目次
- 1.材料と道具
- 2.作り方
- 3.まとめ
大人気のシェイカーキーホルダーを、100円ショップで手に入るものだけで作ってみました。ネットでお買い物ができない…そんな方でもご近所で簡単に必要なものを揃えてレジンアクセサリー作りが楽しめます。レジン好きさんにとっては本当に良い時代になりました!
100円ショップでの売り場の比較的大きいネイル用品などで代用しているものもあるので、初心者さんには難易度の高いところもあるかもしれません。でもポイントとコツをさえ押さえれば大丈夫!詳しくご説明しますので、安心して挑戦していただけます。
可愛いうさぎとくまのレジンのシェイカーキーホルダーの材料と作り方です。
レジン液
立体レジン液
着色剤(ゴールドラメ入り)
着色剤(ライトピンク)
UVライト
シェイカーモールド
調色パレット
調色棒
ネイル用シリコンブラシ
ジェルネイル用トップコート
ラミネートフィルム
パレット
封入材
・パール
・星ビーズ
・その他ブリオンなど
装飾パーツ
・アルファベットシール、ハートと星のパーツ
・ブリオン
ヒートン
丸カン
バッグチャーム
グラスファイル
やっとこ
シリコンマット
ピンセット
反射ミラー
レジン台
押しピン
ペン
モールドのてっぺんに押しピンを刺します。
調色パレット2つにそれぞれレジンを入れます。
レジンを着色します。ひとつにはゴールドラメ入りの着色剤を、もうひとつにはクリアピンクの着色剤を入れます。
調色棒でムラが無くなるまでよく混ぜます。
モールドのフレーム部分に着色レジンを流し入れます。
調色棒の細い方を使ってモールドの角に溜まっている気泡を取り除きます。時間をかけて丁寧に施しましょう。
モールドの縁についているレジンを取り除きます。
100均のライトはワット数が低いので、長めに硬化します。反射ミラーとレジン台の上にモールドを置き、4分照射します。レジンショップのものであれば半分以下の時間で硬化できます。
クリアのレジン液をモールド全体に流します。チューブタイプのレジンは量の調節が難しいので注意が必要です。
レジンを端までしっかりとならし、気泡を丁寧に取り除きます。今回使用しているクリアレジンは粘度が高いため、放置するだけでは完全には消えません。根気強く調色スティックで取り除きましょう。
4分間硬化します。裏面も同じく4分間硬化します。
穴をレジンで埋め、ヒートンを差し込んで硬化します。
シリコンマットを敷いて作業します。オイル注入用の溝と気泡で空いた穴を残りの着色レジンで埋め、2分間硬化します。
着色レジンで埋めた箇所をやすりで削って平らにします。
粉をティッシュで拭き取り、残りはテープで取り除きます。
お好きな封入物を入れます。細かなパーツはパレットに出して作業しましょう。
ラミネートフィルムのザラザラしている面を表側に使います。ラミネートフィルムをパーツに直接乗せてペンで輪郭の外側をなぞるか、または型紙を作って転写します。
線に沿ってカットします。大きさが丁度よいか確認しましょう。
少量のレジンをパレットに出し、調色棒でフレームに薄く塗ります。
ラミネートフィルムをそっと乗せ、ピンセットの先で軽く押さえて貼り付けます。
2分間硬化します。
クリアのレジン液を流してシリコンブラシで全体に薄く広げます。ラミネートフィルムのマットな表面がこれでクリアになります。先の細いブラシが適しています。
お好みに表面を装飾しましょう。今回はネイル用のアルファベットシールをバランスよく貼り付け、パーツやブリオンも使用しました。
2分間硬化します。
立体レジン液でリボンを作ります。もったりとしているので、細かな形も作ることができます。調色棒の先でリボンのシワを表現します。
くまにはハートの形の耳を描きます。
2分間硬化します。
側面をコーティングします。側面の凸凹をやすりで削り、粉をしっかりと拭き取ります。
レジン用のコーティング剤を塗って硬化します。ジェルネイル用のトップコートを使う場合は、塗り終えたら30分ほど乾かします。後者はマニキュアのように固まるのが早いので、難易度が高めです。あればコーティング剤をおすすめします。
両面をぷっくりと仕上げます。クリアのレジンを流し、シリコンブラシで端まで丁寧に塗り広げます。
シールやパーツの隙間にある気泡を調色棒でなぞって取り除きます。
5分間硬化します。
裏面も同様にぷっくりと仕上げます。
キーホルダーに加工します。強度を上げるために丸カンを2つ取り付けます。やっとこなどの工具には、手芸用と記載されているものがアクセサリー向きでおすすめです。
完成です。
大人気のシェイカーキーホルダーを100円ショップで手に入るものだけで作ってみました。ネットでお買い物できない…そんな人でも簡単に必要なものを揃えて楽しくレジンできる、今はいい時代です!ネイル用品などで代用しているものもあるので初心者さんには難易度の高いところもありますが、ポイントとコツを掴めば問題なく作ることができると思います。
普段のレジンのレシピで使用しているライトのほとんどは、36W以上と強めです。しかし100均のライトは6W程度と弱いので、今回はいつもの倍以上の硬化時間を要しています。レジンショップのライトがあれば時間を短縮することができます。
ヒートンを取り付けて仕上げる作品には、通常パーツが完成してからピンバイスで穴を開けます。しかし今回は最初にモールドに押しピンを刺してからレジンを流し入れたので、穴あけの工程を省略することができました。先の尖ったピンバイスで安定させにくい形のパーツに穴を開けるのは少々危ないので、心配な方にはこの方法がおすすめです。
チューブタイプのレジンは量の調節が難しいので注意しましょう。
気泡は調色棒の細い方の先を使い、時間をかけて丁寧に取り除きます。今回使用しているクリアレジンは粘度が高いため、放置するだけでは完全には消えません。少しずつ確実に調色棒で取り除きましょう。
ラミネートフィルムのザラザラとしている面を表にして作業しましょう。ラミネートフィルムなので表面がマットですが、クリアレジンを塗ることでクリアになります。フィルムのカットは、最初に型紙を作ってラミネートフィルムに転写するとより良いかと思います。
側面コーティングにはライトでの硬化が不要のジェルネイル用トップコートを使用しました。側面を全て塗ったら30分ほど放置して乾かしましょう。マニキュアのように固まるのが早いので難易度が高いです。硬化が必要なジェルネイル用トップコートがあればそちらを使うとよいでしょう。
立体レジン液でリボンとハートを作りました。もったりとしているので細かな形を作ることができます。
キーホルダーに加工する際、強度を付けるために丸カンを2つ取り付けました。やっとこなどの工具は、手芸用と記載されているものがアクセサリー向きでおすすめです。
100円ショップで手に入るものだけで作ることのできる大人気のシェイカーキーホルダー。ぜひ作ってみてはいかがでしょうか?