フレンチジェネラルとリバティプリントが可愛い！ミニミニ巾着バッグの作り方

1．材料と道具

フレンチジェネラル生地

リバティプリント生地

接着芯

仮止めクリップ

断ちばさみ

お好きな紐

定規

ペン

ミシン

アイロン

2．作り方

布を裁断します。表布のサイズは12×12cm。2枚用意します。

裏面に接着芯を貼ります（接着芯の選び方と貼り方はこちら）。

裏布のサイズは12×12cm。2枚用意します。

紐通し口の布のサイズは8cmx10cm。2枚用意します。

裏面に接着芯を貼ります。

持ち手用布のサイズは4cmx16cm。2枚用意し、お好みで裏側に接着芯を貼ります。

30cmくらいの紐を2本用意します。今回はワックスコードを使用します。

最初に紐通し口を作ります。紐通し口の布を中表に半分に折り、輪から1cmの位置に印を付けます。

印の上を縫います。

縫い代を折って表に返し、目打ちなどを使って角を出し、形を整えます。もう1つも同様に作ります。

輪から1cmのところを縫います。

表布に紐通し口を仮縫いします。表布を半分に折り、中心が分かるように切り込みを入れます。

表布と紐通し口の中心を合わせて重ね、縫い代5mmで縫います。

次に持ち手を作ります。持ち手布の中心に向けて両側から2つ折りにし、4つ折りの紐状にします。

サイドを縫い代2mmで縫います。もう1つも同様に作ります。

表布に持ち手を仮縫いします。表布の中心から左右にそれぞれ2cmのところに持ち手をクリップで固定します。

縫い代5mmで仮縫いします。もう1つの持ち手も同様に仮縫いします。

表布を中表に重ねて固定し、底を縫い代1cmで縫います。

裏布を中表に重ねて固定し、返し口を残して底を縫い代1cmで縫います。

表布と裏布の余分な縫い代を斜めにカットし、縫い代を開きます。

袋口を縫い合わせます。表布と裏布を中表に重ねて固定し、縫い代1cmで縫います。縫い代は斜めにカットしましょう。

表布同士、裏布同士を合わせて固定し、縫い代を表布側に倒します。表布の布端から5cmの位置に印を付けます。

マチを作るため5cmの印のところを避け、サイドを縫い代1cmで縫います。

サイドと底の縫い目を合わせて2cm折り込み、4cmのマチを作ります。

裏布を間に挟んで固定します。

縫い代1cmで縫います。

返し口から表に返し、ミシンで縫い閉じます。

袋口を整えて縫い押さえます。必要な場合はアイロンを使用しましょう。

紐通し口に紐を通して端を結べば完成です。

3．まとめ

ソーイング初心者さんでも気軽に挑戦できる、ミニミニサイズの巾着バッグの作り方をご紹介いたしました。ころんとした形がまるでチューリップのお花のような、とっても可愛いデザイン。必要な生地サイズも小さいので、別のソーイングプロジェクトで残ったはぎれを活用するのにもおすすめです。

ミニサイズでありながら、紐通し口、持ち手、マチなど、覚えておきたいバッグ作りのテクニックが詰まっています。なので、まだソーイングを始めたばかりという方にとってはいろいろ学べるレシピと言えるでしょう。

今回使ったのは、リバティプリントとフレンチジェネラル。どちらも人気のあるブランドです。リバティプリントの可憐な小花柄が憧れの生地という方もいらっしゃるのではないでしょうか。今回はそのリバティプリントの花柄を表地に使用し、裏地にはレトロな柄とアンティーク調の色合いが特徴的なフレンチジェネラルを合わせました。

巾着バッグなので、紐で袋口を絞るデザインです。ここではワックスコードを使っています。紐は細い方が使いやすいのでおすすめです。布の色柄に合わせてお好きな素材や色の紐を選ぶと良いでしょう。紐で袋口をきゅっと絞るとまるでチューリップやウサギのようにも見えて、ころんとした姿がとても可愛い巾着バッグです。

お気に入りの生地を活かしたミニミニサイズの巾着バッグ、ぜひ作ってみてはいかがでしょうか？