目次
- 1.材料と道具
- 2.作り方
- 〈クリアフープピアスの作り方〉
- 〈べっこう風フープピアスの作り方〉
- 3.まとめ
人気のピアスを作りたいけど、理想の形のモールドに出会えない…なんてこと、よくありませんか?今回はカジュアルの定番、フープピアスの作り方をご紹介いたします。
使うのはフープ型ではなく、なんと指輪モールド!そのままレジンを流し入れて固めればぐるりと「O」の輪っか状になるところ、モールドの4分の3だけを埋めて「C」の形に。そう、意図的に一部を欠けさせることでフープピアスのパーツにするわけです。
今すぐ欲しい透明感のある涼し気なクリアのデザインと、秋口のファッションにふさわしいべっこう風の茶系マーブル模様の2種類のフープピアスの作り方をお見せしたいと思います。やり方さえ分かれば、着色レジンの使い方次第で色々な雰囲気のピアスに応用可能です。
レジンに慣れている方はもちろん、初心者さんにも是非チャレンジしていただきたいレシピです。
・作家のためのレジン
・着色剤
・指輪モールド
・小さい平らなモールド
・調色パレット
・調色スティック
・UVライト
・平皿付きピアスパーツ
・ニッパー、やっとこ
・輪ゴム
調色パレットまたは適当なモールドにレジンを少量入れます。
指輪モールドを手前に少し傾けた状態でレジンをモールドの3~4割くらいまで入れます。
モールドの裏側などの平らな面で指輪モールドを半分覆います。
しっかりと押さえた状態で立て、モールドの半分までレジンを調色スティックを使って1滴ずつ垂らし入れます。
立てたまま120秒硬化します。硬化熱でレジンが熱くなるので、ある程度ライトを当てたら手を放しましょう。
覆いとして使ったモールドを外します。指輪モールドに半分残した空の部分の3分の1をレジンで埋めます。
モールドの平らな部分で再び覆います。作りたいフープの形に合わせて覆う位置を調節しましょう。覆いの端が円の中心を通るように押さえると綺麗な形に仕上がります。
モールドを立ててレジンを垂らし入れます。
先程と同じように立てた状態で硬化します。
モールドから外し、バリを取り除きます。
端が凹んいるので、レジンを塗って平らにします。凹みがなくなるくらいの少量で構いませんが、端を丸く仕上げたい場合はぷっくりと塗りましょう。
60秒硬化します。
反対側も同様にレジンを塗り、120秒硬化します。
端の角が尖っているので、ヤスリやニッパーで処理します。
平皿付きのピアスパーツにレジンを少量付けます。
端にそっと乗せて120秒硬化します。
平やっとこでピアスを挟み、持ち手を輪ゴムで固定します。
レジンでコーティングします。レジンが垂れても良いようにモールドを下に置いて作業しましょう。ピアスパーツを覆うように塗ると外れにくくなります。
塗り漏れがないように丁寧に施し、余分なレジンをしっかり落とします。
くるくると回しながら120秒硬化します。
置いた状態で120秒硬化し、ひっくり返して更に120秒硬化します。
完成です。
着色剤を用い、薄い黄色、茶色、そして黒の3色のカラーレジンを作ります。ベースカラーを1色とアクセントカラーを2色用意しましょう。
モールドなどに立てかけ、指輪モールドを傾けて置きます。ベースカラーとなる薄い黄色の着色レジンをモールドの2〜3割くらいに入れます。
茶色と黒の着色レジンを縦に沈めるように入れ、軽く叩くようにして混ぜます。途中でベースカラーも混ぜるとより立体的なマーブルに仕上がります。モールドを立てた時に下に流れるので、アクセントになる着色レジンはできるだけ上の方に入れましょう。
平らなモールドで半分覆い、立てた状態でベースカラーを少しずつ垂らし入れます。
120秒硬化します。
覆いを外したら向きを変えて再び斜めに置き、残した空の部分の半分をベースカラーとアクセントカラーのレジン液でマーブル状に埋めます。
モールドの平らな面で覆い、立てた状態でベースカラーを少しずつ垂らし入れます。
硬化します。
クリアフープのピアスと同様に金具を接着すれば完成です。
100円ショップで気軽に買える指輪のモールドを使ったフープピアスの作り方をご紹介いたしました。そのままレジン液を流して固めれば、ぐるりと360度の輪っか状のパーツができる指輪モールド。その4分の3だけをレジンで埋めれば「C」の形に変身!という発想から生まれたフープピアスのレシピです。
指輪モールドにレジンを入れて硬化する際、平らなモールドが円の中心を通るように押さえると綺麗な形に仕上がります。作りたいフープの形に合わせてモールドで覆う位置を調整しましょう。
硬化してモールドから外すと端が凹んいるので、レジンで平らになるように施しましょう。凹みがなくなるくらいの少量で構いませんが、端を丸く仕上げたい場合はぷっくりと塗るとよいでしょう。
透明感のあるクリアフープピアスは、今からの季節にぴったりな涼し気な作品に仕上がりました。レジンを着色する工程がないので、初心者の方でも簡単に挑戦できます。
今回は応用としてべっこう風のピアスも作りましたが、黒とグレーや青と水色などのお好きなカラーを使用するとまた違った作品になります。ベースカラーを1色、アクセントカラーを2色用意することがポイントです。
べっこう風は繋ぎ目も違和感なく、綺麗なマーブル模様に仕上がりました。茶色と黒の着色レジンを縦に沈めるように入れて、軽く叩くように混ぜましょう。途中でベースカラーも混ぜるとより立体的にマーブルに仕上がります。後ほどモールドを立てた時にレジンが下に流れるのでアクセントになる色はできるだけ上の方に入れましょう。
ピアスだけでなく、パーツを変えてお好みのアクセサリーに加工して色々なデザインを楽しみましょう。コーデのワンポイントとして大活躍のフープピアス。ぜひ作ってみてはいかがでしょうか?