目次
- 1.材料と道具
- 2.作り方
- 3.まとめ
暑い夏が終わり、少し涼しく感じるようになりました。次の季節は読書の秋、芸術の秋、スポーツの秋、そして…食欲の秋ですね!冷たいデザートのまだまだ美味しく感じるけれど、ホットケーキも恋しい季節になりました。
そこでふわふわの質感を感じられるホットケーキを粘土で作ってみました。軽量タイプの粘土を使うので、本物のようにおいしそうに仕上がります。
ふわふわのホットケーキを重ねると、ボリューム感たっぷりの1品になりますよね。今回はその重ねたホットケーキを、飾るだけではなく実用できるメモスタンドに仕立ててみました。メモに目を通すときに可愛いホットケーキも目に入ったら、気分が上がりますよね。
簡単な上に見栄えが良いので、作って飾ってみて欲しい粘土作品です。詳しい作り方と材料をご説明いたします。
・クッキングシート(粘土のくっつきを防ぎます)
・直径1mm前後の針金(ここでは1.2mmを使用)
・軽量粘土
・のし棒
・たたら板(厚さ8mmくらいの木材2本や本2冊等でも代用可)
・たたら板(5mm厚くらい。なくてもOK)
・化粧パフ
・円の型(クッキーやお弁当用の型)
・つまようじ
・スーパーXクリア(エポキシ系接着剤等、乾くと透明になる接着剤)
・ニス
・黄色、黄土色のアクリル絵の具
・太めのマーカー等(針金を巻きつけられるもの)
・筆(絵の具を溶く用)
・筆(ニス用)
・歯ブラシ
・粘土カッター(粘土ベラ)
・定規
・ニッパー、平やっとこ
・ゼリーや豆腐等の空カップ(ニス用)
・絵皿(空カップでもOK)
・粘土板
粘土に黄土色の絵の具を混ぜます。
よくこねます。
8mmのたたら板を置いて均一になるようにのし棒で伸ばします。
型で抜きます。
歯ブラシで軽くたたいて質感を付けます。
側面に2、3本の筋を入れます。これでホットケーキが1個出来ました。同じように何個か作ります。粘土は少し残しておきます。
残しておいた粘土に黄色の絵の具を足して混ぜます。
5mmのたたら板を使って伸ばします。たたら板がない場合はホットケーキよりも薄めに伸ばせばOKです。
ホットケーキのサイズに合わせてバターの形にカットします。今回は8mm角くらいにしました。
数日乾燥させます。
パーツが乾燥したら着色します。黄土色の絵の具を水で溶きます。
化粧パフに絵の具を付け、軽くポンポンとたたいて色を乗せます。
着色が終わったら接着剤を付けて重ねます。真上に重ねてもいいですし、写真のようにずらして重ねても面白いです。
太めのマーカーなどに針金を3周巻きつけ、ホットケーキの高さに合わせてニッパーでカットします。
平やっとこで形を整えます。輪の部分は隙間ができるだけないように寄せます。
針金をホットケーキに刺します。根本部分に接着剤を付けて固定します。
バターを付けます。
次にメープルシロップを作ります。時間が経つと接着剤が固まってしまうので、使うものを準備してから作り始めましょう。
小さめに切ったクッキングシートに接着剤を出します。
爪楊枝の先にほんの少し黄土色の粘土を付け、クッキングシートの上で接着剤と混ぜます。混ざったらすぐにホットケーキにかけます。
1日置いてシロップが乾いたら全体にニスを塗ります。
ニスが乾いたらホットケーキのメモスタンドの完成です!
チョコソースやトッピング等でもデコレーションしてみました。
軽量粘土は軽くて伸ばしやすく、初心者さんにも扱いやすい粘土です。乾燥するとふわっとした感じの質感になるのが特徴です。その仕上がりの特徴を生かして思わず食べたくなってしまうようなホットケーキのメモスタンドを作ることが出来ました。
準備するものが多いと感じられるかもしれませんが、なくてもOKのアイテムもいくつか。型やたたら板をお持ちでなければ、手で形成します。道具を使った場合と違い、素朴な印象のホットケーキになるかもしれませんね。それもまたそれで可愛く仕上がると思います。
今回は3段のホットケーキにしていますが、4段、5段と重ねたり、また直径を大きくしてビッグサイズのホットケーキにしてみてもいいかもしれません。
メープルシロップには、乾くと透明になるタイプの接着剤を使用します。今回はスーパーXクリアを使用しました。100円ショップで手に入るエポキシ系接着剤で作ることも可能です。
デコレーションパーツやデコソースで飾るのもまたよし。最近は100円ショップで色々手に入るので、是非アレンジを楽しんでみてはいかがでしょうか。