カラフル&ツヤツヤのスイーツデコ!身近な材料だけで作る、本物みたいなデコレーションソースの作り方
作品レシピ
2023年12月13日

カラフル&ツヤツヤのスイーツデコ!身近な材料だけで作る、本物みたいなデコレーションソースの作り方

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以前のマガジンでメモスタンドに仕立てたホットケーキは、クリアタイプの接着剤で作ったメープルシロップをかけて仕上げています。今回はそれを応用したフルーツやチョコレートのソースのレシピをご紹介いたします。 

 

粘土のホットケーキにはもちろん、クッキーのアイシングやドーナツのグレーズなどいろいろな粘土のスイーツのデコレーションとして使えるソースです。とっても簡単、しかも材料はすでにお持ちのものばかりかもしれません。 

 

透明タイプの接着剤と木工用ボンドの2つのメディアを使った簡単レシピ。廃材も再利用できるエコ技も!必要な材料と作り方をご説明いたします。 

ジャンル:
粘土粘土

目次

  1. 1.材料と道具
  2. 2.作り方
  3. 3.まとめ

1.材料と道具

sauce supplies

・クッキングシート

・アクリル絵の具(黄土色、こげ茶、赤、紫、黄緑)

・クーピーペンシル(赤、紫、緑)

・クーピー用削り器

・爪楊枝

・木工用ボンド

・スーパーXクリア(エポキシ接着剤、乾くと透明になる接着剤)

・カッター

・デコレーションしたいパーツ(以下、参考マガジン記事)

https://web.croccha.com/magazines/clay_hot_cake_memo_stand

https://web.croccha.com/magazines/butter_cookie_2111

https://web.croccha.com/magazines/clay_waffle

2.作り方

ここでご紹介するデコレーションソースは、パンケーキなどさまざまなスイーツの粘土作品の仕上げに重宝します。ホットケーキメモスタンドの作り方のおさらいを兼ね、メープルシロップのレシピから始めましょう。

クッキングシートにスーパーXクリアと黄土色の絵の具を出します。爪楊枝の先にほんの少しの絵の具を付け、スーパーXクリアと混ぜます。

sauce 01

すぐに固まってしまうので手早く行いましょう。

sauce 02

デコレーションしたいものに塗ります。ここまでが基本のソースの作り方です。

sauce 03

次はジャム風のソースへの応用です。赤色のクーピーを削ります。

sauce 04

削りかすをカッターで細かくします。

sauce 05

メープルシロップと同じように、スーパーXクリアに少量の赤の絵の具を混ぜます。

sauce 06

デコレーションしたいものに塗ります。

sauce 07

削って細かくしたクーピーを振りかければ、いちごソースのかかったパンケーキに仕上がります。

sauce 08

紫のクーピーと紫の絵の具を用いて同様に作れば、ブルーベリーソースに。

sauce 09

緑のクーピーと黄緑の絵の具で作ると、キウイジャムのソースができます。

sauce 10

これでメープルシロップ、イチゴジャム、ブルーベリージャム、キウイジャムのようなデコレーションソースができました。1日程度乾燥させます。

sauce 11

続いて木工用ボンドでチョコレートソースを作ります。作り方自体はメープルシロップやジャムソースと同じです。ボンドに少量の茶色の絵の具を混ぜます。乾燥するとかなり濃い色になるので、この段階では薄めに配合します。

sauce 12

パンケーキに塗って乾かします。

sauce 13

ジャム風のソースはクリアタイプの接着剤だけでなく、木工用ボンドでも作ることができます。

sauce 14

乾く前の木工用ボンドは白いのでいちごクリームのような雰囲気のパステルカラーですが…

sauce 15

チョコレートソース同様、乾くと色が濃くなります。こちらがボンドで作ったソースを数日乾燥させたものです。かなり色が変わりますね。

sauce 16

同じ作り方でいろんなデコレーションソースができました。

sauce 17

3.まとめ

ホットケーキ、クッキー、ワッフル、ドーナツなどなど、さまざまな粘土のスイーツのデコレーションに大活躍のソースの作り方をご紹介いたしました。作り方はどれも一緒。絵の具の色やメディアを変えるだけでメープルシロップ、ジャム風ソース、またはチョコレートソースに応用可能な便利なレシピです。

メディアには、スーパーXクリアと木工用ボンドが向いています。透明タイプのスーパーXクリアを使う利点は、乾燥前と乾燥後の見た目がさほど変わらないことです。絵の具を混ぜる段階で完成した様子を想像することができるので、その点では失敗が少ないと言えるかもしれません。また、透明度も高いので美しい仕上がりも望めます。

ただしスーパーXクリアは乾燥が早いので、ひとたび始めたら素早く作業して仕上げなければならないというプレッシャーも。作り慣れている方なら問題ありませんが、初心者さんにはハードルが高いかもしれませんね。

乾きが遅いのでゆっくりと作業を楽しめるのが、木工用ボンドを使う方法です。これなら初めての方でも安心して進められます。しかもスーパーXクリアに比べると安価です。どのご家庭にも常備されているような普段使いの接着剤なので、改めて材料調達の必要もなさそうです。

しかし乾きが遅いということは、完成まで時間がかかるということにもなります。さらに木工用ボンドは乾燥前は不透明な白色をしているので、絵の具を混ぜただけの段階ではパステルカラー。徐々に乾くにつれて透明度が上がり、色味もどんどん濃くなります。作業時と仕上がりの色合いにかなりの差があるのも、木工用ボンドの弱みと言えます。

スーパーXクリアと木工用ボンド。どちらのメディアにも良し悪しがあります。お好みや用途で使い分けると良いでしょう。

このレシピの優秀なところは、クーピーの削りかすを再利用できるところにもあります。普段は捨ててしまうものを美味しそうに、しかも主役級に蘇らせてしまいましょう。

ホットケーキ、クッキー、ワッフル、ドーナツ…いろいろな粘土パーツを作ってカラフルなソースで楽しくデコレーションしましょう!

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粘土でフェイクフードを作っています。 アイスクリームやアイシングクッキー、お団子など色々なモチーフの...
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