目次
- 1.材料
- 2.作り方
- 3.まとめ
段の途中で糸を変える方法さえ覚えれば、みんな大好きなギンガムチェック柄を編み込むことだって可能です!ブランケット、キッチン・バスマット、コースターなど、サイズ違いでいろいろ作れます。
実用的で練習サイズにちょうどいいエコたわしを作ってご説明いたします。
・白の毛糸
・同じ色相で濃淡違いの毛糸2色(ここでは薄いグレーと濃いグレーを使用)
・かぎ針
・糸切りばさみ
・とじ針
薄い方の色の毛糸で最初のくさり編みをします。
くさりの数は、マスの目数の倍数。ここでは1マスのサイズが3目x3段なので(オレンジのブロック)、くさりの数は3の倍数ならなんでもOKです。
ちょっと大判のエコたわしにしたいので、21目のくさり編みから始めます。
立ち上がりのくさりをひとつ編み、細編みを2目入れます(基本の細編みはこちら)。
3つ目のくさりにかぎ針の頭を入れて…
毛糸をかけて…
引き出します。
かぎ針にループが2つかかっているところで…
白の毛糸を引き入れます。
ここから白の毛糸で細編みをするのですが、グレーの毛糸は切らず編み目に包み込んでいきます。次のくさりにかぎ針の頭を入れた時、グレーの毛糸がその上にくるように進行方向側に倒します。
最初のくさり編みと進行方向側に倒したグレーの毛糸を束ねるように一緒に持ち、かぎ針の先に白の毛糸を引っ掛けて…
引き出します。
次のくさり目にも同様に細編みを入れます。
グレーの細編み3つ、白の細編み2つが入ったところです。
3つめ細編みの途中、かぎ針に白の毛糸のループが2つかかっているところでグレーの毛糸に持ち替えます。
グレーの毛糸をかけて引き出します。
次のくさり目にかぎ針の頭を入れたら、白の毛糸がその上に来るように進行方向側に倒し、グレーのくさりと白の毛糸を束ねるように一緒に持って細編みします。
3つめの細編みの途中、グレーの毛糸のループが2つかぎ針にかかっているところで白の毛糸にスイッチ。
これを繰り返し、1段目の最後まで編みます。
2段めと3段めもグレー3目、白3目、グレー3目…の順に編み、3段めの最後の白のブロックが終わったところで白の毛糸をカットします。糸先は後でとじ針で処理します。
3段めの最後、グレーの毛糸のループが2つかかっているところで濃い方のグレーの毛糸を引き入れます。
立ち上がりのくさりをひとつ編み、最初の編み目にかぎ針の先を入れたら薄いグレーの毛糸がその上に来るように進行方向側に倒し、細編みを2つ入れます。
3つめの細編みの途中、濃いグレーのループが2つかぎ針にかかっているところで薄いグレーの毛糸にスイッチ。
薄いグレーの毛糸を引き出し、濃いグレーと編地(白のブロック)を束ねるように一緒に持って細編みを2つ入れます。
薄いグレーのループが2つかぎ針にかかっているところで濃いグレーの毛糸にスイッチ。
濃いグレー3目、薄いグレー3目…と繰り返し、4段めの最後まで編みます。
5段めと6段めも、濃いグレー、薄いグレー、濃いグレーの順に同様に編み、6段めの最後、濃いグレーのループが2つかかっているところで薄いグレーの毛糸にスイッチします。
濃いグレーの毛糸はここでカットしても良いですが、編地の端で終わるより途中の方が処理しやすいので、数針編み包みます。
薄いグレーの細編みの3つめの途中で…
濃いグレーの毛糸をカットしました。糸先はあとでとじ針で処理しても、細編みで包んで行っても、どちらでもOKです。
3つめの細編みの途中、薄いグレーのループが2つかぎ針にかかっているところで白の毛糸を引き入れます。
白で細編みを2つ入れ、3つめの途中でグレーにスイッチします。
これを合計3段編むと、ギンガムチェックらしき柄が現れます。
最後の白のブロックで白の毛糸をカットします。
段の最後まで来たら、濃いグレーを引き入れます。
次は4〜6段めと同じ編み方(濃いグレー3目、薄いグレー3目、濃いグレー3目…)。
これを繰り返して好みの長さになるまで編み、最後に編み始め、編み終わり、途中で色を変えた時の糸端をとじ針で処理します。
ギンガムチェックのエコたわしができました。
基本中の基本の細編みでギンガムチェック柄が編めるなんて、驚かれましたでしょうか?糸を変えるタイミングさえ掴めれば、どなたでも編むことができます。
途中で色の順番が混乱しそうな場合は、お手持ちのハンカチやエプロンなど、ギンガムチェック柄のアイテムをそばに置いておくとガイドになります。私はいつもそうしています。
エコたわしサイズで練習して、ぜひ大物にチャレンジしてみてください!