目次
- 1.材料と道具
- 2.作り方
- 3.まとめ
以前、お米を媒体にしたサシェをご紹介いたしましたが、このたびもまた、いつも家にある身近で安価な材料とエッセンシャルオイルを合わせたアロマクラフトです。
クッキーやケーキ、ブリトルなど、我が家でよく作るお菓子に必ず必要なベーキングソーダ(重曹)。脱臭、洗浄、研磨効果に優れていることから、市販のカーペットクリーナーやキッチン・バス用洗剤、歯みがき粉などの材料にもなっています。
エッセンシャルオイルを使ったアロマクラフトにおいても、ベーキングソーダは定番アイテムです。バスソルト、バスボム、フットスクラブ、フェイシャルマスクなどなど、さまざまな形で使います。
今日ご紹介するのは、瓶に詰めるだけのかんたんホームメイド脱臭剤。爽やかな柑橘系のエッセンシャルオイルも混ぜて、芳香剤も兼ねた置き型バスルーム用デオドライザーの作り方です。
・ベーキングソーダ(重曹)1/2カップ
・(お好みで)エッセンシャルオイル 30滴
・スプーン
・保存瓶(または空き瓶)
・コットン等の薄手の布地
・布用印つけペン
・ハサミ
メインの材料は、ベーキングソーダ(重曹)。アメリカではスーパーの製菓材料コーナーにありますが、日本だとそれ以外に小麦粉や片栗粉などの粉物類と一緒に置かれていたり、お漬物材料の棚にある場合も多いそうです。100円ショップでも取り扱われているようです。
冷蔵庫内の脱臭剤として箱ごと入れて使う人が多いので、箱の側面には開封した日から30日後の日付を入れる空欄があります。冷蔵庫の食品の美味しさをを保つため、30日ごとに交換しましょう、ということです。
バスルームに箱のまんま置くのはちょっと避けたいので、保存瓶や空き瓶を使って手作りしましょう。
布地をカットします。ふたのサイズがあれば十分です。
私は同時に2つ作るので2枚カットしましたが、ひとつなら1枚あればOKです。
布地の上にふたを置き、印つけペンでなぞります。
複数作る場合は、1枚だけ印をつけて布地を重ねると手間が省けます。
付けた線に沿ってハサミで丸くカットします。
2枚同時にカット終了。
シワや折り目が気になる場合は、アイロンをかけます。
瓶にベーキングソーダを入れます。
入れる量に決まりはありませんが、ここでは1/2カップ(約120g)を基準にいたします。
瓶に入れます。エッセンシャルオイルを使わない場合は、ふたをするプロセスへ。
エッセンシャルオイルは、フローラル系、スパイス系、ウッド系など、お好きな香りを。1種類でも、ブレンドしても良いでしょう。私はライム、レモン、スウィートオレンジと、爽やかな柑橘系のフルーツのオイルを組み合わせます。
1/2カップのベーキングソーダに対し30滴くらいがちょうど良いと思いますが、お好みで増減します。エッセンシャルオイルの量は「○滴」と、アプリケーターからぽたりと落ちる回数で示されることが多いのですが、ここで注意したいのが、けっして勢いよくボトルを振らないこと。ボトルを静かに傾け、自然に落ちるのを待ちます。
ペパーミントも足して、さらに爽やかに。
オイルを入れたら、使い捨てスプーンなどでかき混ぜます。
ペパーミントがちょうど空になったので、もうひとつの方にはこの間買ったスペアミントを。おなじみのガムの香りがします。
かき混ぜます。
ふたがある場合は、閉めてシャカシャカ振ってもいいかも。
よく混ざったら、布のふたを被せます。
その上からリングを重ねて...
ひねって閉めれば...
ホームメイド芳香&脱臭ポットのできあがりです。
それぞれのバスルームに置いて、ペパーミントとスペアミントの違いを楽しみます。
いつも家にある材料で作れるかんたん消臭剤。バスルームだけでなく、下駄箱の中などに置いても効果的です。エッセンシャルオイルはあってもなくても脱臭効果に変わりはないので、食事をする場所やそれこそ冷蔵庫内で使う場合はプレーンが良いと思います。
30日経って効果が薄れたら、我が家ではカーペットクリーナーとして使います。かたまりがあったらつぶしてさらさらにして、カーペットにまんべんなく振り掛け、数時間後に普通に掃除機をかけて吸い取るだけ。寝る前に振り掛けて翌朝、またはお出かけ前に撒いておいて帰宅後に掃除機、という感じで、長時間放置するとより有効です。
身近な素材でアロマクラフト!楽しみましょう。