目次
- 1.材料と道具
- 2.作り方
- 3.まとめ
細編みでエコたわしや小物入れが作れるようになったら、次は段ごとに違う色の毛糸を使ってストライプに挑戦してみたくなるのでは?ホワイト、ネイビー、レッドのマリンカラーのアクリル毛糸を使って、夏っぽい爽やかなエコたわしを作りました。
作り方は基本のエコたわしとほとんど同じ。ここでは段を上る際に色を変えるプロセスにフォーカスしています。
・アクリル毛糸(2色以上)
・かぎ針
・糸切りばさみ
・とじ針
色を変えるまでの最初の数段は、基本のアクリルたわしの作り方と同じです。ループを作って…
希望の幅になるまでくさり編み。私は大判にしたかったので、18目編んでいます。
色を変えるまでの3段を細編みしました。
くさり編み、細編みについては、スワッチの作り方にて詳しくご説明しています。
色を変えたい段の前の最後の編み目にかぎ針の頭を入れたところです。
この場合で言うと、3段めの18目です。
通常通りに毛糸を時計と反対周りにぐるりと引っ掛けて…
かぎ針の頭に近い方のループのみから引き出して、かぎ針に2つのループが残ったところです。
このタイミングで別の色の毛糸を引き入れます。
かぎ針にかかっている最初の毛糸(ホワイト)のループ2つから、次の毛糸(ネイビー)を一気に引き出します。
ここからは通常通りの細編みの段の上がり方と一緒です。時計と反対周りにぐるりと毛糸を引っ掛けて…
引き出して、くさり編みをひとつ。これは段を上がる時のハシゴの役目のくさり編みで、目数としては勘定しません。
くるりとひっくり返して、編んだくさりが右側に来るように編地を持ち替えます。
ここからはネイビーの毛糸で普通の細編みです。ホワイトの毛糸はカットせず、そのままにしておきます。
5目編んだところ。
最後まで(18目)編んで、折り返して、18目編んで毛糸の色を変えたところに戻ってきました。かぎ針のかかっている2つのループから一気に引き出すステップの直前で、ネイビーからホワイトの毛糸に持ち替えます。
ホワイトの毛糸をぐるりと引っ掛けて…
ネイビーのループ2つから一気に引き出します。
上の段に上がるハシゴ代わりのくさりをひとつ編んで…
編地をひっくり返して、次の段を編みます。ネイビーの毛糸は切らずにそのままにしておきます。
ホワイトの毛糸で18目編んで折り返し、さらに18目編んで戻ってきたところ。最後の目にかぎ針の頭を差し入れて…
時計と反対周りにぐるりと毛糸を引っ掛けて…
かぎ針の頭に近い方のループのみから引き出してホワイトのループが2つかかっている段階で…
待機していたネイビーの毛糸に持ち替えます。
この方法で、偶数の段数(2段、4段、6段…)であれば糸端の処理をせずにストライプを編むことができます。
最後までストライプでも良いですが、私は半分無地のデザインにしたいのでここでカラーの毛糸をカットします。
希望のサイズになりました。
フックにかけられるよう、くさり編みでフープを作ります(作り方は、基本のエコたわしの作り方にてご説明)。
とじ針で糸端を処理。
夫からのリクエストで、大きな手でもガシッとつかめる大判のエコたわしが出来ました。
細編みは簡単だし、アメリカではこういった台所雑貨が意外と高いので、安価なアクリル毛糸で手作りする方がうんと経済的。何より小回りが効いてザルの隙間やティーポットの注ぎ口の内側にも届き、とにかく茶渋が面白いほどよく落ちる!IHクッキングヒーターにこびりついた汚れ取りにも適していて、そういえばエコたわしを使うようになってからクリームクレンザーの出番がほとんどありません。
すっかりエコたわしのファンになりましたが、難点がひとつ。ガーベッジディスポーザルに入っているのに気づかず、うっかりガーっと回してボロボロにしてしまうのです。主に夫の老眼のせいですが、汚れが目立たないようにとグレーや茶系で編んでいたのも一因かな?と思い、あえて真っ白のエコたわしを作ってみました。
夏カラーで3枚、さて、どれくらい持つことやら?