ころんとした姿が可愛い！半球モールドだけでできる小さなレジンのネモフィラの作り方

1．材料と道具

作家のためのレジン

作家のためのレジン着色剤

・ライトブルー、白

調色パレット

調色スティック

UV-LEDライト

エンボスヒーター

ニッパー

半球モールド

ジェルネイル

爪楊枝

マスキングテープ

ペン

両面テープ

2．作り方

レジンを着色します。調色パレットまたは適当な容器を2つ用意し、マスキングテープで埃を取り除きます。

それぞれに透明のレジン液を流し入れます。

容器のレジン液をライトブルーと白に着色します。

1つにはライトブルーの着色剤を、もう1つには白の着色剤をそれぞれ1滴入れます。

調色スティックでムラがなくなるまでしっかりと混ぜます。

エンボスヒーターで温めて気泡を抜きます。気泡を抜いたら冷まします。

半球モールドの底に白のカラーレジンを2滴ほど入れて120秒硬化します。

半球モールドのふちに花びらを作るための目印を付けます。5等分の間隔でライトブルーの着色レジンを点で乗せ、60秒硬化します。

目印を頂点にライトブルーの着色レジンで花びらを描き、60秒硬化します。真ん中の白いレジンに色が付かないように注意しましょう。

合計5枚の花びらを描いて硬化します。

気になる部分があれば、必要に応じて着色レジンを足して花びらの形を整えます。

飛び出たレジンや気になるところをニッパーでカットして形を整えます。

小さく切った両面テープをレジンパーツの裏に貼り、ふた付きのペンなど先端が平らな棒状のものに接着します。

形を整えた際にできた凹凸ができているので、花びらの内側に着色レジンを薄く塗ってコーティングします。

くるくると回しながら120秒硬化します。

花の中心の白い部分に白の着色レジンを塗って薄くコーティングし、120秒硬化します。

ジェルネイルを用いておしべを描きます。キャロットオレンジと黒のジェルネイルを混ぜて茶色を作ります。

モールドのふちやシリコンマット等をパレット代わりに、それぞれの色のジェルネイルを少量出して茶色を作ります。

花の中心に線を5本描いて硬化します。

完成です。

3．まとめ

ころんと可愛い小さなネモフィラをモールド1つで作る方法をご紹介いたしました。1粒をピアスや指輪にしたりたくさん作ってブローチやブレスレットにしたりなど、様々なアクセサリーにアレンジできるパーツです。材料も工程も少なめなので、レジン初心者さんにもぜひチャレンジしていただきたいレシピです。

お花の形成には、おなじみの半球モールドを使用します。フリーハンドで花びらを描くため、目分量ではバランスが取れないかもしれません。そこでモールドのふちに目印を付けてから描きます。ライトブルーの着色レジンを半球モールドの縁に5等分の間隔で乗せればOK！その目印を頂点にして花びらを描けば均一なお花が作れます。

フリーハンドで描くので、花びらの輪郭がいびつになったり部分的に欠けたりする恐ればあります。そんな時は部分的に着色レジンを足して硬化し、飛び出たレジンや気になるところをニッパーでカットして花びらの形を整えます。その際にできる凹凸は、花びらの内側に着色レジンを薄く塗ってコーティングすればなめらかに埋まります。

ディテールは手軽にジェルネイルを使って加えました。花の中心のおしべは、茶色で描きます。茶色のジェルネイルがあればそれを、もしもお持ちでなければオレンジと黒を混ぜれば作れます。

今回はネモフィラに仕立てるため、ライトブルーと白の着色剤を使用しています。しかし色を変えるのが容易なのもレジンアクセサリー作りの良いところ！ピンクや赤1色にすれば梅の花のように仕上げることもできます。季節やお好みに合わせ、着色から楽しめるのがこのレシピです。

レジンで作るころんと可愛い小さなネモフィラ。さまざまなアクセサリーに加工できます。半球モールドがあればできるので、ぜひ気軽にチャレンジしてみてはいかがでしょうか？