プランナーブックマークの作り方/タブパンチボードの使い方

1．材料と道具

・ペーパー
・ペーパートリマー（またはカッター）
・タブパンチボード
・コーナーラウンダーパンチ（必要あれば）
・ホールパンチ
・ハサミ
・ラベルライター（タブにラベルを貼る場合）

2．作り方

気に入って買った今年の手帳には…

今月や今週のページが分かるタブやディバイダーの類が一切ありません。

そこで、手持ちのパターンペーパーでブックマークを作ります。

ひとつはマンスリーカレンダーに、もうひとつはウィークリーページに。

タブパンチボードを使います。

必要なペーパーは、手帳のサイズにより異なります。タテの寸法は、手帳のタテの長さプラス0.75インチ。私の手帳は8.25インチなので、9インチの長さにカットしています。ヨコの長さは手帳の幅以内なら自由です。

タブパンチボードの本体に小さなペグがついています。これを外して…

パンチの下にセットします。これがペーパーのストッパーになります。

ペーパーのタブを付けたい側の角を、セットしたペグに寄せるようにパンチに差し込みます。私はペーパーの右側にタブを入れたいので…

ペーパーを裏返してパンチに差し込みます。

左上の角を押し付けるように固定し、パンチします。

片側にタブの形のカットが入りました。

ストッパーのペグを外し、なくさないよう定位置に戻します。

パンチの右側のベースには、大、中、小の3サイズのガイドが彫られています。希望のサイズのガイドにタブ型にカットした角をぴったり合わせます。私は一番小さいサイズのタブのガイド線に合わせて…

パンチ。

ペーパーの右肩にタブができました。次は余分をカットします。

ボードの上側のフラップにペーパーを差し込みます。

この丸いつまみの部分が…

カッターになっています。

丸い突起部分をフラップのレールにはめ込んで、左右にスライドさせます。

余分なペーパーがカットされ、ブックマークの形になりました。

ブックマークの角を丸めます。タブパンチボードにもコーナーラウンダーパンチの機能はありますが…

直径が私の手帳の角より小さいので…

コーナーチョンパーという別のツールで丸めました。

次に、リングにかけられるようホールパンチで穴をあけます。

パンチ穴は、お使いの手帳によってサイズや形、間隔が違いますので、それぞれに合わせた方法であけます。

私はザッターのバインドイットオールを使います。

穴をあけたら…

切り込みを入れます。ポケットフォルダーを作った際はしっかりと固定したいのでスリットを入れただけでしたが、ブックマークは月ごとまたは週ごとに移動させたいので、切り込みを2箇所ずつ入れてカットアウトし、ギャップを作ります。

これで付け外しがしやすくなります。

タブ付きブックマークのおかげで今月のカレンダーの位置がパッと開けるようになりました。

ウィークリーページのブックマークは、タブの位置が重ならないように幅を広くし、右寄せに。

幅を広くすると、一時的に付箋を貼ったりできるダッシュボードのような役目も果たします。

必要あれば、ラベルを作ります。

はみ出した部分はパンチボードでカットできます。

粘着性があるので、パウダーツールでペタペタをなくしてから…

ガイドに合わせてパンチ。

ラベル入りタブの付いたブックマークができました。

これで今月のカレンダーと今週のページをすぐに開くことができます。

3．まとめ

付箋やシール式のタブ（インデックス）でも手帳のブックマークは可能ですが、これから1年使うとなると移動させられるブックマークの方が便利だと思い、手作りしてみました。タブパンチボードがあればとても手軽に作れます。

手帳は毎年季節になると売り場を埋め尽くすくらい数多くの種類が並びますが、なかなか完璧！というものには出会えないものですよね。妥協できないポイントだけしっかり抑え、あとは手持ちの素材やツールでハンドメイド、というのもひとつの手ではないでしょうか。

私の手帳のカスタマイズはまだまだ続きます。手帳ライフ、楽しみましょう！