作品レシピ
2025年05月31日

アレンジをめいっぱい楽しむ!キラキラ輝く3パターンのレジン宝石チャームの作り方

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気温も湿度も高く、じめじめとした過ごしにくい季節がやってきました。こんな時期は見た目の清涼感が大切です。そこで今回は爽やかなブルーにアレンジを加え、ひんやりとした印象のキラキラ輝く宝石チャームをレジンで作ってみました。 

 

ベースにするのはホログラム入りのコバルトのカラーレジン。光の角度や加減によって発色の変わるホログラムのおかげでそれだけでも十分に美しいレジンチャームになりますが、今回はさらにアレンジを楽しみます。メタルチャームやグリッター、グラデーションに2層仕上げと、レジンの楽しみを存分に味わいます。 

 

できたチャームはイヤリングやネックレス、またはキーホルダーなどに。涼しげな気持ちにさせてくれるようなレジンの宝石チャーム3種類の作り方のご紹介です。 

ジャンル:
レジンレジン

目次

  1. 1.材料と道具
  2. 2.作り方
  3. 3.まとめ

1.材料と道具

・作家のためのレジン

・調色パレット

・着色剤 いろどろっぷ ファンタジーカラー(コバルトブルー)

・竹串

・鉱石モールド

・ミックスホログラム

・月と星のメタルパーツ

・ピンセット(アクセサリー工具セット)

・グリッター(ホワイト)

・紙ヤスリ

・ヤスリ

・ピンバイス

・ヒートン

・クリップ

・丸カン

・カニカン

・鈴丸ビーズ6ミリ(クリア)

・UV-LEDライト

2.作り方

作家のためのレジンを使います。

gems 01

着色レジンを作ります。パレットにレジン液を入れます。

gems 02

コバルトブルーの着色剤を使います。

gems 03

お好みの量の着色剤を加えます。

gems 04

調色スティックまたは竹串の先などでやさしく混ぜます。

gems 05

鉱石風のパーツが作れるモールドを使います。

gems 06

着色レジンをモールドの3割程度まで流し入れます。

gems 07

モールドを傾けて着色レジンを全体に行き渡らせたら硬化します。

gems 08

ミックスホログラムを使います。

gems 09

先に作ったカラーレジンにコバルトブルーの着色剤を1滴追加します。

gems 10

調色スティックまたは竹串の先などでやさしく混ぜます。

gems 11

ミックスホログラムを着色レジンに混ぜます。

gems 12

ミックスホログラム入りの着色レジンをモールドの半分程度まで流します。

gems 13

モールドを傾けて全体に行き渡らせ、斜めの状態で硬化します。

gems 14

モールドの8割程度までレジンを流し入れます。モールドいっぱいまで入れると大きなバリのようなものができてしまいますので、あくまでも8割程度になるよう注意しましょう。レジンを入れたら硬化します。

gems 15

モールドから取り出します。

gems 16

横から見たパーツです。

gems 17

正面から見たパーツです。

gems 18

続いては2つめのパーツの作り方です。月と星のメタルパーツを使います。

gems 19

モールドにごく少量のレジンを流します。

gems 20

レジンの上に月と星のメタルパーツを乗せます。ここでは向きに注意する必要があります。モールドの底が表面になりますので、メタルパーツの表側を下に向けて乗せましょう。配置したら硬化します。

gems 21

レジンを7~8割程度まで流します。

gems 22

着色レジンを数滴レジンの上に落とします。

gems 23

竹串で軽く混ぜてマーブル模様にしたら硬化します。

gems 24

モールドから取り出します。

gems 25

このようにできました。

gems 26

最後に3つのパーツの作り方です。モールドの7割程度までレジンを流し入れます。

gems 27

ホワイトのグリッターを使います。

gems 28

竹串でグリッターを少量取り、レジンに混ぜて硬化します。

gems 29

着色レジンをモールドの8割程度まで流し入れたら硬化します。

gems 30

モールドから取り出します。

gems 31

このようにできました。

gems 32

バリができている場合は処理します。

gems 33

紙ヤスリでモールドの注ぎ口部分にできたバリを削って平らにします。

gems 34

削りかすをティッシュなどで取り除きます。

gems 35

注ぎ口部分が窪んでいる場合はレジンを少量流します。

gems 36

竹串で全体に行き渡らせ、平らに均したら硬化します。

gems 37

ピンバイスで穴を開けたい箇所をヤスリで削って平らにします。

gems 38

ピンバイスで穴を開けます。

gems 39

穴にレジン液を少量付けます。

gems 40

先の細いツールまたは竹串などで穴にレジンを馴染ませます。

gems 41

ヒートンを挿し込み硬化します。

gems 42

仕上げのコーティングをします。

gems 43

容器に入れたコーティング液にレジンパーツを浸し、全体を覆います。

gems 44

余計なコーティング液を落として硬化します。2度浸けするとさらにきれいに仕上がります。よりツヤツヤにしたいときにはおすすめの方法です。

gems 45

カニカンやビーズなどを丸カンで繋げば宝石チャームの完成です。

gems 46

3.まとめ

高温多湿の今の時期は、じめじめとして本当に過ごしにくいもの。そこで気分だけでも爽やかにと、ブルーの色合いが涼しげな宝石チャームを3パターンの方法で作ってみました。コバルトの清涼感、封入材のきらめき、そしてレジンならではの透明感とツヤのおかげで初夏に持ち歩きたいキラキラ輝く宝石チャームになりました。

3パターンのレシピには、ミックスホログラムを加えたブルーのカラーレジンを共通で使用しています。モールドも同じものを選んでいますが、それぞれにアレンジを加えたのでどれも表情の違ったチャームに仕上がっています。

ひとつめの宝石チャームは、ミックスホログラムのみ。光の加減と角度によって7色に発色する華やかなホログラムなので、これだけでもその美しさと存在感が際立ちます。着色剤とホログラムを同系色にすることによって統一感と上品さが生まれます。

奥行きを出すため、2層仕上げにしたところもこのレシピの特徴のひとつです。まず最初に薄く着色したレジン液をモールド全体に行き渡らせ、その後ホログラム入りの着色レジンにする際にさらに着色剤を追加して一段濃くしてから2層めを流し入れます。そうすることで奥行きが生まれ、横から見ても美しい宝石チャームになります。

2つめのレシピには、メタルパーツを入れました。月と星のゴールドのメタルパーツは、シンプルチャームのアクセントに最適です。イエローの色味の強いゴールドがブルーの背景に映え、夏らしさを演出します。

作業の途中でメタルパーツが動かないよう、最初にモールドの底部分に少量のレジンを付けて貼り付けて硬化してから残りのレジンを注ぎ入れます。メタルパーツの向きにもご注意が必要です。モールドの底ができあがりパーツの表面になるので、月と星のメタルパーツは表側を伏せるようにして貼り付けます。2層めは軽く混ぜてグラデーションにしています。

3つめの宝石チャームには、グリッターを使用。粒子の細かい品のあるホワイトのグリッターを選んだので過剰にギラギラせず、落ち着いた大人の雰囲気になりました。ホワイトのグリッター入りのクリアレジンと最初に作った共通のミックスホログラム入りのコバルトの着色レジンでの2層仕上げにしています。

同じベースにさまざまなアレンジを加えてアクセサリー作りが楽しめるのもレジンのいいところ。しっかりと計画して取り掛かるもよし、行き当たりばったりでフリースタイルで楽しむのもよし。キラキラをたくさん揃えて夏のレジンアクセサリー作りに備えましょう!

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