ぷっくりツヤツヤ！甘酸っぱい！レジンのいちごチャームの作り方

1．材料と道具

作家のためのレジン

作家のためのレジン着色剤

球体モールド

調色パレット

調色スティック

UV-LEDライト

平やっとこ

エンボスヒーター

レジンクリーナー

ピンセット

Tピン

花座

ラメ

2．作り方

着色レジンを作ります。調色パレットまたは適当な容器を用意し、マスキングテープで埃を取り除きます。

透明のレジン液を流し入れます。

レジン液を赤に着色します。

赤の着色剤を1滴落とし入れます。

調色スティックでムラが無くなるまでしっかりと混ぜます。

エンボスヒーターで温めて気泡を抜きます（詳しくはこちら）。気泡を抜いたら冷まします。

球体モールドの1番小さい直径8mmのところに赤の着色レジンを流し入れ、60秒硬化します。

裏返して60秒硬化します。

太さ0.6mmのTピンを用意します。

レジンパーツの真ん中に赤の着色レジンを少量塗り、Tピンを添えて60秒硬化します。

Tピンの周りに赤の着色レジンをたっぷり塗り、ピンを補強しながら球体に整えます。

60秒硬化します。

球体を逆さまの雫のようないちごの形にします。球体の半分くらいまで赤の着色レジンに浸してゆっくり引き上げます。

浸した部分を下にした状態で硬化します。

これを2、3回繰り返し、きれいな逆さまの雫の形に整えます。

お好みの形になったら、置いた状態で120秒硬化します。

ラメでいちごの種を表現します。いちごのサイズがかなり小さいので、立体的なブリオンなどよりも平らなラメの方がきれいに仕上がります。

いちごを水平に4等分した1列につき、ラメを4つずつ乗せるとバランスが良くなります。ラメの大きさにもよりますので、様子を見ながらお好みの配置にしましょう。

ラメを置く場所に透明のレジン液を少量付け、ラメを乗せて30秒硬化します。一気に行わずに1粒ずつ施しましょう。上から見たり、位置をしっかり確認するようにしましょう。

2列目は1列目に乗せたラメの間に置きます。

その他の列も同様に施し、全体にラメを乗せて硬化します。

平やっとこでヒートンを掴み、持ち手を輪ゴムで固定します。

コーティングします。透明のレジン液をエンボスヒーターで温めます。サラサラにすることでレジンの付きすぎや塗りムラを防ぐことが出来ます。

透明のレジン液にいちごパーツを浸します。

余分なレジンをしっかりと落とし、先端を少しだけ下にしてくるくると回しながら120秒硬化します。

置いた状態で両面をそれぞれ120秒硬化します。

花座といちごパーツを組み合わせます。お好きなデザインや大きさのものを用意しましょう。

花座をピンに通し、苺パーツに押し付けるようにして少しだけ丸めます。

ピンを横に折り曲げ、7mmくらいを残してニッパーでカットします。

残ったピンを丸やっとこで丸めます。

完成です。

3．まとめ

甘くてかわいい、見るだけでときめくようないちご。スイーツとして食べるだけでなく、ハンドメイドモチーフとしても大人気の果物です。今回はそんなキュートないちごを、ぷっくりツヤツヤなレジンチャームにするレシピをご紹介いたしました。特別なモールドがなくても球体モールドを使用していちごの形に整えていくレシピなので、初心者さんでも気軽にチャレンジしていただけます。

いちごらしいフォルムは、球体の土台にカラーレジンを少しずつ重ねて逆さまの雫に成形します。赤く艶やかな表面とつぶつぶのラメでリアルないちごの質感を表現しています。

いちごのパーツにラメを置くときは、レジン液を少量だけ使うことが大切です。多すぎるとラメがズレたり沈んだりしてしまうため、1粒ずつ慎重に乗せましょう。配置の際は、真正面や真上から見てバランスを確認するのがポイントです。斜めからだと整って見えても、正面から見るとズレていることがあります。

2列目以降は1列目のラメとラメの間に置くと自然な並びになり、よりリアルないちごの質感が出ます。また、ラメを1粒乗せるごとに軽く硬化させるとズレにくく、きれいに仕上がります。焦らず丁寧に進めるのがコツです。

色味を変えて他のベリー風にしたり、ラメの配置を変えたりとアレンジは自由自在。アクセサリーとしてはもちろん、バッグチャームやキーホルダーにアレンジするのもおすすめです。ぷっくりツヤツヤで甘酸っぱいいちごチャーム、ぜひ作ってみてはいかがでしょうか？