目次
- 1.材料と道具
- 2.作り方
- 3.まとめ
すっかり暖かくなり、すでに夏を感じる日もちらほら…季節が巡るのは意外と早いものですね。動くとちょっぴり汗ばむくらいのこの頃、ひとあしお先に涼し気なアクセサリーが作りたくなってしまいました。夏向けのデザインの代表といえば、海レジン!4月にして、早くも海面模様と星の砂のレジンのキーホルダーのレシピのご紹介です。
海レジンの作り方は、動画やマガジンで何度かお伝えしています。人気のテクニックなので、どなたも一度はチャレンジしたことがあるのではないでしょうか。今回はそんな海レジンを、従来とはちょっと違ったやり方で作ります。とてもシンプルなスクエアの海パーツをパールやゴールドでおめかしした、大人の女性の持ち物にふわさしいレジンキーホルダーです。
詳しい作り方をご説明いたします。
・作家のためのレジン
・スクエアモールド
・竹串
・星の砂
・調色パレット
・作家のためのレジン 着色剤(オーシャンクリームソーダ、ホワイト)
・エンボスヒーター
・カーテン用のふさかけフック
・耐震マット
・クリアファイル
・ピンセット・平やっとこ(アクセサリー工具セット)
・ガラス玉
・パール
・英字シール
・シェルのメタルパ-ツ
・ヤスリ
・紙ヤスリ(#400・#1000)
・ピンバイス
・ヒートン
・クリップ
・コーティング液
・キーホルダー金具
・丸カン
・鈴丸ビーズ(クリア・マット)
・UV-LEDライト
本体の形成に使用するのは、薄型のスクエアモールド。
作家のためのレジンを使います。
モールドいっぱいになるようにレジン液を流し入れます。
気泡があれば取り除きます。
星の砂を封入します。
スクエアの一角に集めるように入れます。
バランスよく配置したら、硬化します。
着色レジンを作ります。パレット2つにそれぞれレジン液を入れます。
作家のためのレジン着色剤を使います。
ひとつのパレットにはオーシャンとクリームソーダの、もうひとつのパレットにはホワイトの着色剤を加えます。分量はお好みで調整しましょう。
調色スティックや竹串などでそれぞれよく混ぜます。
必要あればエンボスヒーターで気泡を飛ばします(やり方はこちら)。
固めたパーツをモールドから取り出します。
星の砂入りの透明のスクエアレジンパーツができました。
耐震マットの上に乗せて固定します。
ブルー系の着色レジンをレジンパーツの上にラインを引くように乗せます。
スクエア全体にラインを乗せます。
次にブルーのライン以外の部分に透明レジンを流します。
全体をカバーします。
レジンパーツを手で持ち、いろんな角度に傾けながらラインを動かして自然な水面模様を作ります。好みの模様になったら硬化します。
水面模様ができました。
次はホワイト系の着色レジンのラインを引きます。最初に描いたブルーの水面模様からずらすように引きましょう。
全体をカバーします。
白のライン以外の箇所に透明レジンを流します。
全体に乗せます。
パーツを傾けてレジン液を動かし、自然な水面模様にしてから硬化します。
ガラス玉とパールにレジン液を付け、パーツに乗せます。
バランスよく配置しましょう。
続いて英字シールを貼ります。
次はシェルのメタルパ-ツで飾ります。
シェルのメタルパーツにレジンを付け、シールの横に乗せて硬化します。
裏側にレジンを流してぷっくり盛ります。
竹串で全体に行き渡らせ、硬化します。
表裏の角全体をヤスリで削り整えます。
削った箇所を#400の紙ヤスリで擦ってなめらかにします。
擦った箇所を#1000の紙ヤスリでさらにきれいに仕上げます。
ピンバイスで穴を開けます。
穴にレジンを流します。
竹串で穴の中の空気を抜き、レジンでいっぱいにします。
ヒートンを挿し込みます。
ヒートンの根元にレジンを付けます。
竹串でヒートンの根元にレジンを絡めて硬化し、しっかり固めます。
仕上げのコーティングをします。
ヒートンの根元までしっかりコーティングします。
余分なコーティング液を落として硬化します。この作業をもう1度繰り返し、うるつやに仕上げます。
このようにできました。
丸カンでキーホルダー金具とレジンパーツを繋げば完成です。
従来のやり方とはちょっぴり違った方法で海レジンパーツを作ってみました。先に透明のパーツを作り、その上に着色レジンのラインを張り巡らせて模様を描くという手順で仕上げるレシピです。できたスクエアパーツをビーズと共に金具に繋ぎ、爽やかなキーホルダーに仕立てました。
土台となるパーツは、着色剤を入れずに透明のままのレジン液で形成します。今回はより海らしさを表現するため、星の砂を封入。全体ではなく、右上のコーナーのみに集中させてデザイン性をアップさせています。
固めてモールドから取り出した透明の本体パーツの上に、2色の着色レジンのラインを巡らせて水面模様を表現します。最初はブルー系の着色レジン。ラインを引いたらそれ以外の部分に透明のレジン液を流し、手で持ち上げてぐるりと傾けながら模様を動かして自然にします。
いったん硬化し、さらにその上に2色めのホワイトの着色剤で同様にラインを描いてそれ以外の箇所に透明レジンを流して広げます。ブルーとホワイトのラインをずらして引くことにより、奥行きとリアル感を強調することができます。
ベースはとてもシンプルな海レジンなので、ガラス玉、ブリオン、ゴールドの英字シール、そしてシェルのメタルパーツで上品な煌めきを追加しました。色味を抑えたので、大人の女性が持ち歩いても素敵なキーホルダーになりました。サマーレジンの季節はこれから!ぜひ作ってみてほしいアイテムです。