100円ショップのドライフラワーを使った同系色が上品な本格レジンパーツの作り方

1．材料と道具

・作家のためのレジン　通常タイプ

・作家のためのレジン　ぷっくりタイプ

・作家のためのレジン着色剤（ホワイト、ブラウン、レッド、クリームソーダ、ブラック）

・ドライフラワーアソート（100円ショップ）

・調色パレット

・ピンセット（アクセサリー工具セット）

・竹串

・エンボスヒーター

・モールド（ダイソー）

・クリアファイル

・ヤスリ

・耐震マット

・ヒートン

・ペン型LEDライト

・洗濯ばさみ

・コーティング液

・UV-LEDライト

2．作り方

100円ショップで購入したドライフラワーのアソートメントを使います。

使う分だけ取り分けます。

気泡対策をします。調色パレットに入れたドライフラワーにレジン液を入れ、全体を浸します。

お花が浮いてきたら、調色スティックまたは竹串の先などで押し下げてレジン液の中に沈めます。すっかり浸ったら10分ほど暗所で放置します。

するとお花から気泡が浮かび上がってきます。

出来た気泡をエンボスヒーターで飛ばします。

飛ばし切れなかった気泡がある場合は、竹串などですくいとります。

楕円型のシリコンモールドの2箇所を使います。

それぞれにモールドの半分ぐらいの高さまでレジン液を注ぎます。

ひとつには、レジンに浸して下準備をしたドライフラワーを封入します。

色やサイズを考慮し、バランスよく配置しましょう。

次にカラーレジン液を作ります。作家のためのレジンの着色剤を配合し、好みの色合いに着色します。

クリアファイルをカットしたものをパレット代わりにして、使う色の着色剤を少量置きます。

竹串でかき混ぜます。

もう1箇所のモールドに注いだレジン液にふわっと混ぜ入れ、硬化します。

モールドいっぱいにレジン液を注ぎます。

竹串の先などで伸ばして全体に行き渡らせ、硬化します。

モールドから取り出します。

カラーレジンとお花入りの2つのパーツができました。

寒色系のドライフラワーを選び、ブルーバージョンも作りましょう。

使う分だけ取り出します。

気泡対策としてレジン液に浸します。ドライフラワーには、気泡の出やすいものとそうでないものとがあります。あまり出ない場合は、目に見える気泡だけ竹串ですくいとります。

モールドの2箇所に半分ぐらいまでレジン液を注ぎます。

ひとつには、お花を封入します。

お好みのデザインになるようバランスよく配置しましょう。

作家のためのレジンの着色剤で好みの色のカラーレジン液を作ります。

クリアファイルをカットしたものの上に着色剤を出します。

竹串でよく混ぜます。

モールドに注いだレジン液にふわっと混ぜ入れ、硬化します。

モールドいっぱいになるようにレジンを注ぎます。

全体に行き渡らせ、硬化します。

モールドから取り出します。

ブルーとお花入りの楕円パーツができました。

バリを削って形を整えます。

クリアファイルをカットしたものに耐震マットを貼り付け、その上に平らな面を上に向けてパーツを固定します。

レジン液を少々置きます。

ピンセットでヒートンを固定し、ペン型LEDライトでレジンパーツに貼り付けて硬化します。

作家のためのレジンのぷっくりタイプで仕上げます。

レジンパーツの平らな面にぷっくりと盛ります。

竹串で全体に行き渡らせ、硬化します。

最後にコーティングをします。

全体にまんべんなくコーティング液を塗り、硬化します。

完成です。

3．まとめ

同系色でまとめられたドライフラワーのアソートメント2種類を使い、100円ショップで揃えたとは思えないような本格的なレジンパーツを作ってみました。

品よく仕上げるためのコツは、たくさんの封入材をぎゅっと詰め込むのではなく少量のお花をレジンの中で泳ぐように散らすこと。クリアな部分を多くすることにより、より涼しげなパーツとなります。

今回はドライフラワーのカラーに合わせたレジンパーツも同時に作ってみました。それぞれ別のアクセサリーに仕上げても、またはセット使いにしても素敵です。同系色でまとめると落ち着きが生まれるので、大人向けの作品にぴったりです。イヤリングやピアスなどを左右で違うデザインにするのもかわいいですよね。

レシピそのものは至ってシンプル。基本中の基本の作業のみで作れます。材料も100円ショップで調達できますので、初心者さんのファーストプロジェクトとして最適です。このゴールデンウィークに何か新しい趣味に挑戦してみたい、という方にもぜひおすすめしたいレジンパーツです。

ヒートンを付けて仕上げるので、ペンダントトップやブレスレットのチャーム、それに揺れるピアスなど、用途に合わせて容易にアレンジすることができます。パールやビーズなどの異素材との組み合わせも楽しそう！

同系色でまとめたアクセサリー作り。ぜひ次のハンドメイドタイムに取り入れてみてはいかがでしょうか。