作品レシピ
2023年09月14日

丸いシルエットが可愛い!ワンハンドルトートバッグの作り方

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今回は肩掛けも腕掛けもできるワンハンドルトートバッグのレシピをご紹介いたします。荷物がそこまで多くないときにとても使いやすいサイズ感で、ちょっとしたお出かけに最適!袋口にはマグネットボタンを付けて簡単に開閉できるようにしました。丸みのあるマチがポイントの可愛らしいトートバッグです。 

 

トートバッグを作る上で大切なポイントも合わせてご説明いたします。 

 

ジャンル:
ソーイングソーイング

目次

  1. 1.材料と道具
  2. 2.作り方
  3. 3.まとめ

1.材料と道具

〈表布〉   28×34cm 2枚

〈裏布上部分〉 7×34cm 2枚

〈裏布下部分〉23×34cm 2枚

〈持ち手布〉 16×55cm 1枚

〈ポケット布〉10×15cm 1枚

接着芯

マグネットボタン

仮止めクリップ

待ち針

チャコペン

リッパー

ミシン

アイロン

2.作り方

布を裁断します。表布のサイズは28×34cm。2枚用意します。

1

裏面に接着芯を貼ります(接着芯の選び方と貼り方はこちら)。

2

今回、裏布は表布と同じ生地と別柄の生地をはぎ合わせて使います。はぎ合わせずに1枚布を使う場合は表布と同じサイズにカットします。裏布の上部分のサイズは7x34cm。2枚用意します。

3

裏面に接着芯を貼ります。

4

裏布の下部分のサイズは23x34cm。2枚用意します。これらには接着芯を貼りません。

5

持ち手布のサイズは16×55cm。1枚用意します。

6

裏面に接着芯を貼ります。

7

内ポケットはオプショナルです。付ける場合は10x15cmの布を1枚用意します。

7.5

持ち手を作ります。布地を中心に向けて両端から折り込み、4つ折りの紐状にします。

8

端を縫い代2mmで縫います。持ち手幅を4cmにすることで、バッグのシルエットがすっきりします。

9

ポケットを付ける場合は、裏布の上部分と下部分を縫い合わせる前に取り付けます。

9.1

裏布の下部分の布端から4cmのところに付けました。

9.2

裏布の上部分と下部分を中表に重ねて固定します。布柄の向きに注意しましょう。

10

ボタン周りの強度を付けるために、上部分の中心(ボタンを付けるところ)に小さくカットした接着芯を2枚重ねて貼ります。

11

裏布の上部分と下部分を縫い代1cmで縫います。

12

縫い代は上側に倒し、アイロンで形を整えます。

13

縫い代の角を斜めにカットします。

14

際を縫い押さえます。もう1枚も同様に施します。

15

ボタンを付けます。布端の上から3.5cmの位置に中心が来るようにマグネットボタンの座金を置き、左右の穴位置に印を付けます。

16

印に沿ってリッパーでカットします。

17

表面からマグネットボタンを差し込みます。

18

裏面から座金を通し、爪をそれぞれ外側に倒します。もう1枚の裏布にも同様にボタンを付けます。

19

裏布を中表に重ねて固定します。

20

縫い代1cmで左、下、右をコの字に縫って袋状にします。サイドに返し口を作ります。

21

縫い代をアイロンで割ります。

22

底とサイドの縫い目を合わせて6cmのマチを作り、縫い留めます。

23

底の縫い代の中心に向かって両サイドを1cm折ったところを縫い留めます。2回に分けて縫うことをお勧めします。

24

表布を中表に重ねて固定します。

25

縫い代1cmで左、下、右をコの字に縫います。

26

縫い代をアイロンで割ります。

27

裏布と同じ手順で6cmのマチを作ります。底とサイドの縫い目を合わせて6cmのマチを作って縫い、底の縫い代の中心に向かって両サイドを1cm折って縫い留めます。

28

表布に持ち手を仮縫いします。バッグ本体と持ち手を中表に重ねます。持ち手の中心とバッグ本体のサイドの縫い代を合わせ、袋口から持ち手の端を1cm出して固定します。

29

縫い代5mmで仮縫いします。

30

表布と裏布を中表に合わせて固定します。

31

袋口を縫い代1cmで縫います。

32

裏布を中から出します。袋口を中心に向かい合う表布と裏布のマチを重ねて縫い合わせます。

33

余分な布をカットします。反対側のマチも同様に施します。

34

返し口から表に返します。返し口はミシンで閉じましょう。

35

アイロンで袋口の形を整えます。

36

袋口をぐるりと一周縫い押さえます。

37

完成です。

38

3.まとめ

今回は肩掛けも腕掛けもできるワンハンドルトートバッグのレシピをご紹介致しました。袋口にはマグネットボタンを付けているので中の物も取り出しやすく、荷物がそこまで多くないときにとても使いやすいサイズ感です。ちょっとしたお出かけに最適!角のない丸いマチがとてもエレガントなトートバッグです。

表布と同じ柄の布を上部分、裏布の柄を下部分に分けて縫い合わせて1枚の裏布にしました。バッグの内側に見返しが付くのでとても可愛い仕上がりになります。

内ポケットは付けても付けなくても良いですが、鍵などの細かなものを入れることが出来るのでお勧めです。

マチと持ち手の長さを揃えているのでシルエットが綺麗です。持ち手は肩掛けするのに丁度良い長さにしていますが、お好みで長さを調整してショルダーバッグなどにアレンジするのもお勧めです。持ち手の太さに決まりはないので、細くしたり太くしたりアレンジは無限大!

袋口の形をアイロンでしっかり整えることで綺麗に仕上がります。縫い代を割ってアイロンをかけるのは、全体の形を整えるのに大切な作業です。丁寧に施しましょう。

マチの形や持ち手の長さだけでなく、布の種類を変えることで雰囲気も違ってきます。布の色柄を選ぶところからハンドメイドを楽しみましょう。

お出かけには欠かせない存在のワンハンドルトートバッグ。お好みの布を組み合わせて作ってみてはいかがでしょうか?

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