
  2. 2.作り方
  3. 3.まとめ

1.材料と道具

donuts supplies

・コースター

・デコパーツ

・軽量スプーン

・アクリル絵の具(黄土色、こげ茶色、白、赤)

・化粧パフ

・ハブラシ

・ラップの芯(2、3周ラップをまいておく)

・ニス

・筆

・ボンド

・軽量粘土

・プラスチックスプーン

・カップ(豆腐やヨーグルトの空きカップでもOK)

・粘土板

2.作り方

粘土を軽くこねて軽量スプーンにすりきり1杯取り、余っている粘土にくっつけて取り出します。

donuts 01

今回土台に使うのは、直径9cmのコースター。ドーナツ1個につき10mlの軽量スプーン5杯分の粘土を使うとちょうど良い大きさになります。

donuts 02

5杯分の粘土をひとつにまとめ、黄土色の絵の具と混ぜます。

donuts 03

よくこねます。

donuts 04

こねたら丸めて…

donuts 05

手のひらで転がして棒状にします。15㎝くらいに伸ばします。

donuts 06

棒状にした粘土をラップの芯に巻きつけます。粘土がくっつかないよう、芯にラップを2、3周巻きつけておくとよいでしょう。

donuts 07

つなぎ目部分を指でなじませます。なじみにくい時は指先に水を少し付けるとうまくいきます。

donuts 08

ラップの芯から粘土を抜き取り、歯ブラシでたたいて質感を表現します。これでプレーンドーナツの形ができました。

donuts 09

イチゴとチョコレートのドーナツも同じように作ります。粘土を軽量スプーンすりきり5杯分ずつ取り、それぞれひとまとめにします。

donuts 10

イチゴのドーナツとなる粘土には黄土色と赤色の絵の具を混ぜます。

donuts 11

チョコレートドーナツにはこげ茶色の絵の具を混ぜます。

donuts 12

ドーナツの形ができたら数日~1週間程度乾燥させます。

donuts 13

プレーンとイチゴのドーナツには、水で溶いた黄土色の絵の具で焼き色を付けます。化粧パフを使ってポンポンと色を付けます。

donuts 14

1番下になるドーナツの裏側にボンドを塗ります。

donuts 15

コースターに貼り付け、くっつくまで時間を置きます。

donuts 16

チョコレートソースを作ります。今回は大きめの作品なので、比較的安価なボンドを使いましょう。カップの中にボンドとこげ茶の絵の具を入れ、へらで混ぜ合わせます。ボンドは乾くと透明になりますので、白の絵の具も追加します。

donuts 17

ソースをドーナツに塗ります。ソースはゆっくりと垂れますので、様子を見ながら量を調節しましょう。

donuts 18

プレーンのドーナツを重ねます。くっつくまで時間を置きます。

donuts 19

続いてキャラメルソースを作ります。カップにボンドを入れ、黄土色と白の絵の具を混ぜ入れます。

donuts 20

ドーナツに塗ります。

donuts 21

イチゴのドーナツを重ねます。くっつくまで時間を置きます。

donuts 22

イチゴソースを作ります。ボンドにと赤と白の絵の具を混ぜます。

donuts 23

ドーナツに塗ります。

donuts 24

ソースが乾かないうちにトッピングでデコレーションします。ここまでできたら1週間程度しっかりと乾燥させます。

donuts 25

完全に乾いたらニスを塗ります。つやのある仕上げにしたい場合は、つや出しニスを塗ります。マット仕上げにしたい場合は、つや出しニスを塗って乾かしてからつや消しニスを塗り重ねます。つや消しニスのみ塗ると作品が白くなることがありますので、それを防ぐために先につや出しニスを使います。

donuts 26

ニスが乾けば完成です!

donuts 27

3.まとめ


フレーバーの違う粘土のドーナツを重ねたペン立ての作り方をご紹介いたしました。ドーナツの穴にペンを立てる設計の、見た目がとても美味しそうでかつ実用的な粘土作品。インテリアも兼ねたオフィス雑貨です。

今回使用したのは、軽量タイプの粘土ハーティクレイ。アイスやドーナツのような質感に仕上がるので、豊富や経験やテクニックがなくても本物のスイーツのような作品に。初心者さんやお子さまでも安心して扱えるので、夏休みの自由工作にも最適です。

今回はペン立てにするため、重ねる3つのドーナツのサイズを揃えることにこだわりました。計量スプーンを使えばグラム数を量る必要はありません。それぞれに10mlの計量スプーンすりきり5杯分の粘土を使うことで、大きさを均一にすることができました。

ペン立てにせずドーナツのパーツ作りを純粋に楽しむ場合は、サイズも自由に変えるとよいでしょう。適当な分量の方が、かえって手作り感のあふれた味のある作品になるかもしれませんね。

ドーナツの形成には型などは使わず、ラップの芯を再利用しました。これもドーナツの穴を均一のサイズにする役目を担っています。専門の道具がなくても大丈夫!計量スプーンのような身近なものやラップの芯などの不要物をどんどん使いましょう。

今回ドーナツは、プレーン、イチゴ、そしてチョコレートの3種のフレーバーにしてみました。生地の色だけでなく、それぞれのドーナツに同系色のソースもかけました。そうすることで色や質感がプラスされ、さらに華やかな見た目にすることができました。

粘土に混ぜる絵の具の色やかけるソースを変えれば、色々な見た目の作品が作れそうです。ぜひオリジナルのドーナツペン立て作りに挑戦してみてはいかがでしょうか。さまざまなソースの作り方はこちらでご覧いただけます。

https://web.croccha.com/magazines/decoration_sauce_for_clay_pancakes

この記事で紹介したアイテム

前の記事をみる次の記事をみる
zuzuringo
zuzuringo
粘土でフェイクフードを作っています。 アイスクリームやアイシングクッキー、お団子など色々なモチーフの...
前の記事をみる次の記事をみる