作品レシピ
2024年07月06日

ソフトレジンの利点を最大限に活かして作るひんやりデザート!あじさいカラーのゼリーパフェの作り方

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じめじめとした季節の到来です。湿気と高温にやられて毎日ぐったり…そんな時はさっぱりとした冷たいデザートが欲しくなるものです。今回はそんな憂鬱を吹き飛ばすような爽やかカラーのゼリーパフェをレジンで表現してみました。 

 

このレシピの最大のポイントは、ソフトレジンを使用したところ。硬化後の収縮率がほぼゼロであることと固めた後も普通のはさみでサクサクと切れるのが、先月発売されたばかりの作家のためのレジンのソフトタイプの利点です。 

 

その特徴を活かして作ったのが、この時期にぴったりなあじさいカラーのひんやりゼリーパフェ。必要な道具や材料とともに詳しい作り方をご説明いたします。 

 

ジャンル:
レジンレジン

目次

  1. 1.材料と道具
  2. 2.作り方
  3. 3.まとめ

1.材料と道具

・作家のためのレジン ソフトレジン

・調色パレット

・作家のためのレジン 着色剤(オーシャン、パープル、ブラック)

・竹串

・エンボスヒーター

・ミニチュアカップ(パーツクラブ)

・クリアファイル

・耐震マット

・ヘアピン&ヘアクリップモールドD

・はさみ

・デコホイップ(清原)

・ピンセット(アクセサリー工具セット)

・竹ビーズ

・ピンバイス

・ヒートン

・接着剤

・キーホルダーパーツ

・鈴丸ビーズ

・丸カン

・UV-LEDライト

2.作り方

先月発売された作家のためのレジンソフトタイプを使います。

jelly 01

調色パレットを2つ用意し、それぞれにソフトタイプのレジンを流し入れます。

jelly 02

作家のためのレジンの着色剤で色を付けます。今回使うのは、3色。オーシャンとパープルと…

jelly 03

そしてブラックの着色剤を使います。

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パレットのひとつにはオーシャンとブラックを、もうひとつのパレットにはパープルとブラックの着色剤を加えます。

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調色スティックまたは竹串などでよく混ぜます。

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必要あればエンボスヒーターで気泡を飛ばします(やり方はこちら)。

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ミニチュアカップを使います。

jelly 08

耐震マットにミニチュアカップを乗せて固定します。作った2色のカラーレジンのうちのブルー系の方をカップの底から3割程度まで流し入れます。作家のためのソフトレジンは収縮がほぼありませんので、カップの中で縮むことなくきれいに仕上がります。

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カップの中にレジンを流し入れたら、硬化します。これで1層めのできあがりです。

jelly 10

次は2層めを作ります。パープル系の着色レジンをカップの6割程度まで流します。

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6割程度まで流し入れたら硬化します。

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3層めは、ブルー系の着色レジン。カップいっぱいまで流します。

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カップいっぱいまで流し入れたら硬化します。

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薄型の棒状のモールドを使います。これはヘアクリップの形成を目的としたものですが、似たような形状をしていればどんなデザインでも構いません。

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ブルー系の着色レジンをモールドの半分程度まで流します。

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続いてパープル系の着色レジンをモールドいっぱいまで流し入れ、硬化します。

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できたパーツをモールドから取り出します。

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ソフトレジンならではの柔らかいパーツが完成しました。

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ソフトレジンで作ったパーツは、普通のはさみで簡単にカットできます。まずは扱いやすくするために長さを半分にカットします。

jelly 20

次は縦半分にカットして細長くします。

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細長くしたら、先からどんどんはさみを入れて小さな四角形にカットします。小さなキューブ状のパーツがたくさんできました。今回はこれをカットしたゼリーに見立てます。

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カップの方も収縮することなくきれいに硬化ができました。

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デコホイップを使います。

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絞り口を付けます。

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カップの上に絞ります。

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デコホイップが乾かないうちに先ほどカットしたゼリーパーツを乗せます。

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バランスよく美味しそうに乗せましょう

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竹ビーズをストローに見立てます。

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ゼリーとゼリーの間に竹ビーズを挿し込みます。

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48時間乾燥させます。

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ピンバイスでデコホイップの一部に穴を開けます。

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ヒートンに接着剤を付けます。

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穴にヒートンを挿し込み、丸1日乾かします。

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キーホルダーパーツや鈴丸ビーズを丸カンでつなげれば完成です。

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3.まとめ

じめじめとした梅雨の到来です。こんな時期は、気持ちも体もさっぱりとするような冷たいスイーツが欲しくなるものです。そこで今回は、レジンの透明感を活かしたひんやりゼリーパフェを作ってみました。寒色系で見た目も涼しげ!これなら梅雨を乗り切ることができそうです。

このレシピの最大のポイントは、作家のためのレジンのソフトタイプを使用したところにあります。先月新発売されたばかりのこのソフトタイプのレジン液の利点のひとつは、収縮率がほぼゼロということです。

今回のレシピのようにカップに流し入れて仕上げる場合、レジンによく見られる収縮が起こると剥がれてしまったりギャップが生じたりしてしまうことがあります。作家のためのレジンのソフトタイプは縮まないので、その心配がありません。

もうひとつの特徴は、硬化しても柔らかいままであることです。普通のはさみで簡単に切ることができるくらい柔らかいのです。なので薄型のモールドに流し入れて固めたパーツを小さなキューブ状にカットしたものをひと口大のゼリーピースに見立てることができました。

レジンを使ったアクセサリー作りは1年中楽しめますが、透明であることの魅力を最大限に引き出すことができる夏こそがハイシーズン!じめじめを吹き飛ばすような爽やかな作品をレジンで表現してみるのはいかがでしょうか。ひんやりゼリーパフェは最適なモチーフです。

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もりもと まきこ
もりもと まきこ
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