目次
- 1.材料・道具
- 2.作り方
- 3.まとめ
3月は卒園・卒業式の季節。
入園・入学した時はあんなに小さかった子供達がすっかりたくましい顔つきになり、成長を実感する瞬間ですよね。
そんな大切な門出にぴったりのサークル桜ブローチを手作りしてみませんか。
満開の桜をイメージしたブローチはお祝いのシーンに華を添えてくれますよ♪
今回は桜の花のパーツもプラ板で作ります。1つ1つ 手で色を塗ることで濃淡が生まれ、繊細で美しい仕上がりになります。
親子で楽しみながら作って、お揃いで付けても素敵ですね。
・折り紙1枚
・プラ板(257×364mm、厚さ0.3mm)1枚
・紙ヤスリ(細目#280~#800がお勧めです)
・クレパス(白色、赤色)
・つやだしニス
・ドーナツ型シャワーブローチ1個
・縫い針
・テグス(0.2mm)
・丸小ビーズ(金色)16個
・つぶし玉1個 (あれば)
・接着剤
・ペン
・スパチュラ
・ハサミ
・エンボスヒーター (なければ魚焼きグリルやオーブントースターでも大丈夫です)
・粘土板(エンボスヒーターを使用する際にあると安心です)
・ペンチ
桜の花の型紙を折り紙を使って作成します。
次に プラ板をヤスリで擦っていきます。傷をつける事でクレパスの色が乗りやすくなります。
表面が白くなればOKです。
桜の花の型紙の上にプラ板をのせ、スパチュラ(先の尖ったもの)で輪郭をなぞります。
ペンでなぞっても良いのですが、着色の前にペン跡を消さなければならないのでスパチュラを使用しました。
ハサミでカットします。1つのブローチに必要な花は16個ですが、念の為多めに作っておくことをお勧めします。
ヤスリで傷をつけた面にクレパスで色をつけます。最初は白色です。
こんな感じで大胆に!
一旦指を使って馴染ませます。
中心に赤いクレパスを少し塗ります。
再び指を使って馴染ませます。中心を濃く花びらの先にいく程薄くすると綺麗な花になります。
中心に直径約2mm程の穴を開けておきましょう
着色した面が下になる様に置いてエンボスヒーターで熱を加えます。エンボスヒーターが無ければ魚焼きグリルやオーブントースターでも大丈夫ですよ。
プラ板の動きが落ち着いてほぼフラットになったら加熱を止めます。この時点でかなり熱いので火傷に十分ご注意ください。
粗熱が取れたら花びらの先端を手で少し曲げておきます。こうすると、より、桜の花らしく見えます。
花の外側(着色した面)につやだしニスを塗ります。
桜の花のパーツが出来ました。
いよいよシャワー台に花をつけていきます。
シャワー台を外します。
テグスは2本どりで使用します。針にテグスを通し両端を揃えて固結びし、針にビーズを1つ通します。
シャワー台の裏側から表側に針を通します。
ビーズが穴に引っかかって止まってくれます。
『花のパーツ→金色のビーズ→花のパーツ』の順に針を通します。
そして先程出した穴の隣の穴に針を通します。これを繰り返します。
隣同士の花が少し重なるようにつけていきます。
内側に8個ついたら次は外側です。内側の花と花の間にバランスよくつけていきましょう。
外側にも8個の花がつきました。
テグスの端は結んで処理しても良いですが、つぶし玉があると便利です。
テグスの緩みが心配な方は裏側に接着剤を塗っておくと安心です。
さあ、完成は目の前です。
台座のツメの付近にテープを貼っておくと傷防止になります。
シャワー台と台座を合わせ、テープの上からペンチでツメを曲げてしっかりと固定します。
テープを取ったら完成です!
今回は桜の花のパーツを手作りする事で世界にたった1つ、誰ともかぶらない自分だけの特別なブローチが出来ます。
卒園・卒業式のシックなスーツはもちろん…。
入園・入学式の華やかなスーツにも…。
いつものスプリングコートにも…。
シンプルなカーディガンにも…。
色々なシーンで長く使っていただけるブローチなので、ぜひ楽しみながら作って頂けると嬉しいです。