作品レシピ
2024年11月16日

着色剤の配合次第で上品な大人の雰囲気に!見え隠れするお花がかわいらしい、100均モールドで作るくすみカラーのレジンキーホルダー

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100円ショップで見つけた新しいモールドを使って大人デザインのお花のキーホルダーを作ってみました。上品に仕上げる秘訣は、くすみカラー。やや子供っぽくなりがちなミルキーカラーの着色レジンも、少しくすませることで大人の持ち物に。お手持ちのベーシックカラーの着色剤で作れます。 

 

ニュアンスのあるくすみがかったミルキーレジンに見え隠れする小さなお花がかわいらしい、普段使いにぴったりのシンプルキーホルダー。特殊なテクニックも道具も要りませんので、初心者さんでも安心してチャレンジできるレシピです。 

 

必要な材料等含め、詳しい作り方をご説明いたします。 

ジャンル:
レジンレジン

目次

  1. 1.材料と道具
  2. 2.作り方
  3. 3.まとめ

1.材料と道具

・作家のためのレジン

・作家のためのレジン ぷっくりタイプ

・モールド(ダイソー)

・調色パレット

・作家のためのレジン 着色剤(パープル、オーシャン、ホワイト、ブラック、ブラウン)

・竹串

・エンボスヒーター

・ドライフラワーセット 12種類

・ピンセット(アクセサリー工具セット)

・ヤスリ

・カーテン用のふさかけフック

・耐震マット

・英字シール

・コーティング液

・UV-LEDライト

2.作り方

こちらのモールドを使います。

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作家のためのレジンを使います。

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調色パレット2つにそれぞれ作家のためのレジンを流し入れます。

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作家のためのレジンの着色剤で色を付けます。

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左のパレットにはホワイトとパープルとブラックの着色剤を、右のパレットにはホワイトとオーシャンとブラックの着色剤を加えます。

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調色スティックまたは竹串の先などでやさしく混ぜます。好みの色にするためにさらに左上のパレットにはホワイトとブラウンの着色剤とレジンを、右のパレットにはホワイトとブラウンとオーシャンの着色剤を加えます。これでくすんだカラーの着色レジンができます。

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調色スティックまたは竹串の先などでやさしく混ぜ、必要あればエンボスヒーターで気泡を飛ばします(やり方はこちら)。

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ドライフラワーを封入します。

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小さいお花はそのまま、大きいお花は封入しやすいように小さくちぎって使います。お花を着色レジンに入れ、竹串などで優しく混ぜます。

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エンボスヒーターでお花から出た気泡を飛ばします。

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モールドいっぱいになるようにお花入りの着色レジンを流し、硬化します。

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モールドから取り出します。

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パープルのひとつめのパーツができました。

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もう1色のお花入り着色レジンも同様にモールドいっぱいになるように流し、硬化します。

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モールドから取り出します。

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ブルーのパーツもできました。

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ドライフラワーがレジンパーツから飛び出している場合は、ヤスリで削ります。ふちのバリも削って滑らかに整えましょう。

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できたレジンパーツを耐震マットに乗せて固定します。

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ピンセットなど先の尖ったものを用い、英字シールを貼ります。

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作家のためのレジンぷっくりタイプを使います。

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レジンパーツの表面に盛ってぷっくりさせます。

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丸カンを通す穴にレジンが流れないように注意しながら竹串で全体に行き渡らせ、硬化します。

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コーティングをします。

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裏面と側面にコーティング液を塗り、硬化します。

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表面にはコーティング液を中央に多めに垂らします。

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コーティング液が側面に垂れないように注意しながら竹串で全体に行き渡らせます。フロッキーチップで全体に行き渡らようとすると側面にもコーティング液がついてしまい、美しく仕上がりません。竹串を用いてコーティングし、硬化します。

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丸カンでキーホルダーパーツを繋げれば完成です。

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3.まとめ

くすみがかったミルキーカラーの着色レジンで作るお花のデザインのキーホルダーのレシピをご紹介いたしました。色付けに使うのは、いつものベーシックカラーの着色剤のセット。配合次第でニュアンスのあるくすみカラーにすることができます。

上品さのある大人カラーのミルキー風にするには、作った着色レジンにブラックやブラウンをほんの少し追加します。明るめのミルキーカラーだとどうしてもこどもっぽい印象になりがちですが、くすませることでしっとりと落ち着いた雰囲気のレジンパーツが仕上がります。

今回は作った着色レジンにドライフラワーを封入しました。不透明なレジンにうっすらと見え隠れするお花がとてもかわいいデザインです。着色レジンと同系色のドライフラワーを混ぜ合わせるのもオススメです。

今はさまざまな色味の着色剤が手に入りますが、配合を上手に行えば基本のカラーのセットでも十分に違った雰囲気が楽しめます。ブラックやホワイトを追加した不透明なカラーレジン液は紫外線が通りにくいため未硬化の恐れがありますが、作家のためのレジンの着色剤なら心配ありません。レジンを主成分とした特殊な着色剤なので、不透明なミルキーカラーに作ってもしっかりと硬化することができます。

着色剤の配合次第で自由自在に色遊びができるのがハンドメイドレジンアクセサリーの醍醐味のひとつです。いろいろ試してご自分のお好みの色味を見つけ出してみてはいかがでしょうか。

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